更新日: 2024.09.02 NISA
娘夫婦は「新NISA」に一喜一憂していて気の毒です…。やっぱり「年金と貯金のみ」がいいですよね?
しかし、この状況は投資と無縁の「年金と貯金世代」の人々から見れば気の毒に映るかもしれません。資産形成が活発になっているこのご時世で、本当に年金と貯金だけの世代は生活に影響はないのでしょうか? 本記事では世代による、お金と生活の話を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
新NISA世代が直面した「大暴落」の影響は?
今回の事態は、新NISA世代にとって大きなショックを受けたかもしれません。それも当然で、手元の資産価値が大きく変動し金銭的に損を被る資産面での影響、それにより投資に対する信頼や将来の不安など、精神的な影響がある状況といえます。これらにより投資・資産形成をやめようと考える人もいるかもしれません。
しかし過去の金融市場では、過去にブラックマンデーやリーマンショック、コロナ禍などを乗り越えて成長してきたのも事実です。
特に、新NISAでメインになりえる積立投資では、相場の変動に一喜一憂してはいけません。むしろ積立投資は、このような暴落を見越しています。ですから今回のような事態が起こったとしても、コツコツと投資を続けることが重要です。積立投資は過去より、このような暴落を持ち直し株価が回復し、長期的には大きな利益をもたらしてきたものです。そのため、うろたえ売りなどはしないほうが賢明です。
ただし年金と貯金をメインに考えている世代は、このような事態をよく思えないのも当然といえます。そのような世代の方は、本当に貯金と年金で乗り切れるのでしょうか。特に、本記事のような新NISA世代の子を持つ親は気になることでしょう。
【PR】資料請求_好立地×駅近のマンション投資
【PR】J.P.Returns
おすすめポイント
・東京23区や神奈川(横浜市・川崎市)、関西(大阪、京都、神戸)の都心高稼働エリアが中心
・入居率は99.95%となっており、マンション投資初心者でも安心
・スマホで読めるオリジナルeBookが資料請求でもらえる
本当に逃げ切れる?投資せずに貯金と年金で暮らせるのはどのような人たちなのか
貯金と年金で暮らせる人とは、どのような人たちなのでしょうか。各家庭事情による部分が大きいですが、重要なポイントは以下の通りです。
・現役時代から長期的に大きな貯金をしてきたこと
・現役時代の収入が大きく、年金もそれなりの金額があること(夫婦で同じような条件だとなおよい)
・支出が小さく、年金収入と貯金の取り崩しのバランスがよいこと
特に支出が小さいことと、貯金の取り崩しは重要です。当然のことですが、膨大な貯金があっても老後に派手な生活を送っていてはすぐに底をつきます。支出をいかにコントロールするかは、重要なポイントです。年金に関しては現役時代の収入が大きかったとしても、そこまで大きな金額を受給することはできません。多額の年金を受け取ることができるのは、ほんのごく一握りにも満たないのです。その点からも、支出コントロールは大切です。
貯金と年金だけで逃げ切るには、現役時代からの積み重ねと相応の工夫が必要で、それらを実行できる人が逃げ切ることが可能になるでしょう。老後生活にゆとりをもたらすためには、短時間でも労働をすることや家計管理の工夫が重要になるのでおさえておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【PR】SBI証券のNISA(ニーサ)