更新日: 2023.07.28 NISA
新NISAの「成長投資枠」って何? ファンドを選ぶポイント
この記事では、成長投資枠の特徴とファンドを選ぶ際のポイントについて解説します。この記事を読むことで、成長投資枠のファンドの選び方が理解できます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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新NISAの成長投資枠とは
2024年から現行のNISAや、つみたてNISA制度が改正されます。新しいNISAでは、非課税期間や非課税投資限度額などが変更される予定です。新NISAで変更される内容や、つみたて投資枠と成長投資枠の違いについて解説します。
新NISAで変わるポイント
新NISAでは、非課税期間が恒久化され、非課税限度額が1800万円となります。また、現行の制度では、つみたてNISAとNISAのどちらかしか利用できなかったのに対し、新NISAでは、つみたて投資枠と、成長投資枠の2つの投資枠を併用することも可能です。
ただし、投資枠によって投資できる商品や投資限度額が異なるので注意しましょう。
つみたて投資枠と成長投資枠の違い
新NISAにおけるつみたて投資枠と成長投資枠は、投資できる商品と投資限度額が異なります。つみたて投資枠で投資できる商品は、現行のつみたてNISA対象商品と同じ株式投資信託で、合計1800万円まで投資できます。
一方、成長投資枠では、上場株式やETF、REIT、投資信託などに投資できて、投資限度額は1200万円までです。
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成長投資枠でファンドを選ぶポイント
成長投資枠で購入するファンドを選ぶ際には、投資対象が分散されていて、長期投資に向いている商品を探しましょう。成長投資枠でファンドを選ぶ際のポイントについて解説します。
分散投資を意識する
つみたて投資枠では、一部の株式投資信託にしか投資できませんが、成長投資枠は幅広い資産に投資できます。成長投資枠では、「バランスファンド」や「REIT」など、複数の資産へ分散投資ができるものを選ぶとよいでしょう。
分散投資によってリスクが軽減されるため、つみたて投資枠と成長投資枠で、投資対象を分けることをおすすめします。
長期投資に向いているファンドを選ぶ
新NISAは資産形成を後押しするための制度です。成長投資枠で投資するファンドも長期的に投資することを前提に考えなければいけません。長期投資に向いているファンドの特徴は以下のとおりです。
・信託報酬が安い
・純資産総額が高い
・基準価額の変動幅が小さい
・組入銘柄が多い
例えば、「インデックスファンド」や「ETF」などの商品は、長期投資に向いているといえます。一方で、信託報酬が高く、純資産総額が少ないファンドは、長期投資に向いていないので注意しましょう。
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まとめ
この記事では、新NISAの成長投資枠について解説しました。成長投資枠では、上場株式、ETF、REIT、投資信託などに、合計1200万円まで非課税で投資できます。
成長投資枠でファンドを選ぶ際には、投資対象を分散させることを意識して、長期投資に向いているファンドを選ぶとよいでしょう。
出典
金融庁 NISA特設Webサイト 新しいNISA
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー