更新日: 2024.03.29 その他資産運用

楽天証券の口コミ・評判は? メリットとデメリットを徹底解説![PR]

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

楽天証券の口コミ・評判は? メリットとデメリットを徹底解説!
将来必要になるであろう教育費や老後資金を準備するために投資を始めてみたいけれど、どこの証券会社が良いのかよくわからないから、聞きなじみのあるところにしようかな? というように、なんとなくで証券会社を選んでいませんか?
 
実は、資産運用する上で、証券会社選びはとても重要です。なぜなら「証券会社によって、取引手数料、取扱商品、提供される投資情報などに違いがある」からです。そして、これらの要素は、投資成績に影響する可能性が高いため、十分に比較検討する必要があるといえます。
 
そこで、本記事では、国内大手のオンライン証券である「楽天証券」について、その概要やメリット・デメリットについて解説します。そして、実際に楽天証券を利用しているユーザーの生の口コミも紹介します。
 
この記事を読めば、楽天証券で投資を始めるべきなのか、また、始めるならどのような手順で投資できるのかがわかります。
 
楽天証券に興味はあるけれど、楽天証券で良いのか判断できなくて困っているという方や、最近さまざまなニュースを聞いて、本当に大丈夫なのか不安だという方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

楽天証券の概要

楽天証券は、楽天証券株式会社が運営しているオンライン証券です。楽天グループでは、楽天市場や楽天カード、楽天銀行など、さまざまなインターネットサービスが展開されています。

楽天証券は、その中でも金融分野に特化したサービスを提供しており、株式や投資信託、FXなど幅広い投資商品を取り扱っています。

楽天証券の会社概要は、図表1のとおりです。

図表1

会社名 楽天証券株式会社
代表者 楠 雄治
設立 1999年(平成11年)3月24日
資本金 194億9500万円
金融商品取引業者 登録番号 関東財務局長(金商)第195号
本店所在地 東京都港区南青山2-6-21
従業員数 598名
内、日本証券業協会 外務員登録者数533名
内、独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者資格取得者446名
(2022年5月31日現在)
株主構成 楽天証券ホールディングス株式会社(51.0%)
みずほ証券株式会社(49.0%)

楽天証券株式会社「会社概要」を基に筆者作成

楽天証券は、1999年に日本で初めてオンライン専業の証券会社としてサービスを開始して以来、「すべての人々のために」をモットーにしてサービスの拡充に尽力しており、多くのユーザーから支持されています。現在は約1000万人の口座数を誇り、国内大手のオンライン証券会社となっています。

低コストで高品質なサービスを提供することをモットーにしており、多くのユーザーから支持されています。では、具体的に楽天証券にはどのような特徴があるのでしょうか? また、実際に利用したことのあるユーザーの評価・コメントについても紹介していきます。

楽天証券の特徴

楽天証券の特徴は、以下のとおりです。

(1)楽天ポイントが貯まる
(2)投資情報が豊富

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

楽天証券の特徴(1)楽天ポイントが貯まる

楽天証券の特徴は、楽天ポイントが貯まることです。

楽天ポイントとは、楽天グループのさまざまなサービスで使えるポイント制度です。楽天市場や楽天カード、楽天銀行などで買い物をすると、ポイントが貯まります。

また、ポイントは、楽天グループのサービスだけでなく、提携先の店舗やサイトでも使えます。そして、楽天証券は、1ポイント=1円としてポイント投資ができます。

ポイント投資とは、貯まった楽天ポイントを使って、楽天証券で投資信託、国内株式(現物取引)、米国株式(円貨決済)、バイナリーオプションが購入できるサービスです。NISAでも利用できます。

つまり、楽天証券で投資すると、実質的に取引手数料が安くなるということです。また、貯めたポイントは、楽天市場や楽天カードなどで使えるので、日々の生活でも役立てられます。

さらに、対象の投資信託を保有しているだけでも、その残高に応じて楽天ポイントをもらえます。対象の商品とは、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」や「楽天・S&P500インデックス・ファンド」などです。

楽天証券の特徴(2)投資情報が豊富

楽天証券のもう1つの特徴は、投資情報が豊富に提供されている点です。投資情報とは、株式や投資信託、FXなどの投資商品に関する情報のことです。

投資情報は、投資の判断材料になるため、できるだけ多くの情報を入手することが重要になります。楽天証券では、以下のような投資情報を提供しています。

・楽天証券が独自に運営している「トウシル」では、経済やマーケットの解説、注目の銘柄やテーマの紹介、マネープランや生活のお役立ち情報など、資産づくりのアイデアが見つかるコンテンツを発信している。

