更新日: 2024.10.10 その他家計
18歳大学生、10年落ちの「中古の軽自動車」を買った場合の維持費はいくら? 大学生に維持は難しい?
本記事では、18歳の人が10年落ちの中古軽自動車を購入した場合の維持費の目安を紹介します。これから購入を検討している18歳の人や保護者の方は、確認しましょう。
執筆者:宇野源一(うの げんいち)
AFP
車にかかるお金には、どのような種類がある?
まずは、車にかかるお金にはどのようなものがあるのか、項目ごとにチェックしていきましょう。次のように並べてみると、さまざまな種類があることが分かるかと思います。
車両本体価格
まずは、車本体の購入価格を忘れてはいけません。ここでは、10年落ちのホンダN-BOXを購入すると仮定します。
中古車情報サイトで検索をしたところ、グレードや車の状態によって大きく車両本体価格が変わりますが、支払総額で最低価格18万円、最高価格145万円という結果が出てきました。
税金関係
次にかかってくるのが車の税金です。軽自動車を購入、維持していく上で必要となる税金は次のとおりです。
・自動車税環境性能割(購入時に課税されるが、10年落ちの場合は非課税)
・軽自動車税(毎年課税される)
・自動車重量税(車検ごとに課税される)
メンテナンス代
車にかかるメンテナンス代についても把握しておきましょう。車の使い方にもよりますが、目安として次のような費用が考えられます。
・オイル交換(半年ごと)
・法定点検(1年ごと)
・車検整備(2年ごと)
・タイヤなど消耗品の交換(適宜)
・車の故障修理(適宜)
自動車保険料
車の保険料は、強制加入の自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と任意加入の自動車保険に分けられます。自賠責保険は車検ごと(2年に1回)、自動車保険は契約形態によって支払い方法が変わりますが、月払い・年払い・複数年一括払いが想定されます。
ガソリン代
車を走らせるにはガソリンが必要です。乗れば乗るだけかかるということを覚えておきましょう。
駐車場代
自宅に駐車スペースを確保できない場合、駐車場代が必要になります。住んでいる地域等によって料金は変わりますが、5000円~2万円くらいかかると想定しましょう。