更新日: 2023.09.08 その他家計

無理なくスマートな光熱費の「節約術」【40代・50代編】

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

無理なくスマートな光熱費の「節約術」【40代・50代編】
青春期にバブルを経験した40代・50代の方にとっても驚くほどの物価高騰に光熱費の値上げです。もはや節約術も限界と嘆きたくなる日が続きます。
 
生活をしていく中で、エネルギーは必要不可欠です。しかし、エネルギーの枯渇が叫ばれている中、無駄にエネルギーを使うわけにはいきません。
 
ならば、さらなる節約術を模索するのが経験を積んだ賢明な大人の選択でしょう。
 
光熱費の節約術、ありとあらゆる提案をさせていただきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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今すぐできる光熱費節約術~その水その電気必要ですか~

まずは、今日たった今から始められる節約術を紹介します。
 

●光熱費の契約会社・プランを見直す
●電気の契約アンペアを下げる
●支払い方法を変える
●電気製品を省エネ型に買い替える
●炊飯器の保温機能を使わない(1時間以上の保温なら直前にレンジに入れた方が安価)
●冷暖房とサーキュレーターの併用
●待機電力をなくす(小まめにコンセントを抜く)
●冷蔵庫の入れ方を考える
●シャワーヘッドを節水タイプにする
●浴槽の残り湯を活用する(洗濯や泥落とし、プランターへの水遣り等)
●雨水を貯めて活用
●節電節水トイレへの買い替え
●ガスの代わりにカセットガスを使用(大きな煮炊きをしない方や一人暮らしの場合、ガス会 社と契約するよりカセットガスの方が安価)

 
それぞれ、ライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。
 

40代50代にピッタリ|長期的視野からの光熱費節約術3選

不惑の40から知天命の50、人生の集大成の時期に差し掛かり、一つひとつの決断に今後の人生を考慮しなければなりません。断捨離やライフスタイルそのものの見直しも必要でしょう。
 
長期的視野に立った光熱費節約術を紹介します。
   

不要家電製品を処分する

近年ではさまざまなことが自動になり、そこかしこに電気製品が使われています。安心して清潔に暮らすために必要な物もありますが、元より知恵と工夫で自然界の動植物や雑菌と共存してきたのが人間です。以下は、無くても生きていける家電製品の例です。
 

●テレビ(あるだけで受信料1100円~/月を払わなければならないし、待機電力は大)
●炊飯器(土鍋や圧力鍋でも炊ける)
●空気清浄機・除湿器・加湿器
●食器洗い機・食器乾燥機
●アイロン
●オーディオ(PCやスマホで代用可能)

 
物を処分するとスペースが空き、空気の循環がよくなります。気分的にもスッキリし、新たな意欲も湧いてくるでしょう。
 

DIYも可|手軽な自家発電で必要最小限の電源確保

再生可能エネルギーの導入費用は高コストですが、ランニングコストでペイできるといわれています。けれども、導入が増えるほどに賦課金が増え、ますます電気代が上がってしまうのが現状です。
 
いっそ大手電力会社の送電線と切り離して、自前で電気を作り出すのもよいでしょう。
 
ポータブル電源が普及し、手軽に持ち歩けるようになりました。ソーラーパネルとのセット販売もあり、パネルそのものが電源の商品もあります。ベランダや車のダッシュボード、持ち歩いての自家発電など、常備しておくと便利です。
 
参考までに、ひとつの電気製品に対するソーラーパネルの必要電力量の計算式を紹介します。
 
(電気製品の1日の消費電力)Wh ÷(1日の日照時間) 3.3時間 × 1.15 (発電ロス)×(無日照日数) 日 =(ソーラーパネル)W
 

住環境を見直す

ソーラーシステムの導入とは別に、玄関や外構の灯りをソーラーセンサーライトにすると、節電と防犯に役立ちます。そのほか、内窓の設置や遮光カーテン、緑色植物プランターによる涼感と調湿効果など、現状の住環境への節約アイディアは無数です。
 
思い切った引っ越し・移住も視野に入れておきましょう。
 
光熱費込みの賃貸物件や、光熱費が気にならない住環境もあります。
 
例えば田舎暮らしの場合、猛暑の熱射を草木が遮熱し、土が吸収します。近隣との程よい距離は室外機の熱風を拡散し、笑顔の挨拶が心を和ませてくれるでしょう。ときには家庭菜園のおすそ分けを戴くこともあるかもしれません。
 
住環境の見直しは、光熱費の節約以上のメリットを生み出す可能性があります。
 

無理のない節約でスマートに生きよう

エネルギーの高騰は収まりませんが、まずは今できることをやりましょう。
 
とはいえ、光熱費のために何かを我慢しなければならない生活はナンセンスです。むしろ無駄を省き、自分が本当に望んでいた生活を実践するチャンスではないでしょうか。
 
いつ戦争が起こるか、どこで災害が発生するかわからない時代、行動を起こすあなたのパッションこそが一番のエネルギーです。悔いのない選択をし、一瞬一瞬を大切に生きましょう。
 

出典

NHK受信料の窓口
横浜市水道料金の改定について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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