春はお金の出入りが激しい時。家計で見直すポイントは?

配信日: 2022.02.21 更新日: 2024.10.10

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春はお金の出入りが激しい時。家計で見直すポイントは?
春は新生活が始まる時期で、何かと出費が多い季節でもあります。
 
ただ、「春だからお金の出入りが激しくて当たり前」と悠長に構えていると、お金は一向に貯まりません。そこでこの記事では、春の出費を抑えるべく、家計で見直すポイントについて解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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レジャー費は予算を決めておく

春はポカポカと気持ちがよく、おでかけにも最適な季節です。休日になる度にレジャーを楽しみに外へ出る、という人も少なくないかもしれません。しかし自分の欲求のまま遊び歩いていると、それだけ出費もかさんでしまいます。
 
そもそもレジャー費は、工夫次第で大幅に抑えられる費用です。どこへも行かず家に閉じこもっている必要はないですが、1ヶ月単位ごとにレジャーに費やせる予算は決めておいた方が賢明でしょう。
 
例えば旅行や、遊園地・水族館など有料施設に遊びに行く週があるなら、その他の週はお金のかからない近くの公園や公共施設を利用してはいかがでしょうか。春はお花見シーズンです。きれいな花が咲き誇っている公園なら、子どもも大人も楽しめるものです。
 
レジャーに際限なくお金をかけていた人は、まずお金さえ出せば楽しめるという考え方を変える必要があります。お金をかけずとも楽しめるレジャーはたくさんあり、実は身近な所にすてきなスポットがあるかもしれません。
 
「費用を抑えてレジャーを楽しむ」と意識を変えれば、行楽地へ行くときは必ずお弁当を持参する、少しでも駐車料金が安い駐車場を利用するといったような行動も、自然に備わっていきます。
 

自動車保険を見直す

毎年5月末までに支払わなければいけないのが自動車税です。
 
排気量に応じた税額を支払う義務があり、車の維持費の高さにうんざりする人もいるかもしれません。だからこそ、年に1回のタイミングで見直したいのが自動車保険です。
 
自動車保険は商品やプランによって大幅に料金も異なるのですが、例えばディーラーから勧められるがままに加入した自動車保険は、実は自分たちに必要のない補償内容が含まれている可能性もあります。
 
不必要と思われる設定は解除していかなければ、無駄なお金を支払い続けることになります。また自動車保険は、「本人・配偶者限定」や「35歳以上限定」など運転者を限定すると、保険料が割り引きになるケースも多くあります。
 
その他、ネットからの申し込みやセカンドカーの割り引きが適応となる保険会社もあるので、魅力的な商品があれば思い切って保険会社を変えてみるのも、費用を抑える1つの方法です。
 

生活費を抑える努力をする

収入アップが望めないなかで貯金額を増やしていくには、生活費を抑える努力も必要です。
 
生活費とは食費や水道光熱費、雑費などで、一度じっくり見直してみると、無駄な出費が多いことに気付くかもしれません。特に春休みは学校が休みになるため、昼食の準備も必要になります。
 
さらに家にいる時間が長くなる分、「おなかがすいた」とおやつの催促も増えます。
 
しかし食事の用意が面倒だからと外食やテークアウト、スーパーの惣菜などに頼りすぎたり、子どもがうるさいからとおやつをたくさん買い込んだりしていては、どんどん食費やおやつ代が高くなってしまいます。
 
生活費を抑えるコツは、必ず予算額を定めることです。
 
スーパーに行くと、つい無駄な買い物をしてしまうという自覚がある人は、カード払いにせず現金払いにした方がよいかもしれません。予算額だけ財布に入れていくと、不必要な物は購入できなくなります。
 
電気はこまめに切る、シャワーは出しっぱなしにしないなど、コツコツ節約意識を高めていき、当初の目標額より支出額が少なく収まれば、余った分は貯蓄に回します。小銭貯金にするとお金が貯まっていくのもわかりやすく、家族の団結力もさらに深まっていくかもしれません。
 

無理せず楽しく節約を意識しよう

家計を見直すといっても、あまり無理をし過ぎるのは禁物です。休日もずっと家に引きこもり、薄暗い部屋で質素な食事ばかりしていては楽しみがなく、ストレスもたまっていく一方です。
 
家計を抑えるコツはメリハリで、頑張った後に何かご褒美があると節約も楽しく行えるようになります。また明確に貯金額を設定すると、わかりやすい目標ができて、モチベーションアップにつながるかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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