更新日: 2021.05.11 家計

「貯める習慣」が身に付く家計簿とはどのようなもの?

執筆者 : 柘植輝

「貯める習慣」が身に付く家計簿とはどのようなもの?
「家計簿をつけているのにお金が貯まらない」「家計簿をつけることが作業になってしまっている」といった悩みを抱えていませんか?
 
こういった悩みは、何も考えず「とりあえず家計簿を」と思い付きで始めてしまっている方にありがちなものです。今回はそうなってしまわないように、お金を貯める習慣が身に付く家計簿とはどんなものかという視点で家計簿について見ていきます。
 
柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

柘植輝

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執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

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家計簿は自分に合った物を選ぶこと

では早速、「お金を貯める習慣が身に付く家計簿」とはどんなものか、答えを申し上げましょう。それは、第一に無理なく続けられる家計簿です。
 
結局のところ、家計簿は収支を把握して家計を適正にするために使うツールにすぎません。そのため、まずは自分にとって使いやすい家計簿を選んで使っていき、家計簿を通じて家計と効率的に向き合う時間を増やし、お金に対する感覚を研ぎ澄まして、お金を貯めるという習慣を培っていくのです。
 
現在よく使われている家計簿は主に3パターンに分類されます。

(1)スマートフォンなどの家計簿アプリ
(2)書店などで売られている家計簿用ノート
(3)ノートやExcelで作成した自作の家計簿

 
正直、家計簿はどのような方法でつけても間違いではありません。自分にとって扱いやすく、無理なく続けられるものであれば、それが正解です。
 
例えば、スマートフォンの操作が得意な方であれば家計簿アプリを利用するのがよいでしょうし、自分なりにアレンジしたい方やデジタル媒体が苦手な方は、市販のノートでオリジナルの家計簿を作っていくのが良いでしょう。
 

いきなり全ての収支を記載しなくてもよい

このご時世、忙しくてなかなか家計簿を正確につける時間がないという方もいらっしゃることでしょう。そういった場合は、目的に応じて一部の収支に絞って家計簿をつけるというのも有効です。
 
例えば、生活費にかかるお金が多いのが悩みというのであれば、まずは衣食住に関する部分に限って家計簿をつけます。そもそも、どこにお金を使っているか分からないという場合は、いったん、衣食住に加えて交際費や日用品、教育費など、支出を大まかに区分けして家計簿をつけていきましょう。
 
家計簿をつける際は目的や割ける時間、考え方などに合わせて項目をできるだけ絞り、長期間続けていけるようにすることが大切です。
 

家計簿の項目は細かくし過ぎない

慣れないうちや時間が取れない方は、家計簿の管理項目を細かくし過ぎないようにしてください。本来であれば、細かくつけることが収支の明確化につながるのですが、項目を細分化することで項目ごとの支出の数値が小さくなり、「もうちょっと使ってもいいか」と支出が増加する恐れがあるからです。
 
例えば、交際費と交通費を分けたとします。遊びに行ったときに1万円の支出があり、そのうち2000円が交通費だった場合、交際費自体は8000円だから1万円までもう少し遊んでいいか、と考えてしまうかもしれません。交際費の支出に付随した交通費は交際費に含めるなど、あえて項目を細かくし過ぎないことも大切です。
 

家計簿の管理を習慣にする

家計簿を役立てるには、定期的に家計簿へ支出を記入するようにしなければなりません。例えば、毎週水曜日と日曜日に家計簿をつける、土曜日に一週間分まとめて記入するといったように定期的に家計簿をつけることを習慣化します。
 
そうすることで、ある程度お金の動きが見えてくるようになり、日常生活でも「先週は使い過ぎたから今週は抑えよう」といったように、お金が貯まる方向におのずと思考が向いていきます。
 
家計簿をつけることが単なる作業になってしまったり、数ヶ月分まとめてつけることが続いてしまうと、結局ただ数字を集計するだけになってしまい、お金を貯める習慣がいつまでも身に付かないことにもなりかねません。
 

家計簿を賢く使って無理なく貯める習慣を!

家計簿は無理なく正しく続けることで、お金を貯める習慣が自然と身に付く便利なツールです。家計簿をつけていくに当たっては、形式的な面にとらわれ過ぎず、自分に合ったやり方で、かつ負担が大きくならない範囲で行うことを意識してみてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士