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更新日: 2024.03.29 その他資産運用

ロボアドバイザーとは? 仕組みやメリット・デメリット、失敗しない選び方を解説!

ロボアドバイザーとは? 仕組みやメリット・デメリット、失敗しない選び方を解説!
「ロボアド」とも略されるロボアドバイザーは、証券会社を中心に提供している投資サービスです。投資初心者にもおすすめのサービスですが、株式会社Fanの調査によるとロボアドバイザーを「活用したくないという人」は7割を超えています。
 
その理由としては「怪しく感じる」が最も多く、ロボアドバイザーのことを知らないために「活用したくない人」も多いのではないでしょうか? ロボアドバイザーの仕組みやメリット、デメリットを理解したうえで、活用するかを判断するべきでしょう。
 
そこで本記事では、「ロボアドバイザー」の仕組みやメリット、デメリットについて解説していきます。ロボアドバイザーと投資信託、どちらがおすすめなのかについても紹介するので、投資初心者の人はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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ロボアドバイザーとは?

「ロボアドバイザー」とは、証券会社を中心にAI(人工知能)を駆使して投資診断や投資のアドバイス、資産運用までおこなってくれるサービスです。
 
投資をしていくと、株価の急激な変動や周囲のアドバイスによって正しい判断ができなくなった経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし、ロボアドバイザーは「AIによって投資診断やアドバイス、資産運用をおこなう」ため、周囲の状況に左右されずに運用ができます。
 
また、さまざまな状況やこれまでの運用からAIが判断してくれるので、長年の経験がある投資家と投資をしていくイメージに近いです。自分で判断しなくてもよく、ロボアドバイザーに任せて運用することもできるので、安心して「ほったらかし投資」ができます。
 

ロボアドバイザーの仕組み

ロボアドバイザーは、簡単なアンケートや質問によってAIが顧客情報を解析します。AIは証券会社などの独自の投資情報やこれまでの経済情勢を基に、顧客に合わせたポートフォリオを提示してくれたり、運用をおこなったりしてくれる仕組みです。
 
ロボアドバイザーから得た情報を基に自身で投資をする、アドバイザーに運用してもらう、といったさまざまな活用方法があります。そのため、投資経験者から投資初心者まで幅広く活用できる新しいツールといえるでしょう。
 

ロボアドバイザーの「投資アドバイス型」と「投資一任型」の違い

ロボアドバイザーにも種類があります。「投資アドバイス型」と「投資一任型」の2種類です。どちらも良さがあるので、ここでは投資アドバイス型と投資一任型をそれぞれ解説していきます。どちらがあっているか、ご自身の場合にあてはめてみてください。
 

ロボアドバイザー「投資アドバイス型」

投資アドバイス型は投資についてのアドバイスまでをおこなうタイプのロボアドバイザーです。アドバイスは顧客に合わせて最適なポートフォリオや銘柄の選定をAIがおこなってくれます。しかし、あくまでアドバイスまでしかおこなってくれないので、ポートフォリオや銘柄の売買といった運用については利用者がおこなう点が特徴です。
 
ロボアドバイザーのアドバイス通りに運用することで投資アドバイス型の効果を受けることができます。投資経験がある人のほうがアドバイスを活用しながら運用できるので、どちらかというと投資初心者より投資経験者に向いているといえるでしょう。
 
投資アドバイス型は利用者が実際に運用していくので手間はかかってしまいますが、ロボアドバイザーを活用する際に必要な手数料は安い傾向にあります。証券会社によっては無料の投資アドバイス型のロボアドバイザーも多く、利用しやすい点も魅力です。
 

ロボアドバイザー「投資一任型」

投資一任型は投資アドバイス型と異なり、運用もAIがおこなってくれるロボアドバイザーです。ポートフォリオの選定や銘柄の選定、実際の運用まで自動でAIがおこなうので利用者は何もしなくてもよく、手間はかかりません。そのため、投資一任型のロボアドバイザーは投資初心者にも活用しやすいツールといえます。
 
