更新日: 2022.10.28 家計

みんなの貯蓄率はどれくらい? うまく貯蓄をするための工夫を解説

みんなの貯蓄率はどれくらい? うまく貯蓄をするための工夫を解説
もっと貯蓄をしたいと考えていても、気がついたときには出費が重なるなどで余裕がなくなっていることもあるのではないでしょうか?
 
本記事では、貯蓄の実情と上手な貯蓄方法について解説するので参考にしてみてください。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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貯蓄率とは

貯蓄率とは、内閣府で毎年発表している家計貯蓄率を指します。簡単にいえば、家計の収支をみたときの貯蓄できている割合です。数字が多いほど、貯蓄ができています。
 

貯蓄率は景気と深くかかわっている

貯蓄率は、どのように生活をしているのかという点が大きくかかわっています。景気が良くなれば、生活にも余裕ができる家庭は多いです。
 
そのため、精神的に余裕ができて、消費に回すお金が増える傾向があるといえます。消費が増えるほど、貯蓄する金額も減少するケースが少なくありません。
 
逆に、景気が悪いときは出費を抑えようとする家庭も多く、貯蓄が増加する傾向があります。
 

収入の3割前後を貯蓄する人が多い

2021年に総務省が行った「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、年収が357万円の人で貯蓄率は22.9%、年収537万円の人で29.8%です。貯蓄が4割程度できる人は年収が1200万円以上の人で、年収1275万円の人で40.7%という結果でした。
 

40歳未満は貯蓄より負債が多い

同調査の中の「世帯主の年齢階級別貯蓄・負債現在高、負債保有世帯の割合」をみると、40歳未満(2人以上の世帯)の貯蓄現在高は726万円、それに対して負債現在高が2倍近い1366万円となっています。
 
40代になると貯蓄と負債が同程度になり、貯蓄現在高が1134万円、負債現在高が1172万円でした。
 

50代以降は貯蓄現在高が高い傾向がある

50歳以降になると、負債現在高より貯蓄現在高の方が圧倒的に多くなります。例えば、50~59代は貯蓄現在高が1846万円なのに対し、負債現在高が692万円です。
 
50代になると住宅ローンの返済が終わる家庭も多く、子どもも自立しているなど、生活に余裕ができます。そのため、貯蓄率も高めとなっているといえるでしょう。
 
それに比べて40代以下は、子どもの教育費などの出費があるうえ、住宅ローンや車の購入ローンなどを抱えている家庭も多いため、負債の方が多くなっていると思われます。
 

貯蓄率を高めるには

個人として貯蓄率を高めるための具体的な方法を紹介します。
 

キャッシュフロー表を作成して具体的な貯蓄計画を

キャッシュフロー表とは、年間の収支と貯蓄額を年表として時系列に並べた表です。
 
収入や支出が見込まれるライフイベント、例えば、子どもの進学、就職、結婚などが挙げられるでしょう。こういった重要な出来事ごとに収支の予測を立て、その金額を目標に1ヶ月ごとの貯金額を算出します。
 
具体的な目標があれば、それに向けて貯蓄をするために無駄な出費を控えるなど、工夫できるようになりやすいです。
 

ファイナンシャルプランナーに相談する

お金のプロであるファイナンシャルプランナーは、人生においてのお金の使い方のアドバイスをしてくれます。生活に影響をしない程度、無理をせずに貯蓄を増やす方法なども提案してもらえるので、相談してみるのもよいでしょう。
 
年収、日々の出費なども含めて、家計の見直しから始めてみるのもおすすめです。
 

貯蓄率を高めるためには人生設計を

総務省の調査によると、収入の3割前後を貯蓄する人が多いようです。
 
個人として貯蓄を増やすためには、ライフイベントごとの貯蓄目標額を決めて、毎月の具体的な金額を目指す方法が挙げられます。
 
また、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに、年収に合った貯蓄方法などをアドバイスしてもらうのもおすすめです。
 

出典

総務省 家計調査報告(貯蓄・負債編)より III 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況(2021年)

収入に対する貯蓄の割合はどれくらいが理想? 年収別にチェック

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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