更新日: 2022.11.29 貯金

貯金にはどんな種類がある? 無理なく貯金するためのコツは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

貯金にはどんな種類がある? 無理なく貯金するためのコツは?
将来的な出費や老後資金に備えるために、計画的に貯金をしている方は多いのではないでしょうか。貯金用の銀行口座を作るなどして預金をしている方も多くいるようです。
 
しかし、貯金にはさまざまな種類があり、目的によっては貯金の種類を使い分けたほうが効率的に貯金できるケースもあります。
 
本記事では、貯金のさまざまな種類や無理なく貯金をするためのコツを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

貯金の種類と特徴をチェック! 目的に応じて使い分けよう

貯金をしようと考えると、一般的には普通預金もしくは定期預金が真っ先に候補として挙がりますが、一般社団法人全国銀行協会の解説によると、銀行預金の種別は大きく分けて7種類に分けられます。

・普通預金
・定期預金
・総合口座
・当座預金
・貯蓄預金
・大口定期預金
・積立定期預金

以下では、この7種類の銀行預金について目的や特徴を解説します。
 

普通預金

銀行預金の基本となる預金で、口座の現金を自由に預け入れや払い戻しができます。また、自動引き落としによる支払いや、給与や年金などの受け取りにも利用できます。
 

定期預金

満期日までの一定の期間中、原則として口座内の預金の引き出しができない預金です。一定期間預け入れるため、普通預金よりも金利が高いことが一般的です。
 

総合口座

普通預金や定期預金、公共債などの機能が利用可能な口座です。普通預金の残高が不足した場合、定期預金を担保とした自動融資が可能です。
 

当座預金

企業や個人事業主が、手形や小切手の支払いに業務上で使用される預金です。法律により、預金に対する利息は付きません。「決済用預金」に該当するため、万一銀行が破綻しても全額保護されます。
 

貯蓄預金

口座の残高が基準残高以上になると、普通預金よりも金利が高くなる預金です。預金の預け入れ・引き出しに制限はありませんが、自動引き落としでの支払いや給与などの自動受け取りには使用できません。
 

大口定期預金

1000万円から預け入れ可能な定期預金です。金額と預入期間に応じた金利が設定されます。退職金など、まとまった資金の運用に向いています。
 

積立定期預金

毎月、指定日に預金を積み立てて目標額までの貯蓄を目指す預金です。原則として、満期日まで預金の引き出しはできません。進学、旅行、住宅購入などで必要な目標があるときの貯蓄に向いています。
 

資産運用を視野に入れるなら外貨預金も選択肢

貯蓄としてだけではなく、資産運用も視野に入れて貯金をしたい方は「外貨預金」も選択肢のひとつです。
 
外貨預金とは、日本円を外貨に換えて預け入れる預金です。外貨預金では、預け入れた時点よりも引き出す時点が円安になっていれば、為替差益によって資産を増やすことができます。
 
また、反対に預入時よりも円高になっていれば為替差損が発生するため、元本割れのリスクが伴うことは知っておく必要があります。
 

無理なく貯金するコツ

収入のなかから何割かを計画的に貯金したいと思っているけど、実際にはなかなか難しいという方は多いのではないでしょうか。以下では、無理なく貯金するコツを解説します。
 

固定費の見直しで大きな金額を節約する

電気や水道をこまめに節約するのも大切ですが、固定費の見直しは継続的に大きな金額の節約につながりますので、最初に手を付けたい節約方法です。

・住居費
・光熱費
・通信費
・保険料
・家賃

しかし、電力の見直しについては、近年新電力の値上がりが問題になっているため、もう少し様子を見たほうが無難です。
 

買いだめをして買い物の回数を減らす

買い物の回数が増えると、余計な物を買ってしまうリスクも増えるため、週に1度や2~3日に1回など、買い物に行く日を減らしましょう。
 

預金口座は7種類! 無理なく節約して貯金しよう

なじみのある普通預金や定期預金以外を含め、大きく分けて預金口座は7種類あります。貯金を全て普通預金に預けるのではなく、目的に応じた預金口座を使い分けることで、より効率的に貯金をすることが可能です。
 
固定費の見直しや買いだめなどで工夫して、無理なく貯金できる体制を作りましょう。
 

出典

一般社団法人全国銀行協会 目的に応じて使い分けたい7つの銀行預金
一般社団法人全国銀行協会 外貨預金の特徴を知る
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集