もっとも、投資一任型は手数料がかかってしまう場合がほとんどです。投資で利益が出ても手数料を支払わなければいけないので、実際の利益は少なくなります。手数料についてはロボアドバイザーによって異なるので確認してみましょう。
 

ロボアドバイザーのメリット

ロボアドバイザーを活用するメリットは「手間がかからない」、「分散投資が手軽にできる」、「感情に左右されずに長期的に運用できる」の3つです。ここではロボアドバイザーのメリット3つをそれぞれ解説します。
 

ロボアドバイザーのメリット1.手間がかからない

ロボアドバイザーのメリットの1つは手間をかけずに投資ができることです。一般的に株式投資や投資信託、ETFといった金融商品に投資をする場合は、投資先の割合(ポートフォリオ)をどうするか、どの銘柄にするか、といった選択をする必要があります。専門的な知識や経験が必要なので、投資の勉強に時間を割くことも大切です。
 
また、投資先の割合や銘柄選択にも多くの時間がかかってしまうので、投資初心者にはハードルが高い要因となっています。
 
しかし、ロボアドバイザーであればこのような手間を省くことが可能です。特に、投資一任型のロボアドバイザーは利用者のアンケートから利用者にとって最適なポートフォリオを提案し、銘柄の選定や運用までおこなってくれるものなので、時間がかかりません。
 
AIがすべておこなってくれるので投資に関する知識や経験も必要なく、投資初心者にも始めやすいのがメリットです。
 

ロボアドバイザーのメリット2.分散投資が手軽にできる

ロボアドバイザーは「分散投資」が手軽にできる点もメリットです。分散投資は投資のリスクを抑えるための手法の1つで、資産の分散や地域の分散、時間の分散などがあります。
 
資産の分散は株式だけでなく債券といった他の金融資産も保有することで株式が暴落しても債券で下支えをすることが可能です。それだけでなく、株式も1つの銘柄だけでなく、複数の銘柄を保有することで株価が落ちるリスクを分散できます。
 
また、地域の分散は1つの国だけの金融資産を保有していると、投資先の国の経済状況や政治に不安があった場合に多くの損失を生んでしまう可能性があります。しかし、複数の国の金融資産を保有していれば1つの国の情勢が変動してもリスクを抑えることが可能です。
 
時間も分散して投資することで価格が安い時に多く、価格が高い時に少なく購入でき、価格変動のリスクを抑えられます。
 
このような分散投資がロボアドバイザーでは簡単にできます。投資一任型のロボアドバイザーであれば分散投資を自動的におこない、運用してくれるのでリスクを抑えて投資することが可能です。本来であればポートフォリオや銘柄のバランスを考えて投資をしなければいけませんが、ロボアドバイザーに任せるだけで運用してくれる点がメリットです。
 
投資アドバイス型のロボアドバイザーもアドバイス通りに運用することで同じような効果を発揮することができます。どちらの種類も分散投資が簡単にできるツールです。
 

ロボアドバイザーのメリット3.感情に左右されずに長期的に運用できる

ロボアドバイザーは感情に左右されずに運用できる点もメリットです。投資は株価といった投資先の金融商品が暴落してしまうこともあり、すぐに売却してしまったり、パニックになって購入しすぎてしまったりすることもあります。
 
しかし、投資一任型のロボアドバイザーはAIが自動で運用してくれるので感情に左右されずに投資ができます。経済状況や社会情勢、これまでのデータといった情報のみで判断してくれるので、合理的な運用が可能です。
 
また、長期的に投資をしていく長期投資もリスクを抑える手法の1つですが、ロボアドバイザーであれば長期投資も向いています。長期投資は収益が安定しやすく、「高く買って安く売る」という短期売買のリスクを抑えられる点がメリットです。ロボアドバイザーは合理的な判断で運用するので、短期売買をせずに長期的に投資できます。
 

ロボアドバイザーのデメリット

ロボアドバイザーはメリットも多くありますがデメリットもあるので注意が必要です。主なデメリットとしては「運用コストがかかる」、「短期的な利益は出しにくい」、「投資の知識や経験を身に付けにくい」という3つが挙げられます。
 
