公開日: 2021.02.08 家計

若いうちから投資する人も! 10代の貯蓄や投資の実態とは

お金を貯める・増やすというのは、大人だけのものではありません。イマドキでは、10代から投資を始める人もいるのだとか。そんな10代の、貯蓄や投資の実態はどうなっているのでしょうか。
 
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が発表した「10代の金銭感覚についての意識調査2020」(※)をひもといてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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イマドキ10代の預貯金額をチェック!

この調査は、2020年9月に15歳から19歳の学生を対象に行われたもの。まずは預貯金について見てみます。

【預貯金をしているか?】
  • している 58.3%
  • していないが、したいと思う 29.2%
  • していないし、したいと思わない 12.5%

 
およそ6割の10代が、預貯金をしているという結果に。いっぽうで、1割強は預貯金に対して消極的ということもわかります。ちなみに、高校生で預貯金をしている割合は53.1%、大学生などは66.2%でした。年齢が上がるにつれ、お金を貯めている人が増えているようですね。
 
ちなみに、前回調査(2020年1月実施)に比べて、預貯金をしている率は全体で7.7ポイント上昇しているとのこと。コロナ禍で貯金に目覚めた10代も少なくないようです。具体的な預貯金額については、以下のとおり。
 

【預貯金額の平均】
13万121円

 
高校生の平均は7万5497円、大学生などの平均は19万6584円でした。どちらも、前回調査よりアップしています。10代が預貯金をする理由については、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
 

【預貯金をしている理由(またはしたい理由)は?(複数回答)】
1位:将来のため 55.9%
2位:万が一のときのため 39.8%
3位:買いたいものがあるため 31.8%
4位:一人暮らしをするため 22.3%
5位:学費を払うため 19.8%

 
TOP5はこのような理由に。若い人がお金を貯めるとき、なにか買いたいものがあるというイメージもありますが、実はそれより「将来のため」「万が一のときのため」という理由のほうが多いということがわかります。
 
イマドキの10代には、若いうちから先々のことを考えている人も少なくないのかもしれません。
 

少数派だが、10代から投資を始める人も!

では、投資(株式投資、仮想通貨、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)についてはどうなっているのでしょうか。
 

【投資(株式投資、仮想通貨、実物投資、ポイント運用・ポイント投資など)をしているか?】
・している 5.9%
・していないが、したいと思う 35.2%
・していないし、したいと思わない 58.9%

 
実際に投資をしている10代は、全体の6%弱と少数派。およそ35%は投資に興味がありつつも、6割弱は消極的なようです。損をするかもしれない、本当にお金が増えるのかわからない、難しそう……など、10代にとってはまだハードルが高いのかもしれません。
 
投資に積極的な層は、どのようなものに注目しているのでしょうか。
 

【投資をしているもの(または、投資をしたいと思うもの)は?(複数回答)】
1位:株式 57.7%
2位:FX 26.8%
3位:仮想通貨 17.5%
4位:債権(国債など) 14.1%
5位:投資信託 12.9%

 
TOP5は上記の結果に。ダントツで株式が多いですね。少額から始められ、比較的安心感があり、初心者でもとっつきやすいところが魅力なのかもしれません。ちなみに7位には、最近注目されている「スニーカー投資」もランクイン。
 
このような投資型せどりまでチェックしているという10代がいることにも驚きです。
 

10代が行う、自分に対する投資とは?

最後に、10代が行う自己投資の内容について見てみましょう。
 
「自己投資をしているか?」という質問に対し、していると回答した人は19.2%、していないが、したいと思うと回答した人は38.3%、していないし、したいと思わないと回答した人は42.5%でした。
 
具体的に、10代にとって自己投資とはどんなことなのでしょうか。
 

【どのような自己投資を行っているか?(複数回答)】
1位:外見磨き 58.3%
2位:知性磨き(読書など) 37.5%
3位:資格取得 34.9%
4位:健康維持 30.2%
5位:語学学習 28.6%

 
ダントツで多かったのが、6割近くの「外見磨き」でした。内面よりまずは外見を重視する人が多いという点は、10代ならではなのかもしれません。いっぽうで内面磨きとしては、読書、資格取得、語学学習のほか、6位以下には「お金の勉強」「ネットワークづくり」「社会貢献」などもランクイン。
 
そのほか、体が資本ということで、健康維持に気を遣ったり、6位以下では「身体能力の向上(筋トレなど)」に投資したりする人も見られました。このような自己投資に費やす金額は、以下のとおり。
 

【自己投資に、ひと月あたり、いくらくらいお金を使っているか?】
1位:1000円~2000円未満 28.6%
2位:3000円~5000円未満 16.1%
3位:1000円未満 15.1%
4位:1万円以上 14.1%
5位:2000円~3000円未満 13.5%

 
もっとも多いのは、「1000円~2000円未満」でした。平均すると、3979円という結果に。ちなみに高校生の平均は2824円、大学生等の平均は5262円です。これから20代、30代と生きていくにつれ、この内容や金額にどのような変化が現れるのか、非常に興味深いところではありますね。
 
10代のお子さんがいらっしゃるご家庭では、一度貯蓄や投資について話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
 
[出典]
※SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「10代の金銭感覚についての意識調査2020(9月調査)」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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