更新日: 2021.05.27 家計

住宅ローンの返済がある場合、ボーナスの何割を貯蓄に回す?

執筆者 : 柘植輝

住宅ローンの返済がある場合、ボーナスの何割を貯蓄に回す?
月々の給料とは別に臨時で支給されるボーナスを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。だからこそ、このボーナスをいくら消費し、いくら貯蓄に回すべきか、そしてローンのある方はいくら返済に充てるべきか、悩まれる方も多いようです。
 
そこで今回は、堅実に貯蓄していきたい方に向けて、ボーナスの最適な貯蓄割合について住宅ローンの返済も絡めて解説していきます。
 
柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

柘植輝

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執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

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ボーナスの貯蓄割合はどれくらいが適正?

ボーナスを全額消費するのは基本的に避けましょう。毎月の給料とは別のまとまった収入は貴重な存在です。冠婚葬祭や家具家電の買い替えなど、臨時の支出はいつ発生するか分かりません。臨時の支出は臨時の収入で賄うというイメージを持って、ボーナスの使い道について考えていきましょう。
 

毎月貯蓄ができていない場合

毎月全く貯蓄ができていないという場合は、可能な限りボーナスを貯蓄に回しましょう。いざというときの備えとして、貯蓄は最たるものです。最低限、半年間は無収入でも過ごすことができる貯蓄がない場合、ボーナスの8割くらいを貯蓄に回したいところです。
 

毎月十分な貯蓄ができていて、当面大きな支出もない場合

毎月十分な貯蓄ができており、当面の支払いも問題ないという場合は消費する割合を高めてもいいでしょう。旅行や家具家電の新調など、リフレッシュに使ってください。とはいえ、やはりリスクへの備えは欠かせませんので、全額使うようなことはせず、3割から5割程度は堅実に貯蓄しておくと安心でしょう。
 

毎月十分な貯蓄ができているが、大きな支払いを控えている場合

毎月十分な貯蓄ができているとはいえ、結婚やマイホームの購入、子どもの進学など大きな支出が控えている場合、それに向けてボーナスを貯蓄しておきましょう。
 
将来予定されるまとまった支出に対して十分な貯蓄ができていれば、例えば3割から5割程度、逆に不十分である、全く足りていないという場合は7割から8割など、できる限り貯蓄に回してください。
 

住宅ローンの返済がある場合、ボーナスはどうするべき?

住宅ローンの返済が残っている場合、できるだけボーナスを住宅ローンの繰り上げ返済に充てたいところです。そうすることで、繰り上げた期間分の金利について得をすることができるからです。とはいえ、毎月の貯蓄や将来への積み立てができていないという場合は、住宅ローンの返済よりも貯蓄を優先するようにしてください。
 
この超低金利時代において、住宅ローンの金利はかなり低いものとなっています。また、住宅ローン控除といった減税制度もあります。例えば投資によってそれらを上回る運用益を得られるという場合は、あえて住宅ローンの繰り上げ返済をせず、投資に回すという選択も悪くはありません。
 

ボーナスは貯蓄に固執しないことも大切

ここまで読むと、まるでボーナスを消費してはいけないと考え込んでしまう方もいることでしょう。しかし、大切なのはメリハリです。貯蓄ができても我慢ばかりでは長続きしなかったり、仕事に高いモチベーションで望むことができなくなる原因にもなります。
 
どうしてもやりたいことがある、使いたい目的があるというような場合は、今後の見通しをしっかり立てた上で、思い切って消費してしまうのもボーナスの正しい使い方の1つです。また、単に貯蓄ではなく投資信託やつみたてNISAなど流動性の高い投資に回すという使い方もあるでしょう。
 
いずれにせよ、年に数回しか支給されないボーナスだからこそ、後に生きてくる使い方を選びたいところです。
 

ボーナスの使い道は貯蓄と消費のバランスが重要

ボーナスは臨時に支給される労働の対価です。それは毎年確約されたものではないため、ボーナスを当てにした生活は不安定なものになります。しかし、家計の状況に応じて上手に貯蓄と消費をすることができれば、生活を安定させ、さらに潤いまで与えてくれます。
 
消費に貯蓄、投資、そして住宅ローンの返済とボーナスの使い道はさまざまです。もしボーナスの使い方に悩んだときは、ファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいでしょう。
 
執筆者:柘植輝
行政書士