資産圢成ず䜏宅取埗の䞡方を実珟する「賃貞䜵甚䜏宅」っお

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資産圢成ず䜏宅取埗の䞡方を実珟する「賃貞䜵甚䜏宅」っお
人生100幎時代ずいわれるようになり、「長生きするこずに䞍安に感じる」ずいう方もいらっしゃいたす。将来に向けた資産圢成は早めに着手するほど効果的です。資産圢成・運甚にはさたざたな方法があり、どのような方法を遞択するかは人によっお異なりたす。
 
資産圢成ず自らの䜏宅取埗の䞡方を実珟する方法ずしお「賃貞䜵甚䜏宅」、すなわち自宅ず同じ建物に賃貞郚分を䜵蚭する手法が泚目されおいたす。「賃貞䜵甚䜏宅」にはどのようなメリットずデメリットがあるか考えおみたす。
 
西山広高

ファむナンシャル・プランナヌ®、䞊玚盞続蚺断士、宅地建物取匕士、宅建マむスタヌ、西山ラむフデザむン代衚取締圹
 
http://www.nishiyama-ld.com/

「円満な盞続のための察策」「家蚈の芋盎し」「資産圢成・運甚アドバむス」のほか、䞍動産・お金の知識ず倧手建蚭䌚瀟での勀務経隓を掻かし、「マむホヌム取埗などの䞍動産仲介」「䞍動産掻甚」に぀いお、ご盞談者の立堎に立ったアドバむスを行っおいる。

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賃貞䜵甚䜏宅のメリット

たずはメリットを芋おみたす。
 
・䞀定の条件のもず䜏宅ロヌンが䜿える
倚くの金融機関が䜏宅ロヌンの適甚条件ずしお「建物の50を超える郚分が自己の居䜏甚であるこず」を条件にしおいたす。逆にずらえれば、半分たでは自分が䜏むためのものでなくおも良いずいうこずになりたす。賃貞郚分は「事業甚」の扱いです。
 
賃貞䜏宅ずしお他人に賃貞する堎合のほか、賌入者自身が店舗や事務所ずしお利甚する堎合もこの条件が適甚されたす。
 
・賃料収入からロヌン返枈できる
通垞、䜏宅ロヌンは賌入者の自己資金や絊䞎などの所埗から返枈したす。賃貞䜵甚䜏宅の堎合、ロヌン返枈額の䞀郚あるいは党額に家賃収入を充圓するこずが可胜です。
 
・家族構成の倉化に察応できる堎合も
圓初は賃貞䜵甚䜏宅ずしお建築し、将来は賃貞郚分に子の䞖垯が䜏む二䞖垯䜏宅ずするこずも可胜です。ただし、子どもが䜏むからず入居者に退去を求めるのは難しいですし、その立地がファミリヌ向けの賃貞䜏宅には䞍向きなこずもあり埗たす。
 
芪が「子の䞖垯に䜏んでほしい」ず考えおいおも子の䞖垯が同じように考えるずは限りたせん。慎重に怜蚎する必芁はあるでしょう。
 
・盞続皎察策ずしお掻甚できる
盞続皎評䟡䞊、䞍動産は実勢䟡栌よりも䜎い固定資産皎評䟡額あるいは盞続皎路線䟡を元に評䟡されたす。さらに、賃貞䜏宅の堎合、その土地建物は入居者の「賃借暩」が付くこずになり、所有者は自由に利甚できたせん。
 
そのため、土地建物ずもに「制玄のある土地」ずしお自甚自己が利甚するためのものに比べ盞続皎評䟡額が䞋がりたす。
 

建物の盞続皎評䟡

自甚の建物の盞続皎評䟡額は「固定資産皎評䟡額」が適甚されたす。賃貞䜵甚䜏宅では、建物は「借家暩付建物」ずなり、「借家暩」の分だけ評䟡額が䞋がりたす。珟圚の皎制では借家暩は䞀埋30に蚭定されおいたす。これにより、建物に぀いおは䞋蚘の蚈算結果が適甚されるこずになりたす。
 
賃貞䜵甚䜏宅の盞続皎評䟡額固定資産皎評䟡額×1借家暩30
 

土地の盞続皎評䟡額

賃貞建物が建぀土地は「貞家建付地」ずしお評䟡されたす。土地の堎合、囜皎庁が路線䟡盞続皎路線䟡ずずもに「借地暩割合」を公衚しおおり、むンタヌネットでも確認できたす※1。土地の盞続皎評䟡額は䞋蚘の蚈算により求めたす。
 
貞家建付地の盞続皎評䟡額
自甚地の盞続皎評䟡額1×借地暩割合×借家暩割合×賃貞割合

 
賃貞䜵甚䜏宅の堎合、土地、建物ずもに、党䜓の面積を自甚郚分ず賃貞郚分の割合で分け、それぞれ蚈算した結果が評䟡額です。
 
たた、土地に぀いお盞続時に「小芏暡宅地等の特䟋」の適甚条件を満たせば、自甚郚分は80、賃貞郚分は50の枛額が受けられ、さらに倧きく評䟡が䞋がりたす小芏暡宅地等の特䟋に぀いおは別の機䌚にお䌝えしたいず思いたすが、条件が现かく定められおいるので泚意が必芁です。
 
・自䞻管理が容易
自らが居䜏しおいる建物の䞀郚を賃貞するこずになり、自宅呚蟺の枅掃などを自分で行うこずもできるでしょう。建物管理を倖郚に委蚗するコストを削枛できるこずから、より収益力を高めるこずも可胜です。
 

賃貞䜵甚䜏宅のデメリット

デメリットにはどんなものがあるでしょうか
 
・建築費が高額になる
自宅だけの建物に比べ芏暡が倧きくなるほか、賃貞郚分にも氎たわりの蚭備キッチン、トむレ、济宀などを別途蚭けるこずになりたすので、建築費は高くなりがちです。たた事業収支䞊、経幎劣化によっお蚭備の曎新などが必芁になるこずも考慮しおおく必芁がありたす。
 
・空宀のリスク
賃貞である以䞊、入居者が埋たらない、あるいは入れ替わるリスクも考慮しおおく必芁がありたす。入居者がいない時期の賃料収入は埗られたせんが、ロヌンの支払いは毎月発生したす。呚蟺マヌケットなどの立地特性なども十分に考慮し、ある皋床の空宀率も芋蟌んだ蚈画が必芁です。
 
・オヌナヌず入居者、入居者同士のトラブル、プラむバシヌぞの圱響
文字通り「䞀぀屋根の䞋」に他人が䜏むこずに抵抗を感じる人は少なくありたせん。盞続を考えるず、土地建物を匕き継ぐ人も同じ建物に他人が䜏むこずを蚱容できるこずが条件です。
 
たた、入居者同士で隒音や振動などの苊情が出るこずもあり埗たすし、家賃の滞玍が発生するこずも考えられたす。
 
同じ建物に他人が䜏めば、出入りの時に顔を合わせるこずもあるでしょう。賃貞専甚の投資甚物件であれば、建物管理や入居者管理をすべお業者に委蚗し、倧家ず入居者が盎接接しないようにするこずも可胜ですが、賃貞䜵甚䜏宅の堎合そうはいきたせん。
 
倧家ずしお、入居者ず円滑なコミュニケヌションが取れるかが重芁です。そうしたこずに煩わしさを感じる人には賃貞䜵甚䜏宅は䞍向きです。
 
・売华時の制玄
䜕らかの事情で土地建物を売华しようず考えた堎合、賃貞䜵甚䜏宅の堎合にはさたざたな制玄がありたす。入居者がいる堎合、売华を理由に立ち退きを求めるこずは䞀般的には難しいずいえたす。結果ずしお、入居者がいる状態で売华を行うこずになる可胜性がありたす。
 
たた、賃貞䜵甚䜏宅が欲しいず考える賌入者はそう倚くはありたせん。結果的に売华に時間がかかったり、䟡栌を䞋げお買い手を探したりするこずになる可胜性もありたす。
 

たずめ

賃貞䜵甚䜏宅には倚くのメリットがあるこずは確かです。マむホヌム取埗は人生最倧の買い物ずいわれたすが、賃貞䜵甚䜏宅では、マむホヌム取埗に賃貞アパヌト経営を付加するこずでさらに高額な支出になりたす。
 
蚈画通りに回れば倧きなメリットを享受できたすが、流動性の䜎い「䞍動産」に関するこずでもあり、うたくいかなかった堎合にリカバリヌが難しいずもいえたす。
 
賃貞䜵甚䜏宅を怜蚎する堎合、立地環境、マヌケット調査などを行うずずもに、将来のこずを芋据え、ある皋床のリスクがあるこずも織り蟌んで蚈画する必芁がありたす。
 
出兞
※1財産評䟡基準曞路線䟡図・評䟡倍率衚
 
執筆者西山広高
ファむナンシャル・プランナヌ、宅地建物取匕士、西山ラむフデザむン代衚取締圹

 

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