更新日: 2022.10.05 家計の見直し

通信費やスマホ代が高い人必見! 平均で毎月4000円節約できる

執筆者 : 北川真大

通信費やスマホ代が高い人必見! 平均で毎月4000円節約できる
円安によるiPhoneの値上げで、通信費やスマホ代が高いと感じている人はいるのではないでしょうか?
 
2022年9月16日に「iPhone14」が発売しましたが、Apple StoreでiPhone13を買うと、10万円近くかかります(9月4日時点)。内閣府の「消費動向調査(2021年)」によると、スマホを買い替える頻度は4年半に1回程度と多くはありませんが、大きな出費の一つです。
 
総務省統計局がまとめた最新の「家計調査年報(家計収支編、単身世帯)」によると、ひとり暮らしの通信費の平均は月8000円になります。
 
本記事では、通信費やスマホ代を節約する具体的な方法を解説します。なお、通信費その他の価格については、2022年9月4日時点のものです。
北川真大

執筆者:北川真大(きたがわ まさひろ)

2級ファイナンシャルプランニング技能士・証券外務員一種

2級ファイナンシャル・プランニング技能士
証券外務員一種

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通信費

3大キャリア(docomo、au、SoftBank)のオンライン専用プラン以外を使っている人は、通信費を半分以下に抑えることができるでしょう。
 

楽天モバイル:都市部でデータ使用量が多い人向け

「通信費無料プラン」はなくなったものの、データ使用量無制限で月額3278円の料金体系が特徴です。専用アプリ経由の通話なら通話料も無料です。データ使用量によって料金が変わる方式を採っており、毎月3GBまでなら月額1078円で使えます。
 
ただし、都市部以外は「パートナー回線エリア(=au回線にローミング接続するエリア)」となることが多いです。毎月5GBまでしか高速通信が使えないため、楽天回線エリア内に住む人に向いています。
 

povo2.0:状況によってプランを変更したい人向け

povo2.0は、KDDI株式会社のオンライン専用プランです。基本料金は0円で、自分に合ったプランを自由に選べます。例えば、データを3GB追加すると30日間990円です。料金は他の格安SIMと比べて安くはありませんが、サブ回線としておすすめです。
 

スマホ代

スマホ代は、iPhoneではなくAndroidであれば、5万円以下で買えるものも多くあります。仮に2年ごとに買い替える場合でも、iPhoneを4年ごとに買い替えるより安くなります。
 

OPPO Reno5A:3万2780円(楽天モバイル)

3万円台で、おサイフケータイや防水にも対応しているスマホです。最新のiPhoneと比べてスペックは劣りますが、カメラの性能は上回っています。
 

Xiaomi Redmi Note 11:2万1800円(IIJmio)

低価格ながら有機ELディスプレーを備え、必要十分な性能を備えたスマホです。おサイフケータイは非対応ですが、iPhoneと比べてカメラ性能は上回っています。
 

通信費とスマホ代を見直せば毎月4000円近く節約できる

楽天モバイルに契約を変更(MNP)して、Androidにスマホを買い替えれば毎月の維持費は4500円程度になります。


・楽天モバイル:3278円(データ量無制限)
・OPPO Reno 5A:1365円(2年使用)

例えば楽天モバイルは、楽天回線エリアであれば1日10GB以上使用しなければ無制限です。1日10GB使用した場合の通信制限は24時間適用されますが、低画質の動画視聴なら問題ないレベルです。高画質の映画を頻繁に観る人やオンラインゲームを快適にプレイしたい人以外は、固定回線の代わりにもなります。
 
スマホは、使用年数が長ければ長いほど維持費も安くなります。動作に問題がなければ、使用年数を延ばすことでさらに節約できるでしょう。Androidは機種も豊富なため、数年後に買い替えるときも自分の予算にあったスマホを選びやすいです。
 
一度契約を変えるだけで節約できるので、試してみてはいかがでしょうか。
 

 

出典

総務省統計局 2021年家計調査年報(家計収支編、単身世帯)
内閣府 消費動向調査令和3(2021)年3月分調査
 
執筆者:北川真大
2級ファイナンシャルプランニング技能士・証券外務員一種

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