ここではロボアドバイザーのデメリットについて3つをそれぞれ解説します。
 

ロボアドバイザーのデメリット1.運用コストがかかる

ロボアドバイザーを利用するためには手数料がかかります。投資アドバイス型はアドバイスを受けるだけなので手数料がかからないものも多いです。しかし、投資一任型のロボアドバイザーは運用までおこなってくれるので、手数料がかかってしまいます。
 
例えば、SMBC日興証券のロボアドバイザー・THEO(テオ)は最大で年間1.1%の手数料がかかります。その他にも、ウェルスナビ(WealthNavi)も手数料が年間1.1%です。年間で1.1%なので単年でみると大きなコストにはなりませんが、長期的な運用をしていくと累計の手数料負担は大きくなります。
 
特にロボアドバイザーを活用する場合は長期的な運用を想定している場合が多いため、運用コストがかかってしまうのはデメリットといえるでしょう。
 
そのため、運用コストを含めてロボアドバイザーを活用するかを考える必要があります。コストを含めて検討し、コスト以上のメリットがあれば活用するようにしてください。
 

ロボアドバイザーのデメリット2.短期的な利益は出しにくい

ロボアドバイザーは長期的な運用を想定しています。そのため、短期的に大きな利益を出すことは難しいです。
 
投資で利益を出したいと考えている人の中には数日や数ヶ月で利益を出すことを目指している人もいるでしょう。そのような人にはロボアドバイザーは向いていません。ロボアドバイザーは10年や20年といった長期的な運用を想定してAIがポートフォリオや銘柄の選定をおこないます。
 
そして、そのポートフォリオや銘柄に合わせて長期運用していくので、短期的には利益が出ないこともあるのです。
 
ロボアドバイザーを活用する場合は長期的な運用をすることを念頭に置きましょう。
 

ロボアドバイザーのデメリット3.投資の知識や経験を身に付けにくい

投資は知識や経験を自分なりに積み上げていくことで利益を出したり、損失を出しにくくしたりしていくものです。しかし、ロボアドバイザーを活用すると投資の知識や経験を身に付けにくいといえます。
 
特に投資一任型のロボアドバイザーは証券会社独自の投資情報や社会情勢、経済状況を踏まえてAIが判断してくれるので、利用者は投資の知識や経験なく投資ができます。これはメリットではありますが、投資をする際に培っていく投資の知識や経験が身に付くことがないので、ロボアドバイザーが利用できなくなってしまった場合やロボアドバイザーの対象でない投資にチャレンジする際に対応しにくいです。
 
投資アドバイス型のようにロボアドバイザーのアドバイスを受けながら投資をしていく場合は知識や経験も積み上げていけるので、投資の知識や経験をつんでいきたい人は投資アドバイス型を活用することも検討してください。
 

【初心者向け】ロボアドバイザーの始め方

ロボアドバイザーの始め方は「ロボアドバイザーを選ぶ」、「証券口座を開設する」、「運用コースを選ぶ」といったステップを踏む必要があります。ここではロボアドバイザーの始め方について解説していきます。
 

ロボアドバイザーの始め方(1)ロボアドバイザーを選ぶ

まずは利用したいロボアドバイザーを選びましょう。ロボアドバイザーも証券会社やアプリ提供会社によってさまざまな特徴があります。どのロボアドバイザーがご自身に合っているのかホームページを確認してみましょう。
 
ロボアドバイザーの選び方については、後述の「失敗しないロボアドバイザーの選び方」で詳しく解説します。
 

ロボアドバイザーの始め方(2)証券口座を開設する

ロボアドバイザーを選んだ後は証券口座を開設してください。ロボアドバイザーを利用するためには証券口座が必要です。証券口座の開設には口座申し込みをしたうえで、本人確認書類を提出し、審査を受けなければいけません。
 
審査が通り、証券口座が開設されれば次のステップに移ります。ロボアドバイザーによっては次の無料診断を先におこない、それから証券口座を開設する場合もあるので覚えておいてください。
 

