更新日: 2024.10.10 その他家計
みんなの2021年末の支出額はどのくらいだった? 出費を抑える節約術は?
株式会社エイチームライフデザインが運営する「Soldi」が2022年1月に実施した、「2021年度の年末年始と2020年度の年末年始のお金の使い方の変化についての調査」(調査対象:「引越し侍」のユーザー1049人)によると、約55.7%が「2020年度よりも2021年度の年末年始の支出が増えた」と回答しています。
そこで、本記事では2021年末の支出額を紹介するとともに、年末年始に出費を抑える節約方法について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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年末年始の支出額トップは食料品
Soldiによる同調査の結果、2020年の年末より出費が増えており、理由のトップは食料品の購入(22.1%)でした。つづいて、外食費(20.1%)、帰省・旅行費(16.9%)です。
食事については二分化
食料品が増えた理由については「外出を控えるため」という理由が多いです。それに伴って高めのおせちを注文したり、おいしい食材・食品を買い込んだりと、自宅でも楽しめるように工夫した結果となっています。
ただ、自宅で過ごすためにさまざまなものを購入している人よりは少数派ですが、外食を楽しんだからという人も一定数いるという結果になっています。
年末年始での出費は5~10万円
2021年末~2022年の年始にかけての支出額で最も多かったのは、5~10万円(26.3%)で、わずか0.1%の差で10~50万円(26.2%)という結果となっています。
ただ、「年末年始にお金を使いすぎたと思うか」という質問に対し、55.2%が「いいえ」と答えています。必要だと感じたものについては高いと考えない人が多いといえるでしょう。
一方で、「はい」という答えも44.8%とほぼ半数を占めており、出費の内容によってはもったいなかったと感じる人もいたということでしょう。
年末年始の出費を抑えるには
年末年始は1年頑張った自分へのご褒美、新しい年を迎える準備などさまざまな理由で出費がかさみがちです。そのため、節約したいと考える人もいるかもしれません。そこで、出費を抑えるための方法を紹介します。
おせちは個別で購入する
12月になると、正月に向けておせちの予約をする家庭も多いのではないでしょうか? 有名シェフの作ったものや高級食材を使用したものなどさまざまありますが、おせちで多いのが食べきれないことです。
年末年始は食材をまとめて購入することも多く、おせち以外の食べ物も充実しています。せっかくおせちを購入しても苦手な食べ物が残ってしまうケースもあるようです。
そのため、おせちはセットで購入するのではなく、好きなものを個別で購入して、重箱に詰めるのもよいでしょう。
帰省や旅行は早めの予約を
帰省や旅行で新幹線・飛行機、宿泊施設などの予約をする場合は、できるだけ早く予約を入れるのがおすすめです。いずれも早期割引を設けていることが多く、安く費用を抑えられます。
また、早期予約であれば、座席・宿泊先の選択もしやすく、家族や友人などと利用する場合も予定の調整をしやすいです。
食費の購入は年末年始前に
食品は年末年始になると価格が高くなりがちです。そのため、ふだん購入している食品・食材を購入しても、合計金額が数千円高くなることも珍しくありません。冷凍できるものは早めに購入しておく方が節約になります。
早めの購入・予約で節約を
年末年始は5~10万円の出費がある人も多く、つい使いすぎてしまうことも多いです。特に、食費にお金がかかりやすく、まとめての購入や外食費などに多く使う傾向があります。
少しでも節約するためには、おせちはセットを購入するより好きなものを個別に買ったり、帰省・旅行は早めに予約したりと、工夫をするのがおすすめです。
食品・食材も年末年始は高くなりやすいので、早めに購入して冷凍しておくのもよいでしょう。
出典
株式会社エイチームライフデザイン Soldi 2021年度の年末年始「支出が増えたと感じる」人は半数以上!「外出費」・「旅行費」など年末年始のお金の使い方を「Soldi」が大調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部