・マネー書籍「おすすめマネー本」や「おすすめマネー雑誌」で、投資の基礎知識や最新のトピックスを学べる。

・楽天証券のアプリやサイトで、株価やチャート、ニュース、企業情報などをリアルタイムで確認できる。

楽天証券の投資情報は、初心者から上級者まで、幅広いレベルの投資家に役立つといえます。特に「トウシル」は、楽天証券のアナリストや外部の専門家による有益な記事や動画コンテンツを提供しているため、投資の判断材料として非常に参考になります。

ただ、投資情報は、あくまで参考のために提供されているものであり、投資の勧誘や保証をするものではありません。投資の最終判断は、自己責任でおこなってください。

また、取扱商品も多彩であり、主に図表2の商品を取り扱っています。

図表2

国内株式 ・現物取引
・信用取引
・REIT
・国内ETF、ETN
・IPO、PO
・立会外分売
米国株式 ・現物取引
・信用取引
・米株積立
・海外ETF
中国・アセアン株式 ・中国株式、ETF
・アセアン株式、ETF
投資信託 ・投信積立
・外貨建MMF
債券 ・国内債券
・外国債券
・利回り投資(Funds)
先物・オプション ・日経225ラージ
・日経225オプション
・商品先物
・海外先物取引
FX ・楽天FX
CFD ・楽天CFD
・楽天MT4CFD
為替 ・外国為替
・金、プラチナ

楽天証券株式会社「取扱商品一覧」を基に筆者作成

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

楽天証券の口コミ・評判

次に、楽天証券の口コミについて良い評価・悪い評価をそれぞれ紹介します。

楽天証券の良い口コミ・評判

まず、良い口コミは図表3のとおりです。

図表3

使いやすくてメリットが多い

株式投資だけじゃなくいろんな使い方ができるのが、メリットだと感じています。僕が口座開設したきっかけは楽天銀行との連携サービス、マネーブリッジのためです。以前から利用していた楽天銀行をよりお得に使うには、楽天証券を利用する必要がありました。また、直近で本格的な資産運用の予定はありませんでしたが、近い将来絶対に行いたかったのでこの機会に開設しておこうと思いました。
実際に感じたメリットは、やはり楽天銀行と連携したことによりマネーブリッジのサービスが使えるようになったことでしょう。金利の上昇や他の金融機関との資金移動が、格段にやりやすくなりました。そして口座開設したことで、いつでも資産運用ができる環境が整いました。
配信されるメルマガが多いのは、人によっては負担になりデメリットに感じるかもしれません。ただ、個人的には資産運用のさまざまな情報やコラムが見れるのは、大きなメリットだと思っています。今後も積極的に利用していきたいです。

 

アプリがとても使いやすいので株初心者にもおすすめです!

ホームページ版は、情報量も多いため少しわかりづらいと感じましたが、スマホアプリはとても使いやすく作られています。
気になる銘柄は「お気に入り」に登録すれば簡単に確認でき、株価の上下は銘柄の文字やアイコンの色でおおまかに確認可能なので、アプリ起動後すぐに、株価の状況を把握できるのが便利です。
四季報や株主優待の情報はコンパクトに掲載され、銘柄を吟味する際の情報量としては十分だと思います。
株の売り買いの画面もシンプルで、数十秒で申し込みが完了!
すべてシンプルな操作で済むため、初めての売り買いでもスムーズにでき、とても驚きました。
口座の資産状況も一目で確認できるので、面倒な計算も不要です。
難しいと思っていた株式投資がアプリの利用でグッと身近なものになりました。

 

使い勝手の良さが魅力

アベノミクスの勢いに押されて、5年ほど前に株式投資を開始しました。最初はどこの証券会社がいいのか分からなかったため、複数の証券会社で口座を開設しましたが、現在最も使用している証券会社で、NISAを申し込んだのは楽天証券です。

選んだ理由は、楽天銀行をメインバンクとしているため、営業時間内であれば、リアルタイムで楽天銀行から楽天証券にお金を移動させる事が出来るので、チャンスロスが起きません。また条件をクリアすれば、マーケットスピードというシステムを無料で利用する事が出来ます。このシステムがとても使い勝手がよくて、株式投資の売買をする際に重宝しています。他にも投資の勉強が出来る動画配信などを行っているため、初心者が株式投資を始めるなら楽天証券が最適だと思います。

 

初心者には試し易い

投資信託には興味がありましたが、どう始めて良いか不安もあったので、中々手を出せませんでした。けれど、楽天証券なら現金ではなくポイントを使えること、そして100円から投資信託が買えるということを知り、口座を開けました。余っているポイントを使うことが出来、慣れるまでは現金を利用せずに済んだので、とても利用し易かったです。ただ、もう少し詳しく勉強したいという場合の情報量や他の取引をする場合の使い易さといった点では、他社に軍配が上がる様に感じました。

 

ポイントが貯まる証券会社

ただ単に証券会社を選ぶのはもったいないと思い、どこかお得な証券会社はないかな?と探してました。
楽天証券を選んだのは、株の取引き行うアプリ「iSPEED」が見やすいこともありますが、決め手は取引に応じてポイントが貯まることです。取引に対しての手数料はしっかりと分かっていませんが、他の証券会社も大きく違いはないはず。
楽天証券は、あの楽天グループで運営されているので、知らず知らずのうちにポイントが貯まっているのがとても魅力です。貯まったポイントで毎年福袋購入してます!

 

相場分析がしやすい証券会社です

口座開設をする時にホームページの入力のみで直ぐに株取引ができたから助かりました。注文もスピーディーにできて、デイトレードをするには文句のつけようがないです。私は以前から楽天市場の会員なんで、トレードをすると楽天ポイントがたまるので、それも魅力的でした。専門のツールを使えばチャート上で色んなインディケーターを使えるので、相場で勝つための分析ができて儲ける事に成功しました。手数料も業界では最安値くらいになっているので、やっぱり楽天は良いと思っています。

みん評「楽天証券の口コミ・評判」より引用

良い口コミとしては、楽天銀行などとの連携サービスを通じて得られるメリットを評価しているという意見や、資産運用に関する情報提供量の多さ、スマホアプリの使いやすいなどの意見が多く見られました。

また、少額から投資できる点や、手数料の安さなどから、初心者にもおすすめの証券会社である、という声も散見されました。

楽天証券の悪い口コミ・評判

次に、悪い口コミをご紹介します。悪い口コミ・評判は図表4のとおりです。

図表4

楽天モバイルの負債の影響で改悪ばかりしている。

楽天は楽天モバイルの負債が大きくてその穴埋めを他のサービスの改悪で補っている。今まで証券会社と言えば他社と楽天でトップを争っていたと言う感じだったけど、改悪続きで他社に大きく引き離されてしまった感じが強い。もういい加減に足を引っ張っている楽天モバイルはやめればいいのに。

悪い口コミとしては、楽天モバイルの負債問題が他の楽天グループのサービスにも影響を及ぼしているとの声が見られました。

楽天証券のメリット

楽天証券についてさまざまな口コミがみられました。では、楽天証券のメリットは具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

楽天証券のメリットは以下の4つです。

・取引手数料0円で購入できる
・楽天ポイントで投資できる
・楽天経済圏でお得に資産形成できる
・日本経済新聞が無料で購読できる

それぞれ詳しく解説していきます。

楽天証券のメリット(1)取引手数料0円で購入できる

楽天証券の最大のメリットは、「取引手数料0円」で購入できる商品があるという点です。投資信託や国内株(現物・信用)、米国ETFなどの商品は買付手数料を無料で取引できます。

投資の手数料は、投資パフォーマンスに大きな影響を与えます。投資による利益が、手数料で減らされることが少なくなるからです。

手数料が無料なら、コストを極力抑えて投資できるため、初心者でも気軽に始められます。

楽天証券のメリット(2)楽天ポイントで投資できる

楽天証券のもう1つのメリットは、楽天ポイントで投資ができることです。

楽天証券では、楽天ポイントコースに登録すれば、楽天ポイントを「1ポイント=1円」で投資信託や国内株式・米国株式の現物取引、NISA、バイナリーオプションに使えます。

楽天ポイントは、楽天市場や楽天カードなどの楽天グループのサービスを利用すると貯まるポイントです。現金ではなくポイントで投資できるため、気軽に始められます。

また、楽天証券での取引でも楽天ポイントが貯まります。例えば、外国株式の取引手数料の1%分が楽天ポイントで還元されます。

また、投資信託の積立に楽天カードを使えば、積立金額の0.5~1.0%分が楽天ポイントで還元されます。さらに、楽天証券の口座開設や新規取引で楽天ポイントが付与されるキャンペーンも実施しています。

