更新日: 2019.08.07 家計

「ライフプラン」ってどうして必要なの? 夢を実現するための上手な活用の仕方

「ライフプラン」ってどうして必要なの? 夢を実現するための上手な活用の仕方
ファイナンシャルフィールドのサイト内でも、「ライフプランが必要です」といったように、さらりと使われている「ライフプラン」。
 
FPが頻繁に使う言葉です。一方で、どうして必要なのか?が分からない~という声も聞こえてきます。 どのように活用すれば良いのかを考えます。知っていただければ、ライフプランを立てたくなると思います。
 
 
宮﨑真紀子

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

わかりやすい例は「教育費と住宅ローン」

Aさん(32歳)は、ご長男の誕生を機に生命保険と教育資金の相談に来られました。同時に、5年以内を目途にマンションの購入も検討されています。こういった場合、まずライフプラン表を作成し、大きな支出の時期を可視化します。
 
それに基づいてキャッシュフロー表を作成するのです。Aさんの場合、17年後に長男の大学進学に向けての資金が必要です。これを確保した上で、住宅ローンを考えます。第二子の誕生、二人の子どもが中学から私立に通うことも想定されます。マンションの予算を考える時に、これらの数字を入れ込むことでイメージし易くなるのです。
  

独身女性の場合も必要?

突然ですが「富女子」という言葉をご存知ですか? 「5年間で1000万円を貯金することを目指している20代の女性」をこう呼ぶそうです。『富女子宣言』(永田雄三著/幻冬舎メディアコンサルティング/2015年刊)という本に端を発しているとのこと。20代の女性がどうして貯金にハマったのかというと、「経済的自立」が考えられます。
 
テレビで、こんなインタビューを耳にしました。
 
「1000万円貯まったら、どうするの?」という質問に、「マンションを買いたいです」「起業を考えたいです」「資格を取りたいです」「不動産を買ってオーナーになり、不労所得を得たいです」「老後に備えたいです」などなどの答えが返ってきました。
 
1000万円を手にすることで、将来の選択肢が増えるというのは良いことです。将来の夢をかなえるための資金作りという意味では、「ライフプラン」を考えることと一致しています。5年間で1000万円は凄いと思いますが、しっかりとした目標があれば、達成できる金額なのかもしれません。
 
勿論、20代でなくても、夢に向かって貯金を始めてみる価値はあると思います。
 

50~60代でも必要?

50〜60代になると、教育資金も住宅ローンも関係なくなったので、ライフプランは必要ないのでは?と思われるかもしれません。でも今、不安に感じていることはありませんか? おそらく、老後の資金について不安があるのではないでしょうか。
 
こういう時こそライフプランを考えます。退職して時間が出来たら旅行をしたい、家のリフォームも気になる、孫の成長を支援したいなど、大きな支出の予定を書き込みます。そして、それぞれの予算を検討します。これをキャッシュフロー表に反映させるのです。
 
現役時代に比べて収入は減ってしまいますので、使い方はより慎重にすべきです。試算して不足しそうなら、定年までに貯蓄額をアップする、あるいは定年後も働くことを考えなければなりません。逆に老後が不安だからと言って、たくさんの資金を持っているにもかかわらず、使えなくなっている事例が多いのも事実です。
 
キャッシュフロー表を作成して安心出来れば、もっと楽しめるライフプランを作成し直すことも出来ると思います。
 
“夢は書き出すことで実現に近づく”と聞いたことがあります。楽しいライフプランをデザインしてみませんか。私達FPもお手伝いします。
 

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