ロボアドバイザーの始め方(3)運用コースを選ぶ(無料診断)

証券口座を開設できた後は運用するコースを選択します。
 
運用するコースの選び方は無料診断によっておこなわれることもあり、ご自身に合ったコースを提案してくれるロボアドバイザーもあります。どの運用コースを選べばよいかわからない場合は無料診断でおすすめされたコースを選択するのもよいでしょう。
 
運用コースを選択した後はコースの申し込みをします。そして、口座に入金することで準備完了です。いつでもロボアドバイザーを始めることができます。
 

失敗しないロボアドバイザーの選び方

証券会社を中心にアプリ提供会社などもロボアドバイザーを取り扱っているため、どのロボアドバイザーを選べばよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
 
ロボアドバイザーの選び方については、「手数料の安さ」、「リスク許容度がどれだけ細かいか」、「リバランスの頻度が多いか」の3つが有効です。
 
ここでは、失敗しないロボアドバイザーの選び方について解説していきます。
 

失敗しないロボアドバイザーの選び方1.手数料の安さ

手数料の安さによってロボアドバイザーを選ぶことは有効です。ロボアドバイザーは長期的な運用を想定しているので、手数料が高いとそれだけ負担が大きくなっていきます。特に投資一任型のロボアドバイザーは手数料がかかってしまう場合が多いので手数料がいくらなのか確認することをおすすめします。
 
例えば、ウェルスナビの手数料は年率で1.1%(税込み)です。年率で約1%なので、利用しやすいといえます。一方、楽天証券が取り扱っている楽ラップの手数料は年率で0.655%から0.715%です。楽ラップは1%をきっているので非常に手数料が安くなっています。手数料の差は少しですが、数年や数10年という長い期間運用すると、差は大きくなるので注意が必要です。
 
長期的な運用を想定してロボアドバイザーを選んでいる人は、手数料の安さについても確認することをおすすめします。
 

失敗しないロボアドバイザーの選び方2.リスク許容度がどれだけ細かいか

「リスク許容度」が細かいこともロボアドバイザーを選ぶ際に有効なポイントです。
 
リスク許容度は投資の際にリスクをどれだけ取ることができるかを指標にしたもので、リスク許容度によって運用コースが決まっています。リスク許容度が細かく設定されている場合は、運用コースも多いため自分に合ったロボアドバイザーを選びやすいです。
 
例えば、ウェルスナビのリスク許容度は5段階となっていて自分で運用コースを選択することができます。リスク許容度に応じたシミュレーションもあるので、どれだけリスクを許容できるかを想定して運用コースを選ぶことが可能です。
 
また、楽ラップではリスク許容度が9段階に設定されているため、運用コースも9つあります。
 
選択肢の幅があるので、自分に合った運用コースを選択できます。ニーズに合った運用コースを選びたい人は、リスク許容度が細かく設定されているロボアドバイザーを選んでみましょう。
 

失敗しないロボアドバイザーの選び方3.リバランスの頻度が多いか

リバランスの頻度の多さもロボアドバイザーを選ぶ際に有効なポイントです。
 
ポートフォリオに応じてロボアドバイザーが運用していきますが、そのポートフォリオの構成比が金融市場や経済の情勢で変化する場合があります。そこで、構成比を当初のものに合わせる必要がありますが、この作業がリバランスです。
 
利用者が選択した運用に合わせてポートフォリオが組まれているはずですが、リバランスの頻度が少ないと当初のポートフォリオの構成比と合わなくなってしまいます。そのため、当初予想していた運用ができない場合もあるのです。
 
そこで、リバランスの頻度が多いロボアドバイザーを選択することも選択肢の1つになります。
 

ロボアドバイザーの上手な活用方法

ロボアドバイザーもただ利用するだけでなく、上手に活用することで投資がやりやすくなります。
 
ここではロボアドバイザーの上手な活用法について「投資アドバイス型を活用して投資の勉強をする」、「ロボアドバイザーを活用して投資以外の時間を作る」、「ロボアドバイザーを利用して手軽に分散投資をする」の3つを紹介していきます。
 