楽天ポイントを貯めやすく、そのポイントで投資できる点がとても魅力的な証券会社です。

楽天証券のメリット(3)楽天経済圏でお得に資産形成できる

楽天証券のさらなるメリットは、楽天経済圏とお得に連携できることです。

楽天経済圏とは、日々の暮らしをする中で楽天グループのサービスを利用し、楽天ポイントを効率的に貯めながら生活することです。楽天証券も楽天グループのサービスと連携することで、お得な特典を得られます。

例えば、楽天市場の還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件に、楽天証券の取引が含まれています。楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定のうえ、楽天証券で米国株と投資信託にそれぞれ月3万円以上投資をすると、還元率が+1倍になります。

また、マネーブリッジサービスを設定することで、楽天銀行の普通預金金利が通常の100倍である0.1%になります。

楽天証券のメリット(4)日本経済新聞が無料で購読できる

さらに、楽天証券のメリットとして、日本経済新聞の購読が無料である点も挙げられます。

日本経済新聞は経済やビジネスに関する最新のニュースや分析を掲載しており、投資に役立つ情報が満載です。楽天証券の口座を持っていれば、日本経済新聞の電子版を無料で購読できます。

電子版はPCやスマホで閲覧でき、紙の新聞と同じ内容に加えて、過去1年分の記事も見られます。日本経済新聞の購読は通常月額5500円(税込み)ですが、楽天証券の口座を持っていれば無料で読めるので、大きな節約になります。

日本経済新聞の購読を無料で始めるには、楽天証券の公式サイトから申し込みをします。申し込み後に日本経済新聞の会員登録をすると、すぐに電子版を読むことができます。

楽天証券は、手数料が安く、ポイントが貯まる、情報が豊富というメリットが多い証券会社です。楽天グループのサービスをよく利用する人や、ポイントで気軽に投資を始めたい人におすすめです。

楽天証券で口座開設するには、公式サイトから必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードするだけです。口座開設は無料で、キャンペーンで楽天ポイントがもらえることもあります。

楽天証券で賢くポイント投資を始めてみましょう。

楽天証券のデメリット

楽天証券のデメリットは以下のとおりです。

・対面でのサポートがない
・ポイント制度の変更が多い
・FXなどは専用の口座が必要

それぞれ詳しく見ていきましょう。

楽天証券のデメリット(1)対面でのサポートがない

楽天証券は、実店舗を持たないネット証券会社です。そのため、対面でのサポートは受けられません。問い合わせや相談は、電話・メール・チャットでおこなう必要があります。

電話はサポート内容によって窓口や受付時間が異なります。また、混雑時にはつながりにくいこともあります。

メールは返信までに時間がかかることがあります。チャットは平日9時から18時までのオペレーター対応で、それ以外の時間帯はAIチャットになります。

どうしても対面でのサポートを受けたい場合は、店舗型の証券会社を利用する必要があります。

楽天証券のデメリット(2)ポイント制度の変更が多い

楽天証券は、ポイント制度の変更が多いというデメリットがあります。ポイント制度とは、楽天証券での取引や口座開設などによって、楽天ポイントが付与される仕組みです。

しかし、楽天証券のポイント制度は、頻繁に変更されています。ポイントを貯めることを目的とする人にとっては、場合によっては不利な状況になる可能性もあることに注意しましょう。

楽天証券のデメリット(3)FXなどは専用の口座が必要

楽天証券のデメリットのもう1つは、FXや先物・オプションなどの商品は専用の口座が必要であることです。

専用の口座を開設するには、通常の口座とは別に、申し込みや審査をする必要があります。FXや先物・オプションなどの商品とは、以下のような特徴を持つ商品です。

・FX:証拠金としてお金を預け、その何倍もの元本があると想定して外国通貨を売買する取引のこと
・先物:将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のこと
・オプション:将来のある時点で、あらかじめ決めた価格で、商品を売買する権利を売買する取引のこと

FXや先物・オプションなどの商品は、高いリターンを狙える反面、高いリスクも伴う商品です。利用するには、自分の資金やリスク許容度に合わせて、慎重に判断するようにしましょう。

【楽天証券の始め方】口座開設のやり方

楽天証券のメリットやデメリットを見てきましたが、実際に楽天証券を利用するには、どうすればいいのでしょうか? ここでは、楽天証券の始め方として、口座開設の手順を詳しく解説していきます。

楽天証券の口座開設のやり方は、以下のようになります。

1.口座開設申込
2.本人確認書類の提出
3.完了通知の受取
4.初期設定
5.口座へ入金

1つずつ順番にみていきましょう。

楽天証券の始め方1.口座開設申込

まず、楽天証券の公式サイトにアクセスし「口座開設」ボタンより申し込みをおこないます。口座開設のページに移動したら、案内に沿って必要情報を入力していきます。

楽天証券の始め方2.本人確認書類の提出

次に、スマホで本人確認または書類アップロードで本人確認書類を提出します。

本人確認書類とは、運転免許証やパスポートなどの公的な身分証明書のことです。本人確認書類は、口座開設に必要なため事前に準備しておきましょう。

楽天証券の始め方3.完了通知の受取

楽天証券での審査完了後、ログインIDがメールで送付されます。ログインIDは変更ができないため、忘れないように大切に保管しておきましょう。

楽天証券の始め方4.初期設定

メールが届いたら、楽天証券のホームページ内の「ログイン」ボタンより、IDとパスワードを入力してログインしましょう。

ログイン後、アンケート回答、暗証番号・勤務先・国籍などを登録し、初期設定は終了です。

楽天証券の始め方5.口座へ入金

投資を始めるには、事前に投資資金を入金する必要があります。

利用している銀行口座から、楽天証券指定の口座に投資資金を振り込みましょう。入金が完了すれば、実際に取引を始められます。

楽天証券がおすすめな人の特徴

次に、楽天証券がおすすめな人の特徴を紹介します。特徴は以下のとおりです。

・楽天経済圏で生活したい人
・さまざまな投資にチャレンジしたい人
・ネット証券に抵抗がない人

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

楽天証券がおすすめな人の特徴1.楽天経済圏で生活したい人

楽天証券は、楽天グループが運営するネット証券であり、取引する度に楽天ポイントを貯めることができます。

貯まった楽天ポイントは投資に回せるだけでなく、普段の買い物にも使えて、使い道が多く便利なため、楽天経済圏を利用して効率的に資産形成したいという人に向いているといえます。

楽天証券がおすすめな人の特徴2.さまざまな投資にチャレンジしたい人

楽天証券では、国内株式や外国株式、投資信託、債券などさまざまな種類の金融商品が取引できます。多くの投資家が取引する主要な商品はほぼ取り扱っているため、初心者から投資経験者まで幅広い方におすすめの証券会社といえます。

楽天証券がおすすめな人の特徴3.ネット証券に抵抗がない人

楽天証券はネット証券であるためネット環境がないと使えず、対面型のサービスが受けられません。

ネット証券に抵抗がなく、自分で情報収集や判断ができる人に向いています。もし、対面でのサポートを希望する場合は、対面型の証券会社を選ぶ必要があります。

楽天証券はやめたほうがいい人の特徴

楽天証券がおすすめな人の特徴を見てきましたが、反対に、楽天証券はやめたほうがいい人の特徴はどうなるでしょうか?

ここでは、楽天証券はやめたほうがいい人の特徴を紹介します。楽天証券はやめたほうがいい人の特徴は、以下のようになります。

・ポイント還元率の改悪が心配な人
・対面でのサポートを受けたい人
・欧州株や韓国株に投資したい人

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

楽天証券はやめたほうがいい人の特徴1.ポイント還元率の改悪が心配な人

楽天証券では、投資信託の積立や楽天カードでの決済などでポイントがつきますが、その還元率を引き下げたことがあります。ポイント還元率を重視して、楽天証券を選んだ場合、今後もその還元率が続くとは限らないため注意しましょう。

楽天証券はやめたほうがいい人の特徴2.対面でのサポートを受けたい人

楽天証券には実店舗がないため、対面でサポートを受けられません。サポートは、チャット、電話、メールで対応していますが、どうしても対面が良いという人は楽天証券ではなく他の証券会社を選んだほうがいいでしょう。

楽天証券はやめたほうがいい人の特徴3.欧州株や韓国株に投資したい人

楽天証券が取り扱っている外国株の地域は、米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの6カ国です。欧州株や韓国株などに投資したい人は、楽天証券はおすすめとはいえません。

以上が、楽天証券がおすすめできない人の特徴です。楽天証券のメリットやデメリットをよく理解して、自分に合った証券会社を選んでください。

楽天証券を利用する際の注意点

楽天証券は、ネット証券の中でも人気の高い会社の1つです。

楽天証券を利用するメリットは、手数料の安さ、ポイント制度の充実さ、投資情報の豊富さなどが挙げられます。しかし、楽天証券を利用する際には、注意点もいくつかあります。

楽天証券で口座開設や取引をするときに知っておきたい注意点を3つ紹介します。

楽天証券を利用する際の注意点1.口座開設の方法と必要な書類を確認する

楽天証券で口座開設をするには、本人確認書類が必要なため事前に準備しておきましょう。

本人確認書類は、運転免許証、住民票の写し、印鑑登録証明書、個人番号カード、健康保険証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カードのいずれかです。
(※)2020年2月4日以降に申請したパスポートは、本人の住所記載欄がないため、本人確認書類としてご使用いただけません。

楽天証券を利用する際の注意点2.取引を開始するには事前入金が必要であることを覚えておく

楽天証券で口座開設をしても、そのままでは投資資金がないため取引できません。利用している金融機関の口座から事前に入金する必要があります。

楽天証券を利用する際の注意点3.安全性の高いパスワードを設定し、定期的に変更する

ネット証券のパスワードが流出した場合、悪意のある第三者によって不正にログインされたり、取引や出金などがおこなわれたりする可能性があります。これは、自身の資産や個人情報に大きな被害をもたらす恐れがあります。

したがって、パスワードは他人から推測されやすいものにせず、安全性の高いパスワードを設定し、定期的に見直すようにしましょう。

楽天証券に関してよくある質問

楽天証券に関してよくある質問は、以下のとおりです。

楽天証券に関してよくある質問1.未成年ですが、口座開設はできますか?

親権者(未成年後見人を含む)が楽天証券に総合取引口座を開設していれば、未成年の方も口座開設ができます。口座開設基準は以下のとおりです。

・満18歳未満かつ未婚であること
・親権者または未成年後見人の方の1名が当社に総合口座開設をしていること
・親権者全員または未成年後見人(複数人選任されている場合は全員)の同意が得られていること

 

楽天証券に関してよくある質問2.NISA口座で取引できる対象商品を教えてください

楽天証券のNISA口座を利用して取引できる商品は以下のとおりです。

【つみたて投資枠】

・投資信託(積立取引)

【成長投資枠】

・国内株式(現物取引)、国内ETF・REIT、新規公開株式(IPO)/公募増資・売出(PO)、立会外分売、かぶミニ(単元未満株)、かぶツミを含む。整理・監理ポスト指定銘柄は対象外

・外国株式(現物取引)
・米国株式、米株積立、中国株式、アセアン株式、海外ETFが対象
・投資信託(スポット・積立取引)

<NISA口座で取引できない商品>
株式取引(信用取引)、FX(外国為替証拠金取引)、公社債投信(外貨建MMF)、国内外の債券、金プラチナ、先物オプション取引、ETFs

楽天証券まとめ

楽天証券は、楽天グループのオンライン証券会社です。楽天証券のメリットは、楽天ポイントが貯まることです。

楽天ポイントは、投資のコストを下げるだけでなく、日常生活にも役立ちます。また、取引手数料や投資情報・投資商品の豊富さなども、楽天証券の強みです。

一方で、対面でのサポートがない、ポイントサービスが改悪される可能性があるといったデメリットもありました。資産運用する上で、証券会社選びはとても重要です。

投資する目的、ライフスタイルを再確認し、自分に合った証券会社を選びましょう。その際には本記事の内容を参考にしていただき、ぜひ楽天証券も検討してみてください。

出典

楽天証券株式会社
楽天証券株式会社 会社概要
楽天証券株式会社 沿革
楽天証券株式会社 自分にあった投資スタイルを探そう
楽天証券株式会社 投信残高ポイントプログラム
楽天証券株式会社 おすすめマネー本
楽天証券株式会社 トウシル
楽天証券株式会社 取扱商品一覧
楽天証券株式会社 楽天証券が選ばれる理由
楽天証券株式会社 ポイントプログラム
楽天証券株式会社 ポイント投資
楽天証券株式会社 取引手数料ポイントプログラム
楽天証券株式会社 SPU(スーパーポイントアッププログラム)
楽天証券株式会社 マネーブリッジ – 楽天銀行連携による優遇金利などのサービス提供
楽天証券株式会社 日経テレコン(楽天証券版)
楽天証券株式会社 お客様サポート
楽天証券株式会社 FX(外国為替証拠金取引)
楽天証券株式会社 先物・オプション 取引口座開設 申込画面 ログイン
楽天証券株式会社 口座開設から手続きまで
楽天証券株式会社 初期設定のご案内
楽天証券株式会社 よくあるご質問
日本経済新聞 電子版 ヘルプセンター
みん評 楽天証券の口コミ・評判

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集