更新日: 2024.10.10 その他家計

物価高でも減らせないものとは? 家計のやりくりはどうすればいい?

物価高でも減らせないものとは? 家計のやりくりはどうすればいい?
物価高なのに収入は上がらない状態で、生活費の節約に頭を悩まされている人も多いのではないでしょうか。物価高で減らせるものはないかと節約しようとしても、生活必需品など節約できないものも多くあります。
 
物価高だからこそ、減らせる支出、どうしても減らせない支出をよく考えて家計をやりくりしたいものです。本記事では、物価高でも減らせないものついて考えてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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物価高でも減らせないものとは

 
物価高とは、物の値段が高いことを指します。
 
株式会社ドゥ・ハウスが運営する「ロバ耳」が2023年2月に発表した「物価高に関する意識調査」(調査対象:全国に住む20~70代以上の男女960名)によると、「物価高といわれても減らせないものは?」という質問に対し、最も多かった回答は「特に減らせないものはない」(40.1%)でした。
 
しかしそれを除くと、「嗜好品(たばこ、お酒など)」(17.2%)が最も高く、次いで「旅行」(13.9%)、「趣味・習い事」(13.4%)という結果となっています。
 
人によって減らせないものが異なることが分かります。
 

家計見直しのポイント

 
家計を見直すためには、家計の把握から始めましょう。家計簿をつけることで、どの項目でどのくらいの支出があるのかが可視化され、無駄を見つけやすくなります。
 
家計簿をつけるのが難しい場合は、家計用のクレジットカードを決めて管理しましょう。クレジットカードで支払いをまとめることで、明細を家計簿代わりに使えます。
 
家計のうち住居費、通信費、水道光熱費、保険料、自動車関連の費用は固定費であり、家計の中でも大きな割合を占めます。これらの契約内容やプランを見直すことで、節約が可能になります。
 
固定費を見直した後には、変動費の中でも食費や交際費を中心に見直してみましょう。無駄な出費を減らすことで、お金に対する意識を変え、支出減につながります。
     

生活の中で取り入れたい節約のコツとは

 
物価高で生活費を減らそうとしても、なかなか減らせないものも多いはずです。そんな中、生活を維持するために出費を減らすためには、生活に必要なものはしっかりと手元に残しつつ、ポイントを押さえて節約していくことです。
 
本項では、生活の中で取り入れたい節約のコツについて解説します。
 

固定費節約のコツ

 
固定費を節約することは、家計の見直しに欠かせません。例えば、住居費や通信費、水道光熱費、保険料、自動車関連の費用などは、毎月一定の支出が必要となりますが、節約の余地があります。
 
例えば住居費を抑えるために、賃貸なら家賃が低い住居に引っ越す方法や、持ち家なら利率の低いローンに組み替えるなどの方法を検討してみましょう。
 
通信費や光熱費を減らすためには、会社やプランの変更を検討するといった方法が一般的です。また、保険料を抑えるためには、定期的に必要な保険の種類や保障内容を見直してみてください。
 

変動費の節約術

 
変動費とは、食費や交際費など、毎月金額が異なる支出のことを指します。変動費を節約するためには、まずは支出内容を把握し、無駄な支出を見つけ出しましょう。
 
例えば、外食を減らして自炊する、コンビニでの買い物を控えるなどの工夫が有効です。旅行ではマイルを活用する方法、趣味や習い事、美容関連は複数のサービス間で費用を比較し検討してみましょう。
 
節約は無理をせず、減らせないものや減らせるものを判断して、自分に合った方法で取り入れることが大切です。
 

物価高だからこそ家計を見直して節約術を実践しましょう

 
物価高によって減らせない支出は、人によって異なります。しかし、家計を見直すためには、固定費や変動費の削減など、さまざまな節約方法があります。
 
まずは、家計簿やクレジットカードの明細を利用して、支出を把握することから始めましょう。その上で、支出を固定費と変動費に分けて、それぞれに合った対策を立てていくことがポイントです。
 
家計の中で減らせるもの、減らせないものを見極め、物価高でも豊かな生活を送っていきましょう。
 

出典

株式会社ドゥ・ハウス 物価高に関する意識調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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