更新日: 2023.04.18 貯金

新社会人が考える初任給の使いみちと2年目の人が実際に使ったものは? おすすめの貯金方法も紹介!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

新社会人が考える初任給の使いみちと2年目の人が実際に使ったものは? おすすめの貯金方法も紹介!
新年度が始まり、今年社会人になった人は入社式を経て新しい生活がスタートしました。新社会人の目下の楽しみは、初任給をもらうことではないでしょうか? 初任給の使い道を考えてワクワクしている人も多いでしょう。
 
そこで、新社会人は初任給をどう使いたいと思っているのか、社会人2年目の人は実際初任給を何に使ったのか、おすすめの貯金方法も合わせて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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新社会人と社会人2年目の人の初任給の使い道

ソニー生命株式会社が2022年3月、新社会人と社会人2年目の20~29歳の人1000名を対象に「社会人1年目と2年目の意識調査2022」を行いました。
 
調査結果によると、初任給をどう使いたいかという質問に、新社会人の回答で最も多かったのは、「貯金」で56.6%でした。以下は、次のような結果となっています。
 

2位…食費などの生活費として使う(33.2%)
3位…親への贈り物を買う(28.8%)
4位…ちょっと良いものを自分に購入する(27.8%)
5位…親をご馳走に連れていく(23.2%)

 
一方、社会人2年目になった人の、初任給の実際の使い道で最も多かったのは「貯金」で43.8%でした。新社会人がどう使いたいかという時点と比べると、社会人2年目の人が実際に貯蓄に回した率は少なくなっています。
 
2位以下は下記の結果となっています。
 

2位…食費などの生活費として使う(29.2%)
3位…親への贈り物を買う(24.8%)
4位…ちょっと良いものを自分に購入する(23.8%)
5位…親をご馳走に連れていく(18.8%)

 
初任給の使い道の希望や、実際の使い道は、新社会人も社会人2年目の人も1~5位まで同じでした。初任給は貯蓄や親への感謝を示すこと、自分へのご褒美に使いたいと考える人が多いといえます。
 

確実に貯金をするためのコツ

貯金を増やすためには、収入よりも支出を少なくすることがコツです。収入より支出が少なければ、その分を貯金に回せます。
 
まずは、家計簿をつけて自分が何にお金を使っているのかを明確にしましょう。アプリを使うと簡単に家計簿がつけられます。その上で、無駄な出費がないかを見直しましょう。ここからは、具体的に貯金をするコツを紹介します。
 

貯金の目標額や期間を決める

確実に貯金をするためには、目標となるイベントや期間を決めましょう。具体的な金額や期間が決まると、月々いくら貯金をしなければならないかが明確になるので、貯金するためのモチベーションも高まります。
 

目的別に口座の使い分けをする

確実に貯金をするために、普段の生活費として出し入れができる口座のほかに、定期預金など貯金のための口座、冠婚葬祭や急な病気など緊急の場合に必要な金額を入れておく口座など、目的に合わせて口座を複数持ち、使い分けましょう。
 
普段の生活費として出し入れできる口座になるべく多くのお金を残さないことが、貯金を増やすコツです。
 

先取貯金をする

後から余ったお金を貯金しようと思うと、なかなかできるものではありません。給料日に毎月決まった金額を先取貯金することで、確実に貯金を増やせます。
 
先取貯金は定期預金など、すぐに下ろせない口座に貯金していきましょう。勤め先に財形貯蓄や社内預金制度があれば、それを利用するのも1つの手段です。
 
先取貯金は収入の2割を目安にしましょう。1人暮らしなどで家賃がかかっている場合は、収入の1割が目安です。また、先取貯金は無理のない金額を設定することもポイントになります。
 

目標を立ててコツコツと貯金しよう

新社会人も社会人2年目の人も、初任給の使い道として貯金を挙げた人が最も多い結果となりました。
 
確実に貯金をするために目標額や期間を決めることで、月々いくら貯金しなければならないかが明確になり、貯金へのモチベーションを高められます。
 
収入より支出が少なければ貯金に回せる金額が多くなるので、家計簿をつけて無駄な出費がないかを確認しましょう。生活費と貯金用の口座を分けて給料日に先取貯金をし、残ったお金で生活することも確実に貯金するコツです。
 

出典

ソニ-生命保険株式会社 社会人1年目と2年目の意識調査2022
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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