更新日: 2023.03.19 その他資産運用

投資って20代から始めるべき? 資産形成を始めるポイントとタイミングとは?

投資って20代から始めるべき? 資産形成を始めるポイントとタイミングとは?
近年、投資や資産形成の重要さについて耳目に触れることが増えています。ただ興味はあるものの、具体的なイメージを持てない若い人は多いのではないでしょうか。
 
本記事では、20代から資産形成を始めるポイントとタイミングについて解説します。

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FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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資産形成に対する意識は

マネックス証券株式会社が、2022年2月に実施した「お金と資産形成への意識調査」(調査対象:17〜19歳の学生男女572名)によると、「資産形成は必要だと感じますか?」という問いに対しては、実に75.7%の人が「必要」と感じている、という結果となりました。
 
その理由として、55.2%が「将来に不安があるから」、53.6%が「お金に関する勉強になるから」と回答しています。
 
「資産形成に対してどういうイメージがありますか?」という問いに対しては、49.3%の人が「何から始めればよいかわからない」と答え、40.2%の人が「専門的な知識が必要そう」と回答しています。ほかにも、「損をしそうで怖い」「始める手続きが面倒そう」「まとまったお金が必要そう」といった回答が得られています。
 

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資産形成を始めるポイントとタイミング

資産形成を始めるポイントとタイミングについて解説します。
 

投資と投機を区別することが重要なポイント

資産形成のイメージについて、先ほどのアンケートの結果には「何から始めてよいかわからない」「専門的な知識が必要そう」「損をしそうで怖い」「まとまったお金が必要そう」といった回答がありました。これは、「投資」と「投機」がしっかりと区別できていない部分があるためと考えられます。
 
投資とは、利益を見込んで株や投資信託等の金融商品を購入するものです。
 
具体例として、長期投資を前提にNISAやiDeCoなどの制度を利用し、毎月ある程度決まった金額で投資信託などの金融商品を購入し、運用することが挙げられます。
 
投資にも当然、損をするリスクはありますが、長期的なスパンで運用してリスクを軽減し、資産を築きやすいものが投資です。
 
これに対して投機は、金融商品にお金を使うという点では同じですが、ある程度大きなお金を準備して短期的な取引を繰り返す、リスクの大きいものを指すことが多いです。
 
具体的には、株の信用取引や短期取引、FXなどが例に挙げられます。これらの違いをしっかり理解し選択できることが、資産形成を始めるポイントになります。
 

始めるタイミングはすぐにでも! ただし生活防衛費は用意して

投資では時間を味方につけ、複利効果を享受し、リスクを減らすことが重要です。投資が資産を築くのに有効だと感じたときが、投資を始めるべきタイミングです。
 
20代という若い時期の場合、この「時間を味方につける」点を生かせます。将来必要になるかもしれない子どものための教育資金や住宅資金、そして老後資金を早くから準備できるからです。
 
社会人生活がある程度落ち着き、余裕資金を確保できるようになったら、その資金を投資に回すとよいでしょう。
 
しかし、急な暴落などにより資産価値が減るリスクもありますので、6ヶ月程度の生活費を賄える生活防衛費も準備してから始めるとよいでしょう。
 

まとめ

20代のうちから投資や資産形成を始めるポイントとタイミングについて解説しました。
 
若いうちから資産形成を始めると、大きなメリットを享受できます。自身の生活状況とよく相談し、しっかり生活防衛費と余裕資金を確保して資産形成に取り組んでみてください。
 

出典

マネックス証券株式会社 お金と資産形成への意識調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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