更新日: 2020.08.26 貯金

20~30代女性の半数が結婚資金ゼロ!一方で4人に1人は資産運用をしている?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

20~30代女性の半数が結婚資金ゼロ!一方で4人に1人は資産運用をしている?
女性の20代から30代といえば、就職してお金を稼ぎ始めたり、結婚したり、出産したりと、人生におけるビッグイベントがめじろ押しです。まずは結婚資金を貯め、結婚したら家を買ったり子供の教育資金を貯めたりと、とにかくお金を貯めなくては、と思っている人も多いことでしょう。逆に、あまり貯金していないという人もいるかもしれません。
 
冒険社プラコレ(本社:神奈川県鎌倉市)は、20代から30代女性1243名「20~30代女子のおカネ事情、夫婦のお財布事情」についての調査を実施しました(※)。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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結婚を意識しても、約半数は貯金をしていない

結婚するために貯金をしたかと尋ねたところ、結婚を意識しても49%が「貯金をしていない」と回答しました。貯金をしていない人は結婚式や新生活の資金はどうするつもりなのでしょうか。
 
残りの51%は「貯金をしている、または貯金した」と回答しました。貯金をしている人の多くは、結婚式やハネムーンなどを意識しており、「指輪代、前撮り代を含め200~250万円は貯金する予定」「結婚式や諸々費用のために800万は貯めたい、余ったらハネムーンに使う」「今500万、結婚式までにあと100万は貯めたい」という声が寄せられました。
 
貯金額は、2人で50万円程度から1000万円を目指しているという女性まで幅広くみられました。働いているのであれば、自分で結婚資金を準備するのが望ましいでしょう。
 

半数が毎月決まった額を貯金している

毎月決まった額を貯金しているか聞いたところ、「している」と回答した女性は52%で、多くの女性が毎月1万円から3万円程度の貯金をしていると回答しました。給料の天引きをしておけば、残った分で生活する習慣が身につくので、知らないうちに貯まっていきますよね。
 
他には「月初に先取り貯金をわけて、月末に余裕が出た分を貯金する」「とにかくマイナスになる月はつくらないでおく」などというように各自で貯金のルールを決めているようです。
 

新婚夫婦では、家計は「嫁管理」「お財布は別々」が半々。イマドキの若い女性は投資もしている

新婚夫婦のお財布事情を聞くと、最も多いのは「嫁管理」が478名で42%、僅差で「お財布は別々」が458名で40%となりました(総回答者数:1127)。共働きが増えたため、お財布は別という家庭が増えたようです。
 
お財布が別な場合の管理方法については、「家賃や固定費は旦那、食費や日用品は嫁」「2人の生活に関わるすべてのものを旦那さん、私のお金は自由」「キャッシュカードは預かってるけど基本的には財布は別」「家計は完全割り勘、それ以外は自由」というように、家庭ごとにルールがあるようです。なお、「旦那管理」(117名)は10%程度で、少数派でした。旦那にはお金の管理を任せたくないのでしょうか。
 
貯金以外の金融資産があるかと聞いたところ、25%は株や投資などの金融投資をしていることがわかりました。若い女性でも4人に1人は投資をしているのですね。
 
「近い将来のために投資、老後のために保険で資産形成しています、コロナ禍でも利益が出ています」という運用上手の人もいれば、「株、不動産、積立、財形、保険をしています。株はコロナ不況に乗じてたくさん買いました」コロナ不況で株が暴落したのをチャンスと捉え、株をたくさん購入したというしっかり者もいました。また、最も多く運用しているのはつみたてNISAでした。
 
以上の結果から、20代から30代女性は半数が貯金をしていないものの、半数はこつこつ貯金をしており、さらに早いうちから資産運用をしているしっかり者もいることがわかりました。もし、貯金できていない場合は1万円でもいいので毎月貯金して、将来に備えた方がいいでしょう。
 
[出典]
※冒険社プラコレ「20~30代女子のおカネ事情、夫婦のお財布事情」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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