【ガソリン代高すぎ!】「180円」と「150円」で1ヶ月で、ガソリン代はどのくらい違う? 燃費ごとに試算
配信日: 2023.08.25 更新日: 2024.10.10
本記事では、ガソリン代が値上がりすることで実際どのくらいの打撃を受けているのか、燃費ごとに計算してみたいと思います。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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2023年8月7日時点のガソリン代は180.3円
経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、2023年8月7日時点におけるレギュラーガソリンの店頭現金小売価格の全国平均は、1リットル当たり180.3円となっています。なんと12週連続の値上がりで、前週7月31日の176.7円からは3.6円の値上がりです。
図表1
経済産業省資源エネルギー庁 調査の結果
さらに8月21日にはレギュラーガソリンが184円、軽油が163円、灯油が122円と、値上げが止まりません。
燃費ごとのガソリン代
レギュラーガソリンの1リットル当たりの単価が150円と180円の場合における1ヶ月間のガソリン代の差を、燃費別に計算してみましょう。1ヶ月の走行距離は1000キロメートルとします。
燃費リッター10キロメートルの場合
1000キロメートル÷10キロメートル×(180円-150円)=3000円
実燃費リッター10キロメートルといえば、SUVやミニバン、セダンなど排気量が大きめの車の多くが該当するでしょう。1000キロメートル走らせるためにかかるガソリン代は、150円と180円で3000円の差になります。
燃費リッター15キロメートルの場合
1000キロメートル÷15キロメートル×(180円-150円)=約2000円
実燃費リッター15キロメートルは、軽自動車、コンパクトカーなどが該当すると思われます。1000キロメートル走るためのガソリン代の差額は約2000円となりました。
燃費リッター20キロメートルの場合
1000キロメートル÷20キロメートル×(180円-150円)=1500円
ハイブリッド機能を備えた車であれば、実燃費はリッター20キロメートル程度になるでしょう。この場合のガソリン代の差額は1500円です。
【まとめ】1ヶ月1000キロメートル程度であれば大打撃ほどではない⁉
ガソリン代が150円から180円になったとなると、大きな打撃を受けたような気がします。しかし、1ヶ月に1000キロメートル程度の走行であれば、実燃費リッター10キロメートルの車であっても打撃は3000円という結果になりました。
ガソリン代が150円であれば発生していないお金なので「損失」ともいえますが、車に乗る頻度を減らす、重い荷物を載せないなど、ガソリン代のために小さなストレスを積み上げるほどではないのかもしれません。
出典
経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー