更新日: 2024.10.10 貯金
月1万5000円の貯金額増も夢じゃない!? 節約できて楽しい趣味とは?
ただ、趣味は心身のリフレッシュに欠かせません。いたずらに削ってしまうと、健康寿命が短くなり、結果的に老後の医療費増大につながるリスクもあります。
本記事では、お金をかけずに楽しめる趣味と娯楽費の平均を差し引いた「節約できる金額の目安」を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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インドアスポーツ・フィットネスが人気
WEBメディア・コンサルティング事業を展開している株式会社ビズヒッツの調査は、2023年2月10日に「お金のかからない趣味に関する意識調査」を発表しました。ランキングは以下の通りです。
1位:スポーツ・フィットネス
2位:読書・マンガ
3位:映画・ドラマ・動画鑑賞
4位:手芸・クラフト
5位:ゲーム
6位:散歩
7位:園芸
全体的にごく一般的なインドアの趣味が多いことが分かります。さらに1位の「スポーツ」も具体的には、エクササイズや筋トレといった自室で行える趣味が中心で、アクティブスポーツもランニングなど、お金をかけずに始められる種目が目立ちます。
さらに上記の趣味で得られると感じているメリットについては、「メンタルに良い影響がある」がトップで次点が「健康に良い」と心身の健康においても良い効果があることを実感している人が多数を占めていました。
また、インドアの趣味の懸念点である「交友関係」についても、オンラインであれば普段は出会えない人やコミュニティに所属できる機会があるという、前向きなコメントもありました。
複数の趣味を組み合わせても月15,000円以上節約できる!
一般家庭の娯楽費を調べるのであれば、総務省が発表している「家計調査報告」の教養娯楽費をチェックするのがおすすめです。2022年の単身世帯の同項目の支出金額は、年間22万4400円。月換算でおよそ1万8,700円となっています。さらに2023年2月7日に発表された二人以上の世帯の教養娯楽費は月3万1544円です。
一方、「お金のかからない趣味に関する意識調査」によると、趣味にかかる1ヶ月の平均金額のトップを占めていたのは「~1000円(38.8%)」、次点はなんと「0円(36.2%)」なのです!
計算するまでもなく、単身世帯であれば複数の趣味を組み合わせても月1万5000円以上、月は20万円以上の節約をし、一般家庭と比べると蓄えることが可能です。
まとめ
「趣味にお金をかける」ことは決して間違いではありません。ただ、将来を見据えた資産形成も同時に行わなければ、せっかくの趣味を十二分に楽しむことは難しいでしょう。今回紹介した趣味も初期費用などがかかるケースは十分に考えられますが、「長く、安く、楽しめる趣味」を探す指標にはなるのではないでしょうか。
出典
総務省統計局:家計調査(家計収支編) 時系列データ(総世帯・単身世帯)
総務省統計局:家計調査報告-2022年(令和4年)12月分、10~12月期平均及び2022年平均-
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部