更新日: 2023.10.11 キャリア
夫の転職・独立は応援できる?「嫁ブロック」の理由は親の職業にあった!?
株式会社Parasol(『恋愛婚活ラボ調べ』)では、女性579人を対象に「夫の独立・転職の意識調査」が行われました。
今回はこの調査結果をもとに、配偶者の転職・起業に対する意識の傾向をまとめました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
妻の父親が「公務員」の場合は「転職ブロック」されやすい
夫の転職を応援できるか否かの質問に対して、「応援したくない」との答えで最も多かったのは、「公務員・団体職員」の父親を持つ女性でした。対して、「とても応援したい」との答えで最も多かった女性の父親の職業は、「会社経営」でした。
この結果から、夫の転職を応援してくれない可能性が高いのは「公務員・団体職員」の父親を持つ女性といえるでしょう。
なお、応援できない理由で多かったのは「安定性に欠けるから」「安定したところで勤めてほしいと思うから」などであり、金銭的に安定した生活を重視していることが分かります。
妻の父親が「自営業」の場合は「独立ブロック」されやすい
次は、夫の起業を応援できるか否かの質問結果をみてみましょう。起業反対派で最も多かったのは、「自営業」の父親を持つ女性で18.7%でした。
一方で、「とても応援したい」との答えで最も多かったのは「会社経営」の父親を持つ女性でした。反対派意見の理由としては「自分の親が独立して失敗したのを目の当たりにしたから」など、自分の親の姿が影響していることが分かります。
両親などの身近な人が仕事で成功しているか否かは、自分はもちろん、配偶者の仕事に対しても大きな影響を与えているといえるでしょう。
夫の転職・起業を応援する女性は年収800万円以上!?
同じ調査にて、夫の転職・起業を「あまり応援したくない」「応援したくない」と答えた女性の年収に特徴があることが分かりました。
反対派の女性で最も多かった年収は「400万円以下」であり、最も少なかった年収は「800~1000万円台」との結果でした。
年収800万円以上稼いでいる女性は、自分自身でもある程度収入の基盤ができているため、万が一夫が失敗しても自分が支えていけるとの安心感から、応援する傾向が強いのかもしれません。
配偶者の転職・起業を応援するか否かは親の職業や自分の収入が関係している
今回の調査結果より、夫の転職や起業を応援するか否かは、両親の職業や自分の収入などが関係していることが分かりました。
誰しも大きく環境が変わる場面では、不安な気持ちが生まれるでしょう。そのため、夫にいきなり転職や起業をしたいと言われても、妻からしたらすぐに受け入れることは難しいかもしれません。
調査結果はあくまで傾向であるため、一度家族に反対されたからといってすぐに諦めてしまうのではなく、自分の思いや今後の計画についてお互いが納得できるまで話し合うことが大切です。
出典
株式会社Parasol/配偶者による「転職・独立ブロック」、親の職業や本人の年収が関係!『恋愛婚活ラボ調べ』
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー