更新日: 2024.10.10 貯金

5年で「500万円」貯めるためには?長期貯蓄プランと資産運用方法をレクチャー

5年で「500万円」貯めるためには?長期貯蓄プランと資産運用方法をレクチャー
5年間で500万円を貯金するためには、長期的なスパンで考えることが大切です。貯金をするために準備すべきことや、知っておきたい効果的な節約方法、貯金を確実にする方法について解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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5年間で500万円貯めるために最初にやるべきこととは

貯金をする目標を立てたら、最初に、何から手をつければよいのでしょうか。具体的な準備について、みていきましょう。
 

目的を明確にする

貯金を達成させるためには、目標額だけではなく、目的を明確にすることが大切です。例えば「なんとなく不安だから貯めておこう」といった曖昧な動機では、思うようにお金は貯まりません。
 
「5年後、ステップアップのために海外留学をしたい。そのために必要な渡航費と滞在費、学費を貯める」といったように、具体的な目的と期限を設定することが、ポイントです。
 
具体的な目的を持っていれば、漫然と貯金をするよりも、モチベーションが維持できます。
 

目標額を細かく設定する

最終的な金額だけではなく、逆算して、1年や1ヶ月あたりの貯金額も設定します。5年間で500万円を貯めたい場合には、1年間で100万円、1ヶ月で約8万3000円の貯金が必要であることが分かります。
 
約8万3000円と聞くと、大きな金額に思えますが、ボーナスが支給される会社であれば、ボーナスを貯金に回すことで、月々の貯金の負担を減らすことができます。
 
それでも足りない場合は、副業をするなどして、月々の収入を増やすことも視野に入れて、自分の生活スタイルや収入に合わせて、実現できる目標額を決めることをおすすめします。
 

家計簿をつけて収支を可視化する

貯金のためには、収入と支出がどれくらいずつあるのかなど、現在の家計状況を知っておくことが不可欠です。収支を把握していないと、お金の流れが分からないため、貯金が難しくなります。
 
家計のチェック方法としては、家計簿をつけることがおすすめです。毎日、家計簿をつけることが大変な場合は、スマートフォンの家計簿アプリを利用しましょう。レシートで入力できるうえに、クレジットカードや銀行口座との連動も可能なため、とても便利です。
 

効果的な支出の削減方法とコツとは

支出の中でも大きな割合を占める固定費は、毎月必要となる出費です。一度見直しをすることで、その節約効果を継続できます。そんな固定費の削減方法について、みていきましょう。
 

スマートフォンにかかる費用を見直す

スマートフォンは、今や生活に欠かすことはできませんが、その費用は、少なからず毎月かかっています。大手キャリアから、格安SIMのスマートフォンに乗り換えれば、利用料金を大きく削減できます。
 
キャリアの変更が難しい場合には、料金プランやオプションを見直してみましょう。各通信会社は、次々と新しい料金プランを打ち出していますので、プランを変えるだけでも、節約につながる場合があります。
 

電気会社やガス会社を変更する

2016年に電気、2017年にはガスが小売り自由化されたことによって、消費者は、自分で契約する会社を選べるようになりました。電気やスマートフォン料金とのセットプランなど、今よりもお得になる会社がないかを、比較検討してみましょう。
 

貯金を効果的に殖やす方法とは

支出の削減と併せて、貯金を効果的に殖やす方法についても、知っておきましょう。
 

副業をする

本業とは別に、休日や時間外に副業をすることで、貯金に回せる金額を増やせます。
 
短時間・単発アルバイトのほか、インターネットの仲介サイトを利用することで、自分のスキルや得意分野を生かして、仕事を受注することが可能です。すき間時間を有意義に使えて、効率よくお金を得られます。
 

財形や自動積立定期預金を活用

貯金しようと思っても、手元にお金があると、どうしても使ってしまいがちです。
 
給料が支給された時点で、先に貯金をしておけば、残金でやりくりできるようになり、目標通りに貯金することができます。
 
財形貯蓄は、会社が給料から天引きして積み立ててくれる、便利な制度です。財形制度がない場合は、金融機関の自動積立定期預金サービスを利用すると、自動的に振り替えられて、定期貯金ができます。
 

効率よく貯金をして目標達成しよう

5年間で500万円貯めるためには、目的を明確にして、家計を把握することが重要です。なかでも、固定費の見直しをすると、高い節約効果が得られます。そのほかにも、副業を検討してみたり、貯金をする仕組みづくりを行ったりして、目標金額に近づけましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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