更新日: 2023.01.30 貯金

「へそくり」のボリュームゾーンは30万円未満! どうやって貯めてる?「バレにくい隠し場所」は?

「へそくり」のボリュームゾーンは30万円未満! どうやって貯めてる?「バレにくい隠し場所」は?
現金が主流の時代では、買い物のお釣りを貯金箱でコツコツ貯めていたという経験がある人も多いでしょう。
 
キャッシュレスが台頭しているいま、へそくりが貯めにくくなったり貯める方法を変えたりということも……
 
そんな主婦たちのへそくり事情を、株式会社タンタカの調査結果からひもといてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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およそ15%の主婦が100万円以上のへそくりをしている! その方法は?

この調査は、20代以上の既婚女性300名を対象に行われたもの。
 
さっそく、へそくりの金額を見てみましょう。みなさんどれくらい貯めているのでしょうか。

【へそくり金額TOP5】

1位:5万円~10万円未満 21.3%
2位:10万円~30万円未満 19.0%
3位:1万円~3万円未満 12.3%
4位:30万円~50万円未満 10.7%
5位:3万円~5万円未満 8.3%

へそくりの金額ランキングTOP5はこのような結果に。およそ40%の人が5万円~30万円未満のへそくりを抱えていることがわかります。ランキング外ではありますが、500万円以上という人も2%。100万円以上貯めているという人は合計で14.3%でした。
 
月々の貯金とは別にコツコツ貯めるのは意外と大変。ここまで貯められる方法とはどのようなものがあるのでしょうか。いくつかのコメントを要約してピックアップすると、以下のとおりです。

・もらった生活費から節約して余ったものを貯める
・買い物のお釣りを貯める
・非課税範囲の額で副業
・ポイ活やモニター、アフィリエイトの活用
・フリマアプリで要らないものを売る
・独身時代の貯金を元手に投資

ざっくり分けると「生活費を節約」派と「自分で稼ぐ」派の2つの方法があるようです。みなさん自分の生活に合った方法でコツコツ貯めているのですね。
 

へそくりは銀行口座? 灯台下暗しの場所に隠す派も健在


 
さて、へそくりの保管場所はどのようになっているのでしょうか。

【へそくりの隠し場所TOP5】

1位:銀行口座 53.7%
2位:クローゼット・たんす 20.3%
3位:机の引き出し 7.7%
4位:本棚・本に挟む 4.3%
5位:キッチン(食器棚や冷蔵庫など) 4.0%

半数の人が銀行に預けているようです。たしかにそれが一番安全で確実な方法といえますね。
 
しかし、昔ながらの隠し場所もまだまだ人気。5人に1人はクローゼットやたんすにこっそり隠しています。机の引き出しや本棚なども、意外にバレないものなのですね。みなさん、自分で保管しやすい方法でへそくりを管理していることがわかります。
 
いざというときのため、老後のため、旅行資金やほしいモノのためなど、へそくりをする理由はさまざま。いずれにせよ自分の裁量で使えるお金をある程度貯めておくことは、生活していくうえでの安心感につながりそうです。
 

新年の抱負の達成率は? かなえるのはあなた次第

今年の抱負に「へそくり」を掲げる人もいるでしょう。このような新年の抱負は、どれくらいの割合で達成されているのでしょうか。
 
一般社団法人マンダラチャート協会の調査結果を見てみましょう。

【2022年1月頃に立てた「新年の抱負」や「目標」の達成について】

1位:50%達成した 16.5%
2位:抱負を立てていない 13.3%
3位:30%達成した 10.9%
4位:60%達成した 8.6%
5位:70%達成した 7.8%
5位:抱負は立てたが忘れた 7.8%

この調査は、20代~80代の男女255名を対象に行われたもの。
 
上位5つの回答はこのようになっていました。新年の抱負を立てていないという人は、およそ13%。かなり多くの人が、「今年は○○しよう!」となにかしら目標を立てているものなのですね。ただ、立てたものの内容を忘れてしまう人もおよそ8%。抱負や目標はなにかしら記録しておくことが大切ともいえます。
 
抱負を立てた人の平均達成率は、51%とのこと。目標が全部達成できなくても、半分くらい達成できればいいかという気楽な気持ちで臨んでみるのもひとつの手といえそうです。
 
今年はムリのない範囲でへそくりを増やしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社タンタカ 既婚女性のへそくりに関する調査
一般社団法人マンダラチャート協会 目標設定についてのアンケート結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部