更新日: 2024.10.10 働き方
副業Vチューバ―がアツい!年齢も性別も関係なく「儲けられる」仕組みとは?
本記事では、副業Vチューバーが稼ぐ仕組みや年収について紹介しますので、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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Vチューバーは誰でも目指せる夢のある職業
Vチューバーとは、本人ではなく代わりのキャラクターを動画に出演させて、動画配信をするユーチューバーのことです。視聴者に好まれる容姿のキャラを作り、動きや発言などで親近感を覚えてもらうなどの工夫を凝らすことによって、印象に残りやすく、バズりやすくなると考えられます。
近年では、大手企業のCMやイベントでも、Vチューバーがコラボすることが増えてきました。いわば、タレントのような扱いをされているのです。自分が作ったキャラの人気が高まれば、動画再生数がグンと伸び、いつか、企業とのコラボ企画にも参加できるかもしれません。
ユーチューバーとの明確な違いは「キャラへのなりきり度」
ユーチューバーは、基本的に自分の容姿や声で勝負します。情報発信系やゲーム実況系、心霊系などさまざまなジャンルがあり、自分のキャラに合うジャンルを選択して動画配信をするという流れが多いようです。
当然、顔を隠したり、声色を加工したり、音声ソフトを使ったりして、素性を隠して動画配信することもできます。しかし、Vチューバーは、モーションキャプチャーで動かす3Dアバターになりきるため、キャラへのなりきり度はVチューバーが圧倒的に上でしょう。
素性を完全に隠し、年齢も性別も分からない状態で、美少女キャラになりきることも可能ですので、顔を出すことに抵抗がある方でも目指しやすい職業だといえます。
Vチューバーの収入や収益源は?
Vチューバーとして活動している方の平均月収は、およそ4万4000円というデータもあります。この平均月収には、収益を得ていないVチューバーも含まれているため、やや低い金額となっています。
実は、専業・副業も含めたVチューバーの約半数が、収益を得ていないとされています。夢のある職業ではあるものの、動画の再生回数が伸び悩んだり、キャラが迷走をしたりすると、なかなか収益には結びつかないのです。
しかし、収益を得ているVチューバーの平均月収はおよそ9万円とされています。一度軌道に乗れば、副業Vチューバーで十分な金額を稼ぐことができるでしょう。
主な収益源は有料コンテンツや広告収入
Vチューバーが活躍する場には、以下のようなものがあります。
●YouTubeでの動画配信
●有料コンテンツの提供
●視聴者からのギフティング(投げ銭など)
●イベントやグッズ販売
YouTubeの動画配信では、動画の再生回数によって収入が大きく左右されます。動画が再生されると、1回あたり0.01~0.5円ほどの広告収入が発生するからです。例えば、100万回再生された場合、1回あたり0.1円の広告収入ならば10万円の収入、1回あたり0.01円の広告収入ならば1万円の収入が得られます。
人気が上がれば、有料コンテンツやグッズの販売、イベントの開催などでも収益が得られる可能性が高くなります。また、YouTube以外の配信サイトやプラットホームを複数活用して、収益を増やす方法もあります。
YouTubeの広告収入には条件がある
Vチューバーの約9.5%は、YouTubeなどの広告収入で収益を得ているといわれています。さらに、視聴者からの有料アイテム購入やギフティング、有料会員への登録料などで収益を上げることが基本です。この二つの収入源を組み合わせることで、動画配信だけで稼げる仕組みになっています。
しかし、YouTubeで広告収入を得るには、さまざまな条件を満たす必要があることをご存じでしょうか。いくつかの条件をご紹介します。
●公開動画の総再生時間が直近12ヶ月間で4000時間以上
●チャンネル登録者数が1000人以上
●公開されている動画がYouTubeのポリシーやガイドラインを順守している(違反行為がみられない)
これらの条件を満たして初めて、収益化に取り組めます。
副業の選択肢としてVチューバーを検討してみよう
Vチューバーは、男性が美少女になったり、成人女性が幼児化したりと、キャラになりきって稼ぐことができる職業です。誰でも何にでもなれる、まさに夢のような職業といえます。
収益化するための道のりは大変ですが、一度収益化できれば、バイトやパート以上の収入を得られる可能性もあるでしょう。これから、動画配信を副業にしたいと考えている方は、ぜひ、Vチューバーを選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー