更新日: 2024.10.10 その他家計

相次ぐ食料品の高騰などで食費に悩む方へ 「業務用食品」の活用術を伝授します!

相次ぐ食料品の高騰などで食費に悩む方へ 「業務用食品」の活用術を伝授します!
2023年5月現在、ウクライナ情勢や慢性的な円安の影響から、食料品の高騰が続いています。食費がかさみ、家計が以前よりも苦しくなったと感じている家庭も多いのではないでしょうか。
 
食費がかさんで悩んでいる方は、安く大量に食料を購入できる業務用食品の活用がおすすめです。こちらの記事では、業務用食品を活用して食費を抑える方法を解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

食料品の物価は上昇している

総務省の「2020年基準 消費者物価指数」によると、2023年3月分の主な食料品の物価は、前月比で下記のようになっています。
 

【主な食料品の物価上昇率】

外食:6.9%
調理食品:8.9%
菓子類:8.2%
生鮮魚介:15.9%
肉類:7.6%
乳卵類:13.8%
穀類:7.1%
油脂・調味料:9.8%

 
食費は生活に欠かせない支出である以上、しっかりと物価の上昇に対策しないと生活はどんどん苦しくなってしまいます。
 

食費を抑えるためには業務用食品の活用がおすすめ

食費を抑えるためには、業務用食品の活用がおすすめです。業務用食品は安く大量に購入できる魅力があるため、出費を抑えられるメリットが期待できます。
 

業務用食品とは

業務用食品とは、消費者に販売される形態となっているもの以外の食品を指します。飲食店や給食センターなど、業務の都合から大量に仕入れる必要がある業者に対して販売することを想定した食品です。
 
つまり、一般的なスーパーなどで売られている商品と比較しても、品質面に何ら問題はありません。
 

業務用食品が安い理由

業務用食品が安い理由は、主に下記の通りです。
 

【業務用食品が安い理由】

・自社ブランド商品を販売している
・一度に大量に仕入れてコストを抑えている
・陳列が簡素
・広告費を最低限に抑えている
・海外製品は直輸入している

 
業務用食品には、自社工場で製造したオリジナル商品が多くあります。自社ブランドの商品は、仲介を経ずに直接店頭に並べることができるうえに、包装も簡素にしているため余計なコストがかかっていません。
 
自社以外の商品は海外からの直輸入や一度に大量に仕入れるなどで、コスト削減を行っていることから、安く販売できます。また、ウェブ上での広告展開を行うことで広告費の負担を抑えている点も、安く販売できる理由です。
 
店頭で販売するまでの過程において、無駄やコストを徹底的に省いていることから、消費者は安く購入できるということになります。
 

業務用食品で節約する方法と注意点

業務用食品を活用すれば、食材や加工食品を安く大量に購入できます。まとめ買いして使わない分は冷凍保存すれば、食費を節約できるでしょう。
 
業務用食品は品質に全く問題はないうえに、複数商品を組み合わせれば簡単に栄養バランスの取れた食事をとることができます。つまり、業務用食品を使えば、食費を抑えられるだけでなく調理の手間も省略できるメリットがあるといえるでしょう。
 
ただし、いくら安いからといっても必要以上に購入して、結果的に廃棄してしまうのは問題です。冷凍保存できる期間にも限界があるため、計画的に購入して、期限内に食べきることが重要といえるでしょう。
 

まとめ

食料品の価格高騰に対応し、食費を抑えるためには業務用食品の活用が効果的です。食材を安く大量に仕入れつつ、簡単に調理できるメリットがあるため、食費がかさんで悩んでいる方は業務用食品の活用を検討するとよいでしょう。
 
もちろん、安いからといって品質に問題があるわけではないため、安心して食べることができます。今後も続く可能性がある食料品の高騰に対抗するためにも、業務用食品の利用や無駄なものを購入せず節約するなど、自衛するための手段を用意することが大切です。
 

出典

総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)3月分
東京都福祉保健局 業務用加工食品の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集