更新日: 2023.05.26 NISA
NISAを始めたい! 証券会社や銀行…口座開設する金融機関を選ぶポイントは?
また、「NISA口座ならばどこでも同じ」「いつも利用している金融機関で口座を開設すればよい」と考える人もいるでしょう。しかし、何も知らずにNISA口座開設をした結果、別の金融機関で口座を開設すればよかったと後悔するかもしれません。
本記事では、NISAとはどんな制度なのかをはじめ、NISA口座を開設する金融機関選びのポイントについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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NISAとは?
NISAとは、投資を行う際の税金優遇制度のことです。毎年一定の範囲内で購入した株式や投資信託で得た利益が非課税となります。NISAには「一般NISA」「つみたてNISA 」「ジュニアNISA」の 3種類に分類され、図表1のようにそれぞれで特徴が異なります。
【図表1】
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA ※2023年末で終了 |
|
---|---|---|---|
年間投資枠 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
非課税保有限度額 | 600万円 | 800万円 | 400万円 |
非課税保有期間 | 5年間 | 20年間 | 5年間 |
口座開設期間 | 2023年 | 2042年 | 2023年 |
払い出し期限 | なし | なし | 18歳まで |
金融庁「NISAとは?」より筆者作成
また、2024年以降はNISAの抜本的拡充と恒久化が図られることにより、図表2のとおり新しいNISAが導入予定となっています。
金融庁「NISAとは?」より筆者作成
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NISAの口座開設する金融機関を選ぶポイントは?
NISA口座を開設する金融機関を選ぶ際には、以下のポイントを意識してみましょう。
・手数料の金額
・投資信託の取扱本数
・サポートの充実度
同じ年に開設できるNISA口座は、1人1口座までと定められています。口座開設する金融機関によって取扱商品や手数料の金額が異なるので、慎重に検討したうえで決めてください。
手数料の金額
NISA口座を開設する金融機関を選ぶ際には、取引手数料の金額を重視して選んでみてもよいでしょう。取引手数料の金額が低ければ、その分だけ取引にかかる支出を軽減できるからです。
取引手数料の金額は、金融機関ごとに設定が異なります。詳しい手数料の金額は、各金融機関の公式サイトや店舗のある窓口などで確認のうえ、比較してみてください。
取扱商品数と商品内容
取扱商品数と商品の内容は、取引手数料と同様に金融機関によって異なります。
「自分が取引をしたい商品が金融機関Aでは取り扱っているけど、Bでは取り扱っていない」ということも当然ながらあるでしょう。金融機関を選ぶ際に、「自分が取引したい商品を取り扱っている金融機関はどこなのか」をみつけるのがポイントです。
サポートの充実度
投資初心者は、対面や電話で相談可能な金融機関にNISA口座開設をするとよいでしょう。投資する商品の選び方や売却の判断など、最初のうちはどのように取引を進めるべきか分からないことも多いです。
そのようなときに自分ですべてを判断するのではなく、サポートをしてくれる担当者がいれば、安心して取引を進められます。
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「どのように投資をするのか」を明確にして金融機関選びをしよう
NISAを上手に活用するためには、金融機関選びが重要なポイントです。金融機関によって、手数料の金額や投資信託の取扱本数、金融機関のサポートの充実度などは異なります。
「自分がどのように投資をしたいのか」を明確にしたうえで、いくつかの金融機関を比較・検討してみてください。そのうえで自分に合った金融機関でNISA口座を開設しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー