お金を増やすために必要な考え方とは? 今すぐできる方法を解説
配信日: 2022.07.21 更新日: 2024.10.10
急に病気になったときや思わぬ災害に遭ったときでも、お金さえあれば安心して生活していくことができるでしょう。また、留学や進学など、目標や夢をかなえることもできます。
そこで、お金を増やすために必要な考え方、今すぐできるお金を増やす方法について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
家計を管理しよう
お金を増やすための今すぐできる方法1つ目は、家計を管理することです。毎月入ってくる収入よりも支出のほうが多ければ、お金を増やすことはできません。
まずは「手取り収入」を把握しましょう。
手取り収入=給与-(税金+社会保険料)です。
次に「家賃」「食費」「通信費」「光熱費」「交際費」「嗜好(しこう)品代」など項目ごとにいくら使っているのかを把握します。
項目ごとの支出額の把握は、家計簿やパソコンのソフト、スマートフォンのアプリを使うことをおすすめします。そうやってムダが見つかったら、削るようにしましょう。
金融機関にお金を預ける
お金を増やすための今すぐできる方法2つ目は、銀行や信用金庫、ゆうちょ銀行などの金融機関にお金を預けることです。給料から毎月決まった金額を天引きし、貯めていくようにします。
自分に合った金融機関を選ぶポイントは「利便性」「金利」「ATM時間外手数料」「振込手数料」の4つです。
利便性については、家や勤務先に近く使いやすいかどうかです。金利については金融機関によって異なるため、よく調べるようにしましょう。
ATM時間外手数料については、無料の時間帯を把握しておき、時間外は使わないようにします。振込手数料はどのぐらいかかるのかを確認し、できるだけ抑えるようにしましょう。
株式・債券・投資信託に投資しよう
投資を行うことで、お金を増やすことを目指します。主な投資を3つ紹介します。
1.株式
株式とは株式会社の設立や、会社の活動資金を集めるために発行されたものです。株式を持つ会社が利益を上げると、投資家は購入した株式に応じて、配当金を受け取ることが可能です。
2.債券
債券とは国や地方自治体、民間企業などが、投資家から資金を借りるために発行するものです。投資家は債券を購入することで、定期的に利息を得ることができます。
3.投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロが国内外の株式や債券などに投資・運用で得た利益を投資家に分配することです。投資家は投資額に応じてお金を得ることかできます。
ところで、投資によって効率的にお金を増やすためには、投資する時期や投資先の地域、商品などを分散させる「分散投資」と、時間の分散と長期保有による「積立投資」がおすすめです。
もちろん、投資しても必ずしももうかるわけではありません。預貯金と異なり、場合によってはリスクを伴います。
そのため、商品のリスクをよく理解して、自分がどこまでリスクに耐えられるか、自分自身のリスク許容度を把握しておきましょう。また、投資のための資金は余裕資金を使い、生活資金を使わないようにしましょう。
3つの方法でお金を増やしていこう
お金を増やすためには「毎月の家計を管理する」「金融機関にお金を預ける」「株式・債券・投資信託に投資する」といった、今すぐできる3つの方法があります。
自立的で豊かな生活を送るためにも、ぜひこれら3つの方法の、できることから実践してみてはいかがでしょうか。
出典
金融庁 基礎から学べる金融ガイド
政府広報オンライン 知らないと損をする? 最低限身に付けておきたい「金融リテラシー(知識・判断力)」
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部