更新日: 2023.10.27 NISA

株が暴落中でもNISA始めるべき? トラブルに遭わないために必要なものとは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

株が暴落中でもNISA始めるべき? トラブルに遭わないために必要なものとは?
一部の株が暴落するニュースを見ると「今、この株を購入すると、将来もうけられるのでは?」と考えることはありませんか? 2024年1月からは、NISA(少額投資非課税制度)の新制度が始まることもあり、今こそNISAも活用して投資を始めるタイミングなのではとも考えてしまいます。
 
しかし、実は金融リテラシー(お金の知識)がない人が株を始めると損をする恐れがあります。本来は株式の売買で利益が出た場合は20%超の税金がかかります。このことから、株式の売買で利益を拡大するためにNISAを利用することは間違いではありません。
 
では、どうして株で損をする恐れがあるのでしょうか。投資で損をしないための基本的な方法について、本記事で確認しましょう。

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

NISAを利用した投資。いつから始めるべきなの?

NISAを利用して投資を始める場合、気になるのは「いつから投資を始めるべきなのか」ということです。
 
2024年1月からは新NISA制度が始まります。新制度が始まったときに改めて新NISA口座を作るなら、新制度が始まってから作るほうが手間は少ないように感じます。
 
しかし実は、現行のNISA制度は2024年1月になると新NISA制度へと自動で移行するシステムになっており、口座はそのまま引き継がれます。つまり、NISA口座の開設タイミングは考える必要はないのです。
 
また、新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という、2つの枠組みを併用することが可能です。どちらをどのタイミングで利用するか、投資初心者にとっては悩ましい事柄です。両者の違いですが、「つみたて投資枠」は長期の積立・分散投資に適した投資信託が対象で、「成長投資枠」は上場株式や投資信託が対象となっている点です。
 
投資の利用目的が異なるため、個別銘柄の株式を購入する場合は成長投資枠、長期間売却せずに積み立てる場合はつみたて投資枠などと、投資スタイルによって使う枠組みが異なるため、先にどの銘柄・投資信託に投資するのかを決めれば迷うことはないでしょう。
 

NISAを利用した投資。トラブルに遭遇する可能性も?

NISA制度を活用することで、枠組みのなかであれば税金を支払わずに効率的な投資が可能です。しかし、株取引や投資信託について調べ始めた投資初心者は、金融リテラシーがない場合、トラブルに遭遇する可能性があります。
 
金融リテラシーがない人が、遭遇しやすいトラブルの事例は以下の3つです。
 

●投資で損することが怖くて購入できない
●SNSなどの書き込みを根拠なく信じる
●株価が下落した場合に慌てて株を売却する

 
特にSNSの書き込みを信じて投資を行う場合、投資する金額が大きくなり暴落による損失が高額になる可能性もあります。損失許容額を定めて、投資金額を一定の範囲内にコントロールすることが大切です。
 
また、基礎的な知識を付けただけで自信過剰になっている場合も、下記の行為をすることでトラブルに遭遇する可能性があります。
 

●根拠なく大金を投資する
●失敗した場合に損失を取り戻そうとする

 
自信過剰になっている場合も、投資金額が大きくなりがちで損失が拡大する恐れがあります。こうした失敗を避けるためには、株の購入・売却時に理由付けを行い、投資についての知識を仕入れることが大切です。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

投資は金融リテラシーを身に付けて、リスクの小さなものから始めよう

2023年、インフレが続くなかで実質的な現金の価値が目減りしています。こうした状況下では、株式や投資信託といった投資商品が魅力的に思えるのに無理はありません。
 
しかし、金融リテラシーが不足しているのに株を始めると、紹介したようなトラブルに巻き込まれることもあります。株や投資信託で大きな失敗を避けられるように、投資対象をよく調べて、はじめはリスクの小さな投資から実施してみましょう。
 

出典

国税庁 株式・配当・利子と税

金融庁 新しいNISA

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集