ロボアドバイザーの上手な活用方法1.投資アドバイス型を活用して投資の勉強をする

「投資アドバイス型のロボアドバイザー」は、自身で運用していく必要がありますが、ロボアドバイザーからの適切なアドバイスを受けることができます。このアドバイスはAIによって、ロボアドバイザーを提供している企業のこれまでの情報や知識、社会情勢や経済状況を基にしているので、アドバイスの理由がわかれば投資の勉強が可能です。
 
アドバイスをうのみして運用するのではなく、「なぜこのようなポートフォリオになるのか」、「なぜこの銘柄や運用をアドバイスしているのか」、について考えながらロボアドバイザーを利用していきましょう。
 
もっとも、投資一任型のロボアドバイザーを利用する場合は注意が必要です。「投資一任型のロボアドバイザー」は運用までおこなってくれるので、投資アドバイス型のように運用で考える場面が少ないからです。
 
投資の勉強をしたい場合は投資アドバイス型のロボアドバイザーを活用することをおすすめします。
 

ロボアドバイザーの上手な活用方法2.ロボアドバイザーを活用して投資以外の時間を作る

「投資一任型のロボアドバイザー」を活用していくことで、投資以外の時間を作ることができます。
 
投資ではポートフォリオの構成比を考えたり、銘柄の選定をしたりする際に時間がかかってしまいます。ポートフォリオの構成比を間違えると自分に合っていない銘柄を選んでしまう恐れがあるからです。
 
この点、投資一任型のロボアドバイザーはポートフォリオの構成比や銘柄の選定、運用までおこなってくれるので、投資の時間を短縮してくれます。投資で1番時間がかかるところを省けるので投資以外の時間を作ることが可能です。
 
投資アドバイス型も運用は自身でする必要がありますが、ポートフォリオの構成比や銘柄のアドバイスをおこなってくれるので、同じく投資にかかる時間を短縮できます。ロボアドバイザーは投資以外の時間を作ることに有効なツールといえるでしょう。
 

ロボアドバイザーの上手な活用方法3.ロボアドバイザーを利用して手軽に分散投資をする

投資においてリスクを分散させることは重要ですが、ロボアドバイザーを活用することで手軽に分散投資ができます。ポートフォリオの構成比によってリスクの分散をおこなうことができますが、ロボアドバイザーを活用することでポートフォリオの構成比をアドバイスしてくれたり、自分に合ったポートフォリオで運用してくれます。
 
そのため、手軽に自分に合った分散投資ができるので、分散投資がしたい人にロボアドバイザーを活用することはおすすめです。
 

ロボアドバイザーがおすすめの人の特徴

ロボアドバイザーがおすすめの人は「投資の知識や経験がない投資初心者」、「投資に時間を割くことが難しい人」です。ここではロボアドバイザーがおすすめの人の特徴について紹介します。
 

ロボアドバイザーがおすすめの人の特徴1:投資の知識や経験がない投資初心者

ロボアドバイザーは投資の知識や経験がない投資初心者におすすめです。投資は資産を増やすことができますが、同時にリスクがあるため不安に思う人も多いと思います。専門用語や専門知識も必要で、社会情勢や経済状況などから投資先を選んでいかなければいけません。
 
そのため、投資はハードルが高いというイメージがあるでしょう。しかし、ロボアドバイザーを利用すれば、投資の知識や経験は必要ありません。投資アドバイス型のロボアドバイザーであればポートフォリオの構成比や銘柄の選定を利用者に合わせてアドバイスしてくれます。
 
また、投資一任型のロボアドバイザーであればポートフォリオの構成比や銘柄の制定だけでなく、運用までおこなってくれるので投資初心者も気軽に利用可能です。投資に興味はあるが一歩を踏み出せない、という人におすすめのツールとなっています。
 
もっとも、投資一任型のロボアドバイザーは手数料がかかってしまうので注意してください。手数料がかかるのを抑えたい人は投資アドバイス型を活用することをおすすめします。
 

