【自炊vs外食】25歳で「1人暮らし」なら食費はどれだけ違う? 1ヶ月の食費を検証
配信日: 2023.04.25 更新日: 2024.10.10
そこで本記事では、仮に毎回自炊または毎回外食した場合、25歳の1人暮らしの場合は食費がどのくらい変わるのか検証します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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1人暮らしの平均的な食費は約4万円
総務省統計局が発表した「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、1人暮らし(単身者)の食費は平均約4万円です。
国税庁が発表している令和3年分の民間給与実態統計調査の年齢階層別の平均給与によると、25歳から29歳の場合、男女合計の平均は371万円です。
年収370万円、仮に毎月の食費を4万円とすると約13%を食費にかけていることになります。
1ヶ月毎回自炊すると食費はいくら?
外食は一切せず毎回自炊する場合、1ヶ月あたりの食費はどのくらいになるのでしょうか。
総務省統計局の家計調査(家計収支編)の時系列データによると、単身世帯の2022年の外食費は年間約12万円、月間では約1万円です。これが一切かからないため、食費は3万円から4万円近くまで抑えることができます。
食事のメニューを減らしたり、スーパーの特売日や割り引きされる時間帯を狙って買い物をしたりすると、さらに節約することも可能です。場合によっては4万円の半額程度まで下げられるかもしれません。
ただし、毎回自炊する場合は食材や調味料等の購入費用が発生します。それだけでなく食事を作る時間や手間も毎回かかります。仮に食費をかなり節約できても、自炊にかかる時間や手間が倍以上になり、仕事やプライベートの時間に大きな影響を与えることもあるかもしれません。
そのため金額面だけでは単純比較できない部分もあります。
1ヶ月、毎回外食すると食費はいくら?
一方で、自炊はせず外食のみの場合はどうなるのでしょうか。今回の外食の内容や価格は下記のとおりとします。
●朝食はカフェで500円のモーニングセットを注文する
●昼食は1000円の単品やセットを注文する
●夕食は1500円の定食にする
3食すべて外食にして上記の内容で過ごす場合、1日3000円かかります。1ヶ月30日とすると9万円かかります。食事だけでなくお酒好きの場合はアルコールを注文する機会もあると考えられます。
1杯500円のビールを夕食時に毎回注文すると、夕食全体では1回3000円かかり、食費は10万5000円かかります。もちろん、食事や飲み物を豪華にすればするほど金額は上がり続けます。
25歳の1人暮らしで毎月食費に10万円近くかけるのは現実的ではないので、実際は食べる量や価格を抑えることになるかもしれませんが、それでも最低5万円以上はかかる可能性が高いです。
最近は出前サービスやテイクアウトも充実しているため、外で買ってきて自宅などで食べる機会も増えています。外食より食費は抑えられますが、弁当を注文する場合では800円程度かかります。仮に800円の弁当を毎回食べ続けると、それでも1日2400円、1ヶ月で7万2000円かかります。出前するから外で食べるよりも安いとは限りません。
まとめ
今回は25歳の1人暮らしの場合、毎回自炊と毎回外食でどのくらい食費が変わるのか解説しました。
食費だけでなく自炊の場合は食事を作る時間や手間が発生するなど、単純に金額面だけで比較できないところもあります。ただ、一般的には自炊する機会を増やして、外食の機会を減らしたほうが食費の節約にはつながるといえそうです。
出典
総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要
国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査
総務省統計局 家計調査(家計収支編)時系列データ(単身世帯の支出金額)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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