更新日: 2024.10.10 働き方

【これから儲かる!?】副業年収300万円超えは13.2%!その実態とは?

【これから儲かる!?】副業年収300万円超えは13.2%!その実態とは?
老舗企業や大手企業の副業解禁が相次ぐ昨今、副業への関心がますます高まっています。
 
自身が副業を始めた場合、どの程度の収入を見込めるのか、また、実際に副業をしている人はどのくらいの収入を得ているのか、気になる人も多いのではないでしょうか?
 
そこで本記事では、副業年収の実態や業務内容、副業で年収300万円以上を達成するために必要な、業務時間について解説します。
 
本業のほかに、収入の柱を持ちたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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【副業年収】13.2%が300万円超え! その業務内容と業務時間とは?

パーソルキャリア株式会社が運営する、プロフェッショナル人材の総合活用支援ブランド「HiPro(ハイプロ)」が2022年9月に実施した、副業年収実態調査によると、副業収入として、年間300万円以上を得ている人の割合は、副業者全体の13.2%であることが明らかになっています。
 
そのうち、年収300万~400万円台が56.5%と、半数以上を占め、1000万円以上の収入があると回答した人は11.5%と、1割を超える結果となりました。
 
図表1
 

 
出典:パーソルキャリア株式会社 HiPro 副業年収実態調査
 
年収300万~400万円台、月収およそ25万~41万円の副収入を得るために行われている業務内容と、必要な業務時間についてみていきましょう。
 

年収300万円以上の副業者の業務内容

先述の副業年収実態調査では、副業年収300万円以上のうち、83.5%が「専門性の高い業務」で副収入を得ていることが判明しました。
 
具体的な業務の内訳は、図表2のとおりです。
 
図表2
 

 
出典:パーソルキャリア株式会社 HiPro 副業年収実態調査
 
経営企画と商品/サービス企画がともに21.0%と最も多く、新規事業開発/事業企画、マーケティング/PR、研究開発があとに続いています。
 

副業収入300万円以上を得るために必要な時間

先述の副業年収実態調査では、副業収入として年間300万円以上を得ている人のうち、半数以上が1ヶ月に20時間以上、6.5%は80時間以上を副業に充てていることが明らかになっています。
 
図表3
 

 
出典:パーソルキャリア株式会社 HiPro 副業年収実態調査
 
仮に、月に20時間以上確保するとなると、1週間に5時間、週5日稼働で、毎日1時間以上を副業に充てている計算になります。
 

副業年収300万円以下が86.8%という副業の厳しい実態

「副業年収300万円以上が13.2%」
 
この事実は同時に、副業収入が年間300万円に満たない人が、およそ9割存在することを表しています。
 
先述の副業年収実態調査によると、副業年収を300万円以上得ている人が、副業を始めたきっかけとして回答が多かったのは「収入アップ」(66.0%)、「スキルアップ」(40.5%)、「キャリアアップ」(20.0%)でした。
 
スキルアップを目的に始めた人の66.7%、キャリアアップを目的に始めた人の60.0%が、実際に向上したと回答しております。また、どちらの目的でも、結果として収入が上がったと回答した人の割合は、それぞれ66.7%、85.0%と高くなっています。
 
このことから、副業は、本業とつながりのある専門性の高い分野を選択して、スキルアップ・キャリアアップをはかることが、副業収入向上、さらには総収入の向上につながる可能性が高いと考えられるでしょう。
 

専門性を生かせる副業が高収入のカギ

今回ご紹介した調査結果からは、専門性の高い副業を選び、週5時間以上の時間を確保することで、安定した副業収入を得られる可能性が高くなることが推測できます。
 
「副業を始めてみたいけれど、どのような分野に挑戦すればよいか分からない」
 
このような悩みを抱えている人は、まずは、本業で培ってきた知識やスキルを生かせる仕事から、始めてみてはいかがでしょうか?
 

出典

パーソルキャリア株式会社 副業年収実態調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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