更新日: 2022.12.20 その他家計

【参加は12月31日まで!】節電プログラムで「5000ポイント」と「プラスα」がもらえる!? プログラム内容を解説

【参加は12月31日まで!】節電プログラムで「5000ポイント」と「プラスα」がもらえる!? プログラム内容を解説
冬本番を迎え、暖房が欠かせない季節となりました。この冬の電力供給は、政府や電力会社が供給量の確保に努力しているにもかかわらず、依然として厳しい見通しとなっています。
 
そのため、少しでも多くの国民や企業が電気の効率的な利用に取り組めるよう、資源エネルギー庁では「節電プログラム促進事業」を推進しています。
 
節電プログラムは、国から直接ポイントがもらえるわけではなく、契約している電力各社を通して「節電ポイント」が付与されます。電気料金が値上がりし続けている昨今、ポイントがもらえて電気料金を抑えることができるなら、節電プログラムに参加したくなりますよね。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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国の節電プログラムとはどんなもの?

節電プログラムに参加すると、一般家庭のように、50kW未満の低圧を利用している場合、2000円相当のポイントが付与されます。
 
また、令和4年12月から、節電を達成した場合の特典がもらえることになりました。「月間型プログラム」では、前年同月比で一定の電力使用量を削減した場合、家庭では1ヶ月あたり1000円相当のポイントがもらえます。
 
「指定時型プログラム」では、電力会社が指定する日時に、一定の基準より電力使用量を削減すると、対価が支払われます。注意報・警報時には40円/kWh、それ以外の時には20円/kWhを上限として相当分のポイントがもらえます。
 
節電プログラムの参加申し込みは、2022年12月31日と期限が迫っていますので、気になる人は早めに申し込みましょう。なお、節電達成のプログラムの参加期間は2023年3月31日までとなっています。
 
申し込みについては、契約している電力会社が実施しているキャンペーンなどに参加することになります。各社独自の特典を設けるなどしているようです。節電のポイントは、その電力会社のポイントに上乗せする形で受け取ります。
 

国の節電プログラムと電力会社独自の節電プログラムの合わせ技でポイントがもらえる

それでは、具体的に電力会社が実施している節電プログラムはどのようになっているのでしょうか。一例として、東京電力(TEPCO)エナジーパートナーの実施している「節電チャレンジ2022」を紹介します。前述した国の節電プログラムと、同社の独自プログラムを合わせたポイントがもらえるプログラムになっています。
 
まず、「節電チャレンジ2022」にエントリーすると、国の節電プログラムから2000ポイントがもらえます。こちらの申込期限は12月31日までですので注意しましょう。
 
TEPCOでは独自の節電プログラムを実施しており、2022年7月1日~2023年3月31日まで、対象の時間帯に1kWh節電すると5節電ポイントがもらえます。初めて0.01kWh以上の節電に成功すると、ボーナスとして100節電ポイントがもらえます。
 
2022年12月1日~2023年3月31日には前述した国の節電プログラムから、1kWh節電すると最大40ポイント上乗せされます。さらに、東京都にお住まいの方は、東京都の節電プログラムが適用され、期間中に5日以上の節電を達成すると、Amazonギフト券等に交換可能な1000円相当の特典がもらえます。なお、「アクアエナジー100」を契約している場合は2000円相当の特典がもらえます。
 
また、TEPCO節電プログラムとして、2022年12月~2023年3月に、前年同月と比べて3%以上節電すると「くらしTEPCOポイント」が40ポイント以上もらえます。さらに、国の節電プログラムから、1ヶ月あたり1000ポイント、1~3月まで節電に成功すると最大3000ポイントがもらえることになります。
 

まとめ

以上のように、節電プログラムに参加すると、最大5000ポイントにプラスして、電力会社のポイントや場合によってはお住まいの自治体のポイントがもらえます。電気代高騰の折、少しでも電気代を抑えたいなら、節電プログラムをぜひ利用したいですね。詳しくは契約している電力会社のサイトをご確認ください。
 

出典

資源エネルギー庁 節電プログラム

東京電力エナジーパートナー TEPCO省エネプログラム2022
 
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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