更新日: 2023.05.06 その他資産運用

投資資金がなくても資産形成をすべき? 投資すべき時期としないほうがよい人とは?

投資資金がなくても資産形成をすべき? 投資すべき時期としないほうがよい人とは?
収入が少なく生活に余裕がないなか、なかなか資産形成ができない人もいるのではないでしょうか。置かれている状況はさまざまかと思いますが、そのなかでも資産形成をするべき人としなくてもいい人に分かれます。
 
本記事では、どのような基準で資産形成を行うべきか判断したらよいのかを解説します。自分自身の状況と照らし合わせて考えてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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投資経験の実態

株式会社FreeLifeConsulting(東京都港区)によると、2023年2月に20〜40代の1000人に行った「投資に関するアンケート調査」によると、投資経験がある人が51.4%、ない人が48.6%という結果となっています。
 
注目したいのが投資をしない理由のうち、1位が「知識がない」で64.4%、次ぐ2位が「元手となる資金がない」で42.8%となっているところです。
 
資金がないことを理由に投資できない人が多くいる実態となっていますが、資産形成の大きな目的は自身のライフイベントに備えることです。結婚・出産・子育て・老後と大きな出費が予測される場面がたくさんあるなかで、いきなり資金を捻出することは難しいでしょう。そのため、計画を立てて資産形成していくことが大切です。
 

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収入が少なく生活に余裕がない人は資産形成すべきか

基本的には、収入が少なく生活に余裕がない人でも資産形成をしたほうがよいと考えます。ただし、誰もが資産形成できるわけではありません。
 
資産形成を最もしやすい時期は、独身のときです。自分の生活以外に考える出費がほとんどないため、お金の使い道をコントロールしやすくなります。毎月貯金が少しでもできているのなら、まずはその半分を積立投資に回してみましょう。投資に回した分は目先で使う資金ではなく、将来を見据えて長期的な運用を意識してみてください。
 

資産形成をしないほうがよい人とは

ただし、中には資産形成をしないほうがよいケースもあります。それは、貯金が全くない人です。もしものことがあったとき、まとまった現金が手元になければ、すぐに対応できず困ってしまいます。
 
貯金が全くない人はいきなり投資や運用に回すのではなく、まずは現金を少しずつ貯めるところから始めましょう。日々の生活から、少しでも節約できる支出項目を探してみてください。まずは、通信費や保険料など、固定費の見直しから考えていきましょう。固定費は、毎月減らせる額が一定額で決まるため、貯金に回せるお金が固定化できます。
 
1ヶ月分のお給料ほどの貯金ができたら、上記のように貯金の半分の金額を積立投資に回しましょう。1回の金額はわずかでも、回数を重ねれば徐々に大きな金額になるので、コツコツ続けてください。
 

まとめ

収入が少なく生活に余裕がないと、目先の生活にばかり意識が向きやすくなります。しかし、今より将来のほうがまとまったお金が必要になってくるでしょう。
 
将来の自分を今の自分が助けるという気持ちで、少しずつ家計を見直していってください。
 

出典

株式会社FreeLifeCnsulting 投資に関するアンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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