更新日: 2023.05.15 その他資産運用

金の価格が過去最高に。2000年から上がり続ける理由は変わらない「安定性」

金の価格が過去最高に。2000年から上がり続ける理由は変わらない「安定性」
金価格が過去最高に達し、多くの人々に注目されています。本記事では、金価格がなぜ上昇し続けているのか、そしてなぜ金が安定的な投資オプションとされているのかについて説明します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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金価格は上がり続けている

金価格は2020年のコロナショック時に高くなり、その後、ウクライナ侵攻や米国の金融不安を背景に上がり続けています。実際に2023年5月10日現在、地金大手の田中貴金属工業株式会社は、金の販売価格を過去最高値の「1グラム9794円」に設定しています。
 

金の最大の魅力は安全性

金価格の最大の魅力は、その安全性にあります。金は、政治的・経済的な不安定性、通貨価値の下落、ハイパーインフレーションなどに対する保険としての役割を果たすため、安全なヘッジとして、用いられることもあるでしょう。
 
ここでは、金の魅力である安全性について、ひも解いていきます。
 

供給量が限られている

金価格が安定的である理由の一つは、その供給量が限られていることです。金の数量は有限であるため、供給量は限られています。また、金の採掘と加工には多額のコストがかかります。金価格は需給に基づいて決定され、需要が高まれば価格も上昇することになります。
 

インフレに強い

金はインフレに対しても、強い投資オプションです。インフレとは、一般的な物価水準の上昇や通貨価値の低下などを意味します。同じ金額で購入できる商品やサービスが減少し、同じものを買うためにより多くのお金が必要になる現象を指します。
 
おにぎりを例にとって説明すると、仮に今一つのおにぎりが100円だとします。しかし、インフレが進行すると、原材料の値上がりや需要の増加などにより、同じおにぎりが110円になってしまうかもしれません。
 
これは、同じ金額で買えるものが減少し、物価が上昇したことを示しています。インフレになれば、いくらでも発行できる通貨の価値は下落しますが、供給量が限られている金は値上がりする傾向にあります。
 

放置投資できる

金は、保有するだけで投資が可能な放置投資の一つです。金は、株式投資などのようなアクティブな投資手段とは異なり、投資家が手を加えなくても自然に価値が上昇することがあります。
 
これは、金の供給量が限られているという性質に基づいています。また、金は流動性が高いため、需要があればいつでも売却できます。
 

まとめ

金価格は2020年から上昇し続けており、過去最高値を更新するなど、今もなお高い人気を誇っています。その最大の魅力は、価格の安定性にあります。
 
金は、供給量が限られ、インフレに強く、放置投資が可能である特徴から、投資家にとって安定的な選択肢として高い評価を受けています。
 
しかし、その一方で投資は常にリスクが伴いますので、投資前には十分な調査やリスク管理が必要です。金価格の今後の動向に注目しながら、自分に合った投資方法を選択しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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