更新日: 2023.05.17 その他家計

地域限定のポイ活で節約!県民対象のお得なアプリを活用しよう

地域限定のポイ活で節約!県民対象のお得なアプリを活用しよう
ポイ活アプリとは、ポイントを集めて換金したり、商品券に交換したりできるお得なアプリです。主に、買い物や移動、広告動画の視聴などでポイントが貯まる仕組みになっています。
 
今回注目したいのが、地域限定のポイ活アプリです。本記事では、自治体の事業として実施されている、五つのポイ活アプリについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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「企業のポイ活アプリ」と「地域限定のポイ活アプリ」の違い

ポイ活アプリは、さまざまな企業から配信されていますが、その主な目的は、広告収入の獲得です。
 
一方、地域限定のポイ活アプリの場合は、地域のお店やサービスの利用促進、健康づくりの促進などを目的としています。地元の方は、貯まったポイントでお得に買い物ができて、提携店は、ポイ活アプリによって集客ができます。
 

県民・市民対象のお得なポイ活アプリ5選

県民や市民を対象にした地域限定のポイ活アプリは、すべての都道府県に存在するわけではありません。しかし、ポイ活アプリを用いた事業を行う自治体は増加しており、地元民でなければ知らないものが多いようです。
 
ここでは、地域限定のポイ活アプリの中から厳選して、五つご紹介します。
 

ながさき健康づくりアプリ(長崎県)

県民の健康づくりと地域活性化を目的とし、2023年2月1日にリリースされたばかりのポイ活アプリです。ホーム画面には歩数や消費カロリーが表示され、健康チェックをしながらポイントを稼ぐ仕組みになっています。
 
歩数に応じて、1日あたり最大20ポイント付与されるほか、健康イベントへの参加や健診の受診、バーチャルウォーキングコースの制覇でも、50~200ポイント付与されることが特徴です。貯まったポイントは、地域のお店での買い物や、抽選会への参加などに利用できます。
 

にいがたヘルス&スポーツマイレージ事業(新潟県)

働く世代や子育て世代を主なターゲットとし、楽しみながら運動の習慣化を図るために運営されている事業です。アプリ自体は「グッピーヘルスケア」という既存の健康管理アプリを採用しています。
 
アプリを起動したり体重を記録したりすると、1日各2ポイント、3000歩以上歩くと、歩数に応じて2~20ポイントが付与されます。また、スポーツイベントへの参加を促す事業でもあるため、イベントに参加するごとに、1回100ポイントが付与されます。貯まったポイントは、地域協力店で特典に交換可能です。
 

うつのみや健康ポイント(栃木県宇都宮市)

毎日の運動や健診の受診など、宇都宮市民の健康づくりを促進させるための事業です。「うつのみや健康ポイント」は、アプリや紙の活動記録票で参加できます。
 
徒歩や自転車での移動距離、体重の測定、健診の受診がポイント付与の対象になります。また、適正体重を維持すると、定期的にポイントが加算されます。貯まったポイントは、クオカードや図書カード、施設の利用回数券、地元のプロスポーツチーム(宇都宮ブレックス、宇都宮ブリッツェン)への寄付などに交換可能です。
 

G-WALK+(群馬県)

群馬県民の健康づくりを促進するためのアプリです。歩数や体重、血圧、食事、健診の受診記録などをアプリ上で管理できます。また、健康づくりに役立つ情報やエクササイズ動画の配信などにも活用されている点が特徴です。
 
自分で歩数の目標を設定し、達成できたら50ポイントが付与されます。毎日の歩数に応じて1日5~40ポイント、健康記録をすると項目ごとに1日2~5ポイントが付与されるため、効率よくポイントを稼ぐことが可能です。貯まったポイントは、温泉の宿泊金券やスマートウオッチ、健康食品などと交換できます。
 

veBee(香川県)

ほかのアプリとは異なり、veBeeは「ライフスタイルはそのままで毎日がもっともっと楽しくなるお得なアプリ」がコンセプトになっています。ポイ活のために運動したり、健診の受診をしたりする必要はなく、移動距離や立ち寄った地点に応じてポイントが付与されるのです。
 
GPSによる移動距離の計測を行い、移動すればするだけシルバーコインやゴールドコインが貯まります。コインを貯めたりクーポンを利用したりできるお店が多く、飲食店やフィットネス、ガソリンスタンドなど、ジャンルはさまざまです。
 

地元のポイ活アプリを活用して上手に節約しよう

本記事では、五つの地域限定ポイ活アプリを紹介しました。各アプリによってポイントの使い方は異なりますが、共通している点は、地元の支援につながる事業であるところです。
 
健康的な毎日を送り、ポイ活でお得に買い物をし、地元の支援もできるのは魅力的といえます。ほかの自治体でも、ポイ活アプリを活用した事業が行われていますので、興味のある方は、ぜひ、お住まいの地域について、調べてみてはいかがでしょうか?
 

出典

長崎県 長崎県公式アプリ「ながさき健康づくりアプリ」

新潟県 にいがたヘルス&スポーツマイレージ事業(アプリ名:「グッピーヘルスケア」)

宇都宮市 うつのみや健康ポイント

群馬県 G-WALK+

株式会社ヤマウチ ポイ活アプリveBee(ヴィービー)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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