ロボアドバイザーがおすすめの人の特徴2:投資に時間を割くことが難しい人

投資はポートフォリオの構成比を考えたり、投資先の銘柄を選んだりする必要があります。また、投資の専門用語・専門知識を勉強する時間や、社会情勢や経済状況から投資先がどのような変動をするか経済の勉強をする時間も必要です。
 
しかし、一般的な会社員の人や主婦(夫)のように投資に時間を割くことが難しい人も多いでしょう。そのような人にロボアドバイザーの活用はおすすめです。ロボアドバイザーであれば投資の知識や経験も必要ありません。投資一任型のロボアドバイザーであれば運用までおこなってくれます。
 
そのため、時間に追われている会社員や主婦(夫)の人にもおすすめのツールです。投資に興味があるが時間がない、という人もロボアドバイザーの活用を検討してみてください。
 

ロボアドバイザーと投資信託、どちらがおすすめ?

ロボアドバイザーと似ている投資商品として投資信託があります。ロボアドバイザーと投資信託のどちらがおすすめなのか気になる人も多いのはないでしょうか? そこでここでは、ロボアドバイザーと投資信託の違いやどちらがおすすめなのかについて解説していきます。
 

運用まですべて任せたい場合はロボアドバイザーがおすすめ

投資信託は「運用会社が株式や債券などを運用し、運用した際に得た利益を購入者に分配する」金融商品です。
 
ロボアドバイザーとの違いは運用会社が運用している点で、投資信託はポートフォリオの構成比が変化してもリバランスがされません。そのため、ポートフォリオの構成比が変化した場合は自分で調整していく必要があります。
 
また、購入する際の購入手数料や保有している際の信託報酬といったコストがかかります。ロボアドバイザーの場合は投資一任型だと手数料がかかりますが、投資アドバイス型では手数料がかかる場合が少ないので、コスト面でも違いがあるといえるでしょう。
 
これらのことから、ポートフォリオの構成比や銘柄選定、運用まですべて任せたい人にはロボアドバイザーがおすすめです。コストもかかりにくいので投資初心者はロボアドバイザーを活用することも検討してください。
 

投資の知識や経験を得たい人には投資信託がおすすめ

投資をしながら投資の知識や経験を得たいと考えている人には投資信託がおすすめです。投資信託はポートフォリオの構成比を考えることや、投資信託(ファンド)の選定を自分でおこなっていきます。そのため、どちらかというと株式や債券投資に近い金融商品といえます。
 
ロボアドバイザーと比較して手間と時間がかかりますが、それだけ投資の知識や経験を積み上げることが可能です。また、個別の株式や債券に投資するのではなく、複数の株式や債券を運用会社が運用してくれるのでロボアドバイザーと同じく分散投資が気軽にできます。
 
1つのファンドでも気軽に分散投資ができ、自分でポートフォリオの構成比を考えたり、ファンドの選定をおこなったりするので投資の知識や経験を得られます。投資をしながら投資の勉強をしたい人は投資信託も検討してください。
 

ロボアドバイザーまとめ

ロボアドバイザーはAIによって自動的に投資ができるので、投資初心者にも気軽にできる点が最大の特徴です。ハードルが高かった投資の知識や経験が必要ないので、誰でも時間を気にせずに投資ができます。
 
しかし、コストがかかってしまう点や、短期的な利益を上げるには不向きである点には注意してください。長期的な運用で手間も時間もかけずに投資がしたい人にはロボアドバイザーが向いています。
 
投資信託も似ている部分がありますが、投資をすべて任せたい人はロボアドバイザーがおすすめです。投資をしたいが一歩を踏み出せない、という人はロボアドバイザーの活用も検討してみてください。
 

出典

株式会社Fan ロボアドバイザーの実態に関する調査(PR TIMES)
金融庁 投資の基本
SMBC日興証券株式会社 ロボアドバイザー
ウェルスナビ(WealthNavi) シンプルな手数料設定
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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