更新日: 2024.01.15 NISA

新NISAに興味があるのですが「手取り17万円」でも大丈夫ですか? 月数千円なら貯金しておいたほうが良いでしょうか…?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

新NISAに興味があるのですが「手取り17万円」でも大丈夫ですか? 月数千円なら貯金しておいたほうが良いでしょうか…?
2024年1月に「新NISA」が導入されました。とはいえ、給料が少なく月に数千円しか投資できない場合、投資よりも貯金のほうがいいのかどうか、気になるところでしょう。そこで、新NISAを利用して月5000円しか投資できない場合と貯金した場合を比較して、新NISAのメリットを解説します。あわせて、新NISAの概要についても説明していきます。

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新NISAとは?

そもそもNISAとは、個人投資家のための税制優遇制度のことです。2014年1月にスタートしました。この制度を利用すると、NISA口座で購入した上場株式や株式投資信託などの譲渡益と配当等が非課税となります。
 
一般口座・特定口座の場合、譲渡益の税率は20.315%(復興特別所得税を含む)ですが、NISA口座であれば、非課税になるのです。例えば、譲渡益が30万円で配当金が20万円の場合、50万円×20.315%=約10万円の税金を支払わなくてはなりません。しかし、NISAを利用すれば、税金を支払う必要はありません。
 
このようにお得なNISA制度が2024年1月より新しくなりました。旧NISAと比較して新NISAには主に5つのメリットがあります。
 
1つ目は、年間投資枠が拡大したことです。「成長投資枠(まとまったお金もしくは積立で投資)」は「一般NISA」の2倍の240万円、「つみたて投資枠(積立投資)」は「つみたてNISA」の3倍の120万円になります。2つ目は、非課税期間が無期限なったことです。一般NISAは5年間非課税、つみたてNISAは20年間非課税でしたが、新NISAは無期限です。
 
3つ目は、非課税保有限度額が拡大したことです。一般NISAは最大600万円、つみたてNISAは最大800万円でしたが、新NISAでは成長投資枠+つみたて投資枠の合計で1800万円です。ただし、成長投資枠は1200万円までとなっています。
 
4つ目は、商品売却後の投資枠が再利用できることです。例えば、500万円の投資商品を購入した後、利益が出て600万円で売却したとします。この場合、翌年、買付時の金額500万円分の投資枠を再利用することが可能です。5つ目が、成長投資枠とつみたて投資枠の併用ができることです。
 

新NISAを利用した場合と貯金した場合は?

仮に新NISAを利用して月5000円を30年間投資したとしましょう。まず、「想定利回り1%の場合、最終積立金額は209万8141円」になります。次に、「想定利回り3%の場合、最終積立金額は291万3684円」です。そして、「想定利回り5%の場合、最終積立金額は416万1293円」にもなります。
 
一方、仮に月5000円を30年間貯金した場合はどうでしょうか。多くの銀行で普通預金の金利は現在0.001%です。そのため、「最終積立金額は180万269円」です。30年かけて5000円ずつ貯金しても、269円しか増えないことになります。将来のためには新NISAを利用したほうがお得といえます。
 
ただし、新NISAをはじめ投資は資産を大きく増やす可能性がある一方、元本割れのリスクもあるということを頭に入れておきましょう。
 

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貯金よりも新NISAを利用したほうがお得! ただし元本割れのリスクあり

新NISAを利用して月5000円を30年間投資したとします。想定利回り1%の場合は209万8141円、3%の場合は291万3684円、5%の場合は416万1293円が最終積立金額です。
 
一方、普通預金の場合は金利が多くは0.001%のため、最終積立金額は180万269円です。将来のためには新NISAを利用したほうがお得といえます。ただし、投資には元本割れのリスクがあるため、注意しましょう。
 

出典

金融庁 資産運用シミュレーション
金融庁 新しいNISA
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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