更新日: 2023.06.16 その他資産運用

実際のところ、「不労所得」は目指すべき…?初心者でも始めやすい不労所得のススメ

実際のところ、「不労所得」は目指すべき…?初心者でも始めやすい不労所得のススメ
本業における収入のほかに、働かずにお金が手に入る方法として、不労所得が注目されています。
 
不労所得とは、どういった所得を指すのでしょうか。不労所得の主な種類や、不労所得を得るメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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FINANCIAL FIELD編集部

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不労所得とは?

お金を手に入れるには、会社などに属するか、個人事業主として労働する方法が一般的です。労働の対価として、給与や報酬というかたちで収入を得ます。
 
一方で不労所得は、賃金や報酬ではなく、労働をともなわずに収入を得る手段を指します。労働をしなくても一定のお金が入ってくることは、働けなくなった将来を考えると、大きな強みです。
 

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不労所得を得られる仕組み

不労所得は大きく分けると、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。インカムゲインは、資産を保有していることで得られる収入のことです。キャピタルゲインとは、保有している資産を売ることによって得られる利益を指します。
 

不労所得のメリットとデメリットとは

不労所得を得るメリットは、お金に余裕ができて、生活費以外の娯楽や趣味に、お金が使えることです。ほかにも、収入以外の理由で仕事を選ぶことができるという点もメリットといえます。
 
定年などで仕事をリタイアしても、年金とは別に収入源があることは、老後を過ごすうえで心強いものです。
 
一方、不労所得には、デメリットもあります。お金を得る仕組みを作るためには、ある程度の時間と知識、そしてまとまった初期費用が必要です。また、必ず収入が得られる保証はないため、不労所得だけで生活をしようと考えると、リスクがともないます。
 

初心者でも可能な不労所得とは

では、不労所得を得る仕組みは、どう作ればよいのでしょうか。初心者でも始められるおすすめの不労所得と、それぞれの注意点をみていきましょう。
 

株式投資による不労所得

上場している企業の株式を購入して保有することで、不労所得を得る方法です。企業は、活動で得られた利益を配当金として、年に1、2回、株主に還元しています。株主になると、持っている株数に応じた配当金が受け取れます。
 
ほかにも、株価は毎日変動しており、株を購入価格よりも高いときに売却すると、売却益を受け取ることが可能です。
 
ただし、配当金は企業の業績に左右されるため、株を持っているからといって、必ずしも配当を受け取れるとは限りません。また、株価は下がることもあるため、購入時よりも低い価格で売却すると、損をする可能性もあります。
 

投資信託による不労所得

投資信託とは、専門の投資家に自分のお金を預けて資産運用してもらい、その投資成績によって分配金を受け取ることができる仕組みの金融商品です。その道のプロである投資家が、方針に沿って株式や債券など、さまざまな商品に投資して運用しています。
 
投資信託は証券会社だけではなく、多くの金融機関でも取り扱っています。毎日忙しくて株価のチェックができない、専門家に任せたいという場合におすすめです。
 
ただし、投資に変わりはありませんので、プロであっても利益がマイナスになる可能性があります。また、購入時や運用中に、信託報酬などの手数料がかかることも、理解しておきましょう。
 

不動産投資による不労所得

不動産投資は、不動産を購入して運用する投資方法です。アパートやマンション、戸建てなどを購入して、それを賃貸に出すことで、入居者が支払う家賃を収入とすることができます。入居者がいれば、毎月定額の家賃が入ってきますので、安定した収入を得られます。
 
しかしながら、不動産投資は、借りる人がいることが前提ですので、空室の場合には、収入がまったく入ってこないうえに、物件の維持管理のためにランニングコストが必要になる点には注意が必要です。
 

不労所得のメリットとデメリットを知っておこう

不労所得は、労働をしなくても得られる収入です。本業以外に収入があることで、ゆとりのある生活が送れますが、投資であるために、注意も必要です。
 
メリットとデメリットの両方を認識して、無理のない範囲で、不労所得が得られる方法を探してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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