秋冬の服、買う? 買わない? 秋冬用の洋服にかける予算や欲しいアイテムは?
配信日: 2021.09.29 更新日: 2024.10.10
そこで今回は、秋冬のファッション事情や予算などについて、eBay Japan合同会社が発表した「働く女性の秋冬ファッションに関する調査」の結果(※)を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
春夏と秋冬、ファッションを楽しめる季節はどっち?
この調査は、全国の20代~30代の会社員女性500名を対象に行われたもの。まず、ファッションを楽しむなら春夏か秋冬のどちらがベストなのかを見てみましょう。
【ファッションを楽しめるのは、春夏/秋冬のどちらだと思いますか?】
・春夏 44.8%
・秋冬 55.2%
半数以上の人が、秋冬のほうがファッションを楽しめると回答しています。春夏に比べて重ね着するため、コーディネートの幅が広がりよりファッションを楽しめるということでしょう。
しかし、正直なところ夏物に羽織物を合わせるだけでなんとか過ごせてしまうのが秋。毎年秋用にファッションを新調する人はどれくらいいるのでしょうか。
・買う 21.4%
・どちらかというと買う 34.6%
・どちらかというと買わない 26.8%
・買わない 17.2%
なんだかんだで、秋用の服を毎年買っているという人が半数を超えています。季節が変わるとイメチェンしたくなったり、新しいものが欲しくなったりするもの。結果的に秋の服を買う人が多いようです。
ちなみに、秋用だけでなく、毎年秋冬の洋服を新しく買うかどうかについては、およそ7割の人が「買う」「どちらかというと買う」と回答しています。せっかく買うのであれば、秋冬通して長く着られる服を選ぶ人が多いのですね。
秋冬ファッションの予算は●円
さて、では秋冬ファッションの予算はいくらくらいになっているのでしょうか。
1位:1万円以上2万円未満 25.8%
2位:5000円以上1万円未満 22.5%
3位:2万円以上3万円未満 19.0%
4位:5000円未満 12.9%
5位:3万円以上4万円未満 8.4%
ボリュームゾーンは5000円以上2万円未満という結果に。コートを1着買って終わり、という人もいれば、ワンピースやトップス、ボトムスなどを何着か買うという人もいそうです。
また、昨年実際に使った金額については以下のとおり。
1位:1万円以上2万円未満 22.3%
2位:5000円以上1万円未満 21.0%
3位:2万円以上3万円未満 18.2%
4位:5000円未満 12.4%
5位:3万円以上4万円未満 9.1%
今年の予算と少し数値は違うものの、TOP5の順序は同じでした。みなさん、昨年と同じくらいの予算を見積もっていることがわかります。ちなみに買いたい秋冬のアイテムはこのような結果に。
1位:トップス 66.2%
2位:ボトムス 47.0%
3位:ワンピース 37.8%
4位:アウター・コート 33.0%
5位:ジャケット 22.0%
半数を超えたのはトップスのみ。ボトムスは手持ちのもので着回すとして、パッと印象が変わりやすいトップスだけは買いたいと思っている人が多数派なのでしょうか。比較的トレンドに左右されにくいアウターやコート、ジャケットを持っている人は、今年は見送ることもあるのかもしれません。
秋冬ファッションのネックは価格の高さ。節約したいのは●●費
秋冬ファッションは、どうしても春夏より価格が高くなりがち。「秋冬用の洋服は単価が高いと感じますか?」という質問には、「とてもそう思う」「そう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた人の合計が74.8%という結果に。
価格が高いために買うことを諦めた経験がある人は、75.4%とかなり高い数値になっています。ちなみに、秋冬服をセールまで待って買う人はどれくらいいるのでしょうか。
・とてもある 13.4%
・たまにある 27.4%
・どちらかというとある 21.2%
・どちらかというとない 17.6%
・あまりない 10.0%
・全くない 10.4%
「ある」計が6割を超えています。トレンドを逃さないためにすぐに買いたいのは山々ですが、価格が高いためにセールまで待つという人のほうが多いのですね。セールまで我慢しなくても済むように、できれば日頃からお金のやりくりをうまくしたいもの。
最後に、みなさんが意識して節約している項目について見てみましょう。
1位:光熱費 43.8%
2位:食費 42.4%
3位:携帯料金、通信費 37.8%
4位:洋服代 34.0%
5位:美容代 29.4%
TOP5は上記のとおり。「電気はこまめに消す」「着るものを工夫してなるべくエアコンを使わない」など、比較的節約しやすい光熱費が1位に。2位の食費についても、安い食材を選んだりタイムセールを活用したりなど、ほかと比べて節約がしやすい項目です。
洋服代や美容代を節約したいと考えている人は、そこまで多くない様子。やはり、ケチらずおしゃれしたいという女心が見え隠れしますね。新しい洋服を買うと、気持ちも明るくなるもの。家計の負担にならない程度にファッションを楽しみたいですね。
※eBay Japan合同会社 働く女性の秋冬ファッションを調査。 7割以上の人、秋冬の洋服は「価格が高い」 しかし新しく買いたい人は8割以上。 コロナ禍で迎える2年目の秋冬。 重視するポイント1位「価格」。予算は「1万円以上2万円未満」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部