光熱費を「30%削減」するための具体的な方法とステップ

配信日: 2023.07.04 更新日: 2024.10.10

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光熱費を「30%削減」するための具体的な方法とステップ
光熱費は、私たちが日々生活するうえで欠かすことができない出費です。しかし、近年の値上げラッシュにより、家計に影響が出ている家庭も少なくありません。光熱費を効率よく削減する具体的な方法や、コツについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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光熱費値上げの実情と原因とは?

電気やガスといった光熱費は、私たちの生活に不可欠な費用です。しかし、料金の値上げラッシュが続いている昨今では、光熱費が家計を圧迫し、困っている家庭も多いのではないでしょうか。まずは、光熱費の値上げの状況について確認していきましょう。
 

光熱費はどのくらい値上げされている?

2023年6月1日より、電力会社7社による家庭向けの電気料金値上げのニュースが報道されました。電気料金の値上げ率は、もっとも高いのが北陸電力で、もっとも低いのは東京電力でした。エネルギー資源の価格上昇や、国内の電力供給不足などの理由により、今後も電気代の値上がりが予想されます。
 
ガス料金も同じく、都市ガスの料金も値上げされていることから、光熱費は家計にとって大きな負担になってきているのです。
 

光熱費の引き締めポイントとは?

値上げが続く光熱費の影響を少しでも抑えるためには、こまめな節約を心がけることがとても大切です。家庭で取り組める光熱費を節約する方法やポイント、アイデアについて紹介していきます。
 

電源をこまめに切る

使っていない場所の照明や、使っていない電化製品のつけっぱなしは避け、こまめに電源を切るようにしましょう。テレビなど、消していても主電源が入っている電化製品も、長時間使わない時にはコンセントごと抜いてしまうのが節電のコツです。
 
また、できるだけ早寝早起きを心がけ、外が明るいうちは室内の照明を使わないようにすると、電気代が無駄にかからずに過ごせます。
 

エアコンの使い方を見直す

エアコンを使う場合には、設定温度を夏場はできるだけ高く、冬場は低く設定して、室温に近づけます。温度差が大きいと、その分電力を使ってしまい、電気代も上がるためです。
 
エアコンを稼働させる際には、一緒に扇風機を回すようにすると、室内の空気が循環しやすくなり、効率よく使えます。さらに、こまめなフィルター掃除や、外の室外機の周りには何も置かないようにすることもポイントです。荷物や柵があると放熱の妨げになり、電気代に影響します。
 

冷蔵庫の使い方を見直す

冷蔵庫にものがたくさん詰め込まれている状態は、冷気がうまく行きわたらない原因となり、冷えにくくなって余分な電力を消費します。冷蔵庫の中は整理整頓をして、常に少しすき間を空けておきましょう。
 
中身を整理することで、どこに何が入っているか把握できるため、無駄に開閉をすることが減るでしょう。扉を開けっ放しで目当てのものを探すこともなくなるので、余計な電力を使わずに済みます。
 

蓄電池を併用する

蓄電池はキャンプなどで使うグッズですが、電源がない場所でも電化製品が使えるため便利です。AC電源やUSBポートが備え付けられており、もちろん家庭内でも使用することができます。
 
蓄電池とソーラーパネルを組み合わせて、電気を貯められる製品も登場しています。太陽光で貯めた電気を利用して電化製品を使えば、その分の電力を節約できます。防災用にもなりますので、備えておきたいアイテムです。
 

お風呂の入り方を見直す

入浴時に、シャワーの回数や時間を短くしたり、温度設定を低くしたりすることで、ガス代を削減できます。追いだき機能がある浴槽では、使う回数を減らすことで節約できます。複数の人数で入浴する場合には、保温シートなどで浴槽にふたをして、保温状態を保ちましょう。
 

家電の買い替えを検討する

年数がたっている家電や給湯器は、使い続けるよりも買い替えることで節約につながることがあります。冷蔵庫やエアコンなどは、省エネ性能に優れている家電製品が多く発売されていますので、10年以上使っている家電があれば、省エネタイプの新しい製品に交換することも視野に入れましょう。
 

コツを抑えて光熱費を節約しよう

値上げラッシュで家計を圧迫する光熱費を少しでも抑えるためには、日々の節約を積み重ねることが大切です。普段何気なく使っている電気やガスの使い方を見直すと同時に、省エネ家電の導入も検討してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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