更新日: 2022.05.13 その他家計

価格やポイント還元率を重視するのは何歳代? 通販サイトの使い分けをチェック

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

価格やポイント還元率を重視するのは何歳代? 通販サイトの使い分けをチェック
通販サイトを利用する際、価格をとるかポイント還元率をとるかで悩んだことはありませんか?
 
期間限定でポイント還元率がアップしているときなどは、「数十円価格が高くても最終的にお得になるのでは」と計算して吟味する人もいることでしょう。
 
さて、今回はそんな通販サイトの使い方や使い分けについて、株式会社ドゥ・ハウスの調査結果を見てみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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およそ4人に1人は週1回以上通販サイトで買い物をしている

この調査は、全国の20~60代の男女878名を対象に行われたものです。まずは、通販サイトで買い物をする頻度を見てみましょう。

【普段インターネットサイトで購入する頻度】

・ほぼ毎日 8.1%
・週4~5回 2.3%
・週2~3回 5.7%
・週1回 9.7%
・月2~3回 23.7%
・月1回 19.0%
・2~3ヶ月に1回 16.1%
・半年に1回 5.6%
・1年に1回 1.0%
・それ以下 2.4%
・インターネットサイトで購入しない 6.5%

合計すると、月に1~3回程度という回答が4割近くいます。ほぼ毎日~週に1回という人はおよそ25%でした。一方、まったく利用したことがないという人は、6.5%でした。今の時代において、通販サイトの利用経験がない人は珍しい、ということになりそうです。
 

重視するのは価格? ポイント還元率? 年代による傾向は

では、通販サイトを利用する際、どのような点を重視する人が多いのでしょうか。

【インターネットサイトで購入する際に重視していること(複数回答)】

1位:商品の価格 82.3%
2位:送料・手数料 76.6%
3位:品揃え 50.2%
4位:商品のスペック 37.2%
5位:ポイントの還元率 34.3%

上位5つは上記のとおりです。8割以上の人が価格を重視すると回答しています。買い物ですから、金額を見ずに買う人は少数派でしょう。2位にも、金額に関わってくる送料・手数料がランクインしました。3位の品揃えを気にする人はほぼ半数ですが、通販サイトで買い物をする際はまず支払金額のことを重視するようです。
 
また、この調査によると、1位の「商品の価格」を重視している人が最も多かった年代は50代で89.6%とのことです。2位は僅差で60代の88.6%でしたが、20代と30代は7割ほど。年代によって少し温度差がある結果となりました。
 
また、「ポイントの還元率」を重視している人が最も多かったのは40代の40.2%でした。以降は60代、50代、30代と続いて、すべて30%以上でしたが、20代ではガクンと下がり20.9%とのことです。これは、40代のおよそ半分の割合となり、若い人ほどポイント還元率をあまり気にしていないということが分かります。
 
上記の結果から、年齢を重ねるほど金銭感覚がシビアになり、なるべくお得に買い物をして節約しよう、という意識が働くことが推測できます。
 
節約といえば、「比較して1番安い通販サイトで買う」「キャンペーンなどでポイント還元率がお得になっている通販サイトでまとめ買いする」という人も多いでしょう。最後に、通販サイトの使い分けの有無について見てみます。

【普段、商品を購入する際にインターネットサイトを使い分けているか】

・意識して使い分けている 30.0%
・なんとなく使い分けている 44.7%
・使い分けていない 25.2%

およそ4人に3人は、通販サイトを使い分けていることが分かります。このように、通販サイトを利用する人は、複数のサイトを利用されることが多いようです。
 
具体的なコメントとしては、「複数のサイトで同じ価格だった場合は、ポイント還元や使用ポイントによって使い分けている」という声がありました。また、「急に入り用になったときに使うサイト」「ふるさと納税」「急がないものをポイント還元率アップのタイミングでまとめて買うサイト」など、きっちり使い分けている人もいるようです。
 
一方で、使い分けていない人からは「とにかく面倒くさがりなので、サイトを色々検討するなんて面倒」という声がありました。ほかにも、最初に利用した通販サイト一筋という人もいました。考え方はそれぞれのようです。
 
もし手間でないのであれば、価格やポイント還元率を比較して、お得に買い物を楽しみたいものですね。
 

出典

株式会社ドゥ・ハウス 「通販サイトの使い分け」に関する調査結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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