更新日: 2021.02.26 資産運用

コロナ禍における金投資のススメ

執筆者 : 浦上登

コロナ禍における金投資のススメ
コロナ禍にもかかわらず、株価が上がっています。2021年1月21日現在で、ニューヨークダウ平均は最高値を更新し、3万1000ドルを超えています。日経平均株価も2万9000円に迫っており、3万円台に乗せる勢いです。 高騰の原因は各国政府が景気を支えるために市場に供給している大量の資金、すなわちヘリコプター・マネーによるものといわれています。
 
今後の動向はどうなるのか目が離せないところですが、この記事では金投資を考えてみませんかというテーマでお話をしたいと思います。
 
浦上登

執筆者:

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
 
早稲田大学卒業後、大手メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超える。その後、保険代理店に勤め、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。
 
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表、駒沢女子大学特別招聘講師。CFP資格認定者。証券外務員第一種。FPとして種々の相談業務を行うとともに、いくつかのセミナー、講演を行う。
 
趣味は、映画鑑賞、サッカー、旅行。映画鑑賞のジャンルは何でもありで、最近はアクションもの、推理ものに熱中している。

https://briansummer.wixsite.com/summerarrow

浦上登

執筆者:

執筆者:浦上登(うらかみ のぼる)

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。
 
早稲田大学卒業後、大手メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超える。その後、保険代理店に勤め、ファイナンシャル・プランナーの資格を取得。
 
現在、サマーアロー・コンサルティングの代表、駒沢女子大学特別招聘講師。CFP資格認定者。証券外務員第一種。FPとして種々の相談業務を行うとともに、いくつかのセミナー、講演を行う。
 
趣味は、映画鑑賞、サッカー、旅行。映画鑑賞のジャンルは何でもありで、最近はアクションもの、推理ものに熱中している。

https://briansummer.wixsite.com/summerarrow

コロナ・ショックと金価格の動き

金価格はコロナ騒動が起こった2020年初頭は1トロイオンス当たり1500ドル(グラム当たり5064円)でしたが、コロナ感染が広がるにつれて急騰し、2020年8月には2000ドル(6752円)を超えて史上最高値を更新しました。その後は少し下降し、2021年1月21日現在は1900ドル(6414円)をやや下回るレベルで推移しています。
 
注)( )内は105円/ドルで換算したグラム当たり円価格を表示しています。
 

投資対象としての金の特徴

投資対象としての金の特徴は次のとおりです。
 

1. 金にはその希少性・普遍性から国や企業を超えた信用がある

金は歴史的に価値の源泉でした。国債は国の信用、株式は企業の信用を価値の源泉としていますが、金はそれを超えた信用を持っているので「有事の金」と呼ばれ、社会や経済の基盤が崩れそうになるときに金の価格は上昇してきました。
 
コロナ禍で金の価格が上昇したのは、「有事の金」を市場が評価したためということができます。
 

2. 貴金属という現物資産であるにもかかわらず、流動性が高く換金性がある

金は金融資産というよりは現物資産ですが、それにもかかわらず、ETF(上場投資信託)、純金積立、金地金など、さまざまな取引形態があります。すなわち、流動性と換金性が高く、株式と同じように市場で取引ができます。
 

投資対象として金に着目する理由

今後の経済成長がどうなるか分からないにもかかわらず、株価は上昇しており、これはバブルではないかともいわれています。
 
このように不透明で、株価が将来どちらに行くか分からない状況だからこそ、上記「投資対象としての金の特徴」で述べた価値の源泉である金に投資することが安定した投資になるともいえます。
 

金への投資の形態

金への投資の方法はいくつかありますが、以下に主なものを挙げてみます。
 
1. ETF(上場投資信託)
金の価格にリンクして変動するETF(上場投資信託)を作り、株式と同様に売買できるようにしたものです。
 
2. 純金積立
毎月一定額の金を購入し、積み立てを行う方法です。 変動する金価格に対して毎月一定額を買うので、安いときに多く、高いときに少なく買うというドルコスト平均法が実践可能です。
 
3. 金地金
延べ棒やインゴットと呼ばれる金の現物取引です。
 
上記のうちでは、ドルコスト平均法による長期積立が可能な純金積立をお勧めします。毎月一定額を少しずつ積み立てることで、価格変動のリスクを緩和させるとともに、購入単価を低く抑えることが可能になります。
 
金ETFの場合は、毎月自動的に長期積立ができるシステムを用意している証券会社がないので、ドルコスト平均法による長期積立は現実的ではないようです。不確実性が高い時代であるからこそ、金に着目した投資を考えてみる価値があると思います。
 
以上は、金に投資をすることの検討のお勧めです。最終的な判断と投資は自己リスクでお願いします。
 
執筆者:浦上登
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー
 

auじぶん銀行