インデックス投資は本当に初心者におすすめなの? 購入前にデメリットも理解しておこう
配信日: 2023.01.15
本記事では、インデックス投資の概要と、注意したいデメリットについて解説します。購入前に最後まで読み、理解を深めておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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インデックス投資とは
インデックス投資とは、市場の指数との連動を目指して運用する投資方法です。株式市場には値動きを示す指数がありますが、これらはインデックスと呼ばれています。
例えば、日本の東京証券取引所で使われている指標の中では、日経平均株価(日経225)とTOPIX(東証株価指数)という2種類のインデックスが有名です。
日経平均株価(日経225)は、東証一部上場銘柄の中で代表的な225社の株価を平均した指数。TOPIX(東証株価指数)は、東証一部上場の全銘柄を対象に平均を取った指数です。
インデックス投資を行う際は、インデックスファンド(投資信託)に投資するのが一般的となっています。
インデックス投資が初心者におすすめされている理由
インデックス投資は、初心者にすすめられることが多くあります。インデックスは市場全体の動向を反映したものであり、1つの会社の動向に振り回されにくいからです。また、インデックス投資の比較対象として、市場の指数を上回る運用を目指すアクティブ運用があります。
アクティブ運用は、投資のプロが個別銘柄を選んで運用するため、インデックス投資と比較して利益を出しやすくなりますが、その分リスクが高くなります。加えて、プロが市場を調査する手間がかかるため、コストも高くなります。
以上のような理由から、インデックス投資は初心者におすすめされています。
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インデックス投資のデメリット
リスクやコストを抑えた運用が期待できるインデックス投資ですが、デメリットもあります。
短期間での大きなリターンを狙いにくい
インデックス投資は、全体の値動きが平均化されるため、値動きの幅が小さくなります。そのため、短期間で大きなリターンを狙うことは難しくなるでしょう。短期間で大きなリターンを狙いたい場合は、アクティブ運用のような変動の大きい投資方法がおすすめです。
インデックス投資は、じっくりと時間をかけて運用したい資金で行いましょう。
市場全体が下がっているときは利益が出ない
インデックス投資は、市場の指数と連動した動きを目指すため、市場全体が下がっているときには利益が出ません。
一方、アクティブ運用であれば、プロが経済の動きを予測して、市場全体が下がっている中でも、値上がりする銘柄に目をつけている可能性があります。ただし、アクティブ運用であっても「絶対」はないため、予測が外れれば大きく下がる可能性もあります。
インデックス投資を行う際は、短期的な市場全体の下落ばかりに目を向けず、長期的な値上がりを期待して待つことが大切です。
まとめ
初心者におすすめされるインデックス投資は、リスクやコストを抑えた運用が期待できる一方で、短期的に利益を出しにくいデメリットもあります。
しかし、目先の値動きだけでなく、じっくりと長期的に運用を考えるのであれば、有力な投資手段といえるでしょう。
ご自身の資金をどのように運用したいのかをよく考え、適切な投資先で運用を行いましょう。
出典
一般社団法人投資信託協会 そもそも投資信託とは?
金融庁 本音が飛び出す! つみたてNISA座談会より 第6回 投資商品の選び方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部