更新日: 2024.10.10 その他家計

食費を毎月1万円減らしたいなら「やめておいたほうがいい」3つの習慣とは?

食費を毎月1万円減らしたいなら「やめておいたほうがいい」3つの習慣とは?
物価高騰で、毎月のやりくりに頭を悩ませている人は多いでしょう。特に、食費は想定外に膨らむことが多く、その見直しは生活費全体の節約にもつながります。ただし、節約を適切に行うためには、まず現状を把握することが大切です。
 
そこで本記事では、平均的な食費の金額を確認した後で、食費を削減するときにやめておいたほうがいい「3つの習慣」について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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平均的な食費額はどれくらい?

まず、食費の節約を考えるにあたって、基準となる食費の平均額を理解することが重要です。総務省統計局の「家計調査(2022年度)」の二人以上の世帯・勤労者世帯統計によると、食費の月額平均は8万1888円とされています。
 
しかし、これはあくまで平均であり、年代や個々の生活スタイルや食生活により幅があります。例えば、29歳以下の世帯であれば5万6775円ですが、50~59歳の世帯であれば8万7889円となっています。
 
これを自分の生活と比較して、自身がどの程度の食費を使っているかを把握しましょう。家族世帯の場合、人数が増えるほど一人当たりの食費は抑えられますが、それでも適切な管理が求められます。
 

やめておいたほうがよい3つの悪習慣

毎月の食費を減らすことで節約しようとするときに、やめておいたほうがよいことがあります。以下で、3つのポイントを紹介しましょう。
 

・無計画な食材購入

食材は計画的に購入しましょう。例えば、仕事帰りに毎日スーパーに寄り、その日の気分で食材を選ぶという、生活スタイルは見直すべきです。この悪習慣によって、同じ食材を何度も買ってしまったり、買いすぎて食べきれずに廃棄してしまったりする無駄が生まれやすいのです。
 
解決策としては、週末などにまとめ買いをすることで、無駄な出費を抑えることが可能になります。また、買った食材の保存法にも注意が必要です。適切な保存方法を守ることで、食材の劣化を管理しながら、無駄を減らすことができるでしょう。
 

・外食やテイクアウトに頼りすぎる

忙しいウイークデーなどは、手軽さからついつい外食やテイクアウトを利用してしまう人もいるでしょう。しかしながら、これも大きな出費の要因となります。
 
例えば、ランチを外食にすると一食当たり1000円程度はかかります。それを自炊にすれば、材料費で200~300円程度に抑えることが可能です。これを毎日続けると、年間では大きな差となります。
 

・スーパーのセールや割引に惑わされる

スーパーのセールや割引は一見するとお得に見えますが、それほど必要でないものを買ってしまうことがあります。計画的な食材購入の習慣と同様に、必要なものを必要なときに購入する意識をもちましょう。
 
例えば、「割引になっているから」という理由で必要以上に食材を購入し、結果的に食べきれずに捨ててしまうということでは、お金を捨てているのと同じになってしまいます。
 

食費削減は意識改革から

毎月の食費を抑えるためには、自身の食生活を見直すことが大切です。食費の平均的な金額を理解し、それを自身の生活と比較することで、節約の具体的な目標が立てやすくなります。
 
また、「無計画な食材購入」「外食やテイクアウトに頼りすぎる」「セール品に惑わされる」の3つの習慣は、食費を抑えられない原因となります。まずは、この悪習慣の改善を意識してみるとよいでしょう。
 

出典

総務省統計局 2022年度家計調査 4-6 世帯主の年齢階級別 二人以上の世帯・勤労者世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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