更新日: 2022.07.15 家計

電気代が上がって困る!電気代を食うエアコンの効果的な使い方とは?

電気代が上がって困る!電気代を食うエアコンの効果的な使い方とは?
そろそろエアコンが必要になる季節ですが、今夏は電気代が一段と値上がりしそうです。
 
しかし、エアコンをつけずに我慢して少しでも電気代を浮かそうとすると、熱中症の危険性が高まります。総務省消防庁によると、毎年約4万人以上の人が救急搬送されているとのことです(※1)。
 
特に、梅雨明け前後の暑さには、最も注意が必要と呼びかけられています。無理に我慢してはいけませんね。コロナ禍で在宅勤務が中心の場合、本格的な暑さになったら電気代がいったいどのくらいになるのか、戦々恐々としている人もいるのではないでしょうか。
 
また、今夏は電気代だけの問題ではなくなってきています。資源エネルギー庁によれば、この夏の電力需給は、安定供給に最低限必要な予備率3%を上回ってはいるものの、7月の東北・東京・中部エリアの予備率は3.1%と非常に厳しい見通しとなっています(※2)。
 
国民みんなで電力を効果的に使うように心がけないと、とんでもないことになってしまうかもしれません。電気代節約と、電力の賢い使い方には無関心ではいられませんね。

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FINANCIAL FIELD編集部

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今年の夏は電力需給が逼迫! 電気代値上げもあり、省エネへの機運が高まる

それでは、みんなはいったいエアコンの使い方をどう考えているのでしょう? 節電のためのエアコンの効果的な使用方法についても言及していますので、「エアコンの電力消費と節電に関する意識調査」(ダイキン工業株式会社発表)から、省エネの意識を見ていきましょう(※3)。
 
この夏は電力が逼迫することを、調査対象者の7割近い人(65.8%)が知っていることが分かりました。また、昨年末電気代の値上げがあったこともあり、78.9%もの人が電気代上昇によって家計への負担が高まったと感じているようです。
 
電力需給の逼迫や電気代の上昇を認識した上で、昨年よりも省エネ・節電に積極的にこの夏は取り組みたいと思うか聞いたところ、「取り組みたい」と回答した人は9割以上(90.7%)。
 
その理由は「家の電気代上昇を抑えるため」が81.3%と8割以上で、次いで多かった「電力需給のひっ迫による節電要請に応えるため」という理由を33.3%大きく上回っています。省エネへの機運が高まっている人が多いのは確かですが、“電力の逼迫”より電気代上昇による“家計の逼迫”対策がより重要であるように見えます。
 

夏の日中の消費電力の6割はエアコンによるもの。エアコンの電力使用を抑えるのが電気代節約のカギ

それでは、みんなは昨年より省エネ・節電をするために、どのような対策をするのでしょうか。省エネに対する具体的な取り組みのアイデアがあるか聞いたところ、67.1%が「ない」と答えました。省エネの必要性は理解しているものの、実際にどうすればいいか分からない人が多いようです。
 
続いて、家庭において夏場で最も消費電力が大きいと感じる家電は何かと聞くと、やはり「エアコン」が74.7%を占める結果となりました。そこで、夏場の日中のエアコンが家庭の消費電力に占める割合がどれくらいと思うか聞いたところ、「3~4割程度」と答えた人が49.2%で約半数を占め、次いで「1~2割程度」(28.1%)と、6割はいかないと考える人が82.4%という結果になりました。
 
ところが、実は資源エネルギー庁の推計によると、家庭における夏の昼間(14時頃)のエアコンの全消費電力に占める割合は58%となっています(※4)。多くの人が思っているよりもエアコン代が夏の電気代を圧迫しているため、エアコンの消費電力をいかに下げるかが、夏の電気代を節約する鍵となります。
 
ダイキン工業の発表にもどります。実際に、64.7%の人が省エネ・節電のために夏場のエアコン使用を我慢しようと思うことがあると回答しており、各々がエアコンによる節電を意識していることが分かります。暑い時期にエアコンを使用する際に、省エネ・節電のために工夫したいことを聞くと、「設定温度を少し上げる」が66.3%と最も多い結果となりました。
 
一方、エアコンのフィルターを掃除する、室外機の吹き出し口周辺に物を置かないなどの対策を実施している人はやや少なく、節電のために対策できることはまだあるようです。
 

エアコンをどうやって使えば消費電力が抑えられるの?

エアコンをどのように使えば消費電力が抑えられるのでしょう。ダイキン工業は、節電のために2週間に1度はフィルター掃除することを推奨しています。フィルターを1年間掃除しない場合、なんと約25%も電気代がアップしてしまうことがあるそうです。
 
また、室外機の吹き出し口がふさがれると、エアコンの運転効率が下がるため消費電力が上がってしまうとのこと。室外機周辺が高温になっても、エアコンの運転効率が下がるため、室外機の周辺に日除けの道具を設置することも効果的だそうです。
 
エアコンは、電源を入れた直後に多くの電力を消費するため、節電しようとスイッチをこまめにオンオフするのは逆効果のようです。ダイキン工業が行った実験では、30分に5分の換気のたびにエアコンをオンオフにするよりも、つけっぱなしにした方が電気代が1日で約45.7円、1カ月で約1371円低くなる結果が出たそうです。また、電気代節約のためにはエアコンの風量は「自動」にするのがおすすめだとしています。
 
本格的な夏はこれからですが、エアコンをうまく使うのが夏の電気代節約のポイントです。在宅勤務の場合は出社した方が電気代が節約できるので、出社回数を増やすことを検討する人もいるかもしれませんね。
 

出典

※1:総務省消防庁リーフレット「熱中症を予防して元気な夏を!」
※2:ダイキン工業株式会社「エアコンの電力消費と節電に関する意識調査」
※3:資源エネルギー庁「2022年度の電力需給対策について」
※4:経済産業省「夏季の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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