いつの間に…「サブスク破産」におちいらないために必要なこととは？

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「サブスク破産」ということばは、サブスクリプション（定期購買）サービスに関連して、財政的な困難が生じ、支払いを続けることが難しい状況を指す言葉です。

サブスクリプションサービスは便利で魅力的ですが、複数のサブスクを抱えることで財政的な負担が増えれば、気づかないうちにサブスク破産のリスクが高まってしまいます。そこで今回は、サブスク破産におちいらないために必要なことについて解説します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 サブスクは便利なサービスだが知らないうちに支払いが増えていることも
2 サブスク破産におちいらないためには
3 サブスクは本当に必要なものだけを計画的に利用しよう

サブスクは便利なサービスだが知らないうちに支払いが増えていることも

「サブスク」とは、「サブスクリプション（Subscription）」の略語で、定期的な支払いを行い、特定のサービスや商品を利用できる契約型のビジネスモデルを指します。

これは、顧客がサービスや商品を購入する際に、定期的に使用料金を支払い、サービスのアクセスや、利用の権利を得る方法です。今では多くの人が、なにかしらかのサブスクに加入していることが多いでしょう。

サブスクは登録の手続きもしやすく、サービスや商品を利用すればするほど短期的にお得になる反面、あまり利用しないサブスクに加入している場合、かえって損をしている可能性もあります。たとえば、動画配信のサブスクに加入していても、忙しくて観る機会がほとんどないとすれば、サービスを利用していないのに料金だけを支払っているような状態になってしまうこともあります。

最近では、動画配信のサブスクだけでも複数のサービスに同時加入している人も多く、気づかないうちに支払いがかさんでいることも少なくありません。

昨今は、スマホのオプションやアプリの定期的な課金、音楽配信、化粧品やサプリメント、健康食品、コンタクトレンズ、グルメ、ウォーターサーバー、日用品など、あらゆるものや、サービスがサブスク化しています。

多くのサブスクは自動更新になっています。支払い方法はクレジットカード決済が多く、月末や月初に自動的に支払いが実行されているケースが一般的です。

さらに美容系や健康食品のサブスクの場合、無料お試し期間を利用すると、解約手続きをしない限り、自動的に契約した状態になるケースも多く、解約手続きをし忘れて、知らないうちに利用料金だけ支払っているケースも珍しくありません。

そのまま放置していると、いつの間にかクレジットカードの請求額が増え、支払いが困難な状況に陥る「サブスク破産」なる状態になってしまう可能性があるのです。

サブスク破産におちいらないためには

サブスクの複数契約や解約忘れによって、支払い困難な状況に陥らないためにも、まずは自身が利用しているサブスクを正確に把握しておきましょう。本当に必要なものはなにかを検討し、不要なサービスは、ただちに解約することが大切です。

特に無料トライアルなどを利用してサブスクに加入している場合、トライアル終了時に解約したつもりでも解約できていなかったという事例が増えています。こうした事態におちいらないよう、解約の際は事業者の公式ホームページで解約方法をよく確認してから解約手続きに移りましょう。

とはいえ、本当に必要なサブスクであるなら、お得にサービスを受けられるため解約する必要はありません。ただし、サブスクを今後も利用する場合は、まず予算を設定し、サブスク料金を含めた支出を計画的に管理しましょう。収入と支出のバランスをとることで、財政的な危機を予防することができます。

多くのサブスクは自動更新されますので、定期的に自動更新設定を確認し、本当にサービスを継続したい場合にのみ更新しましょう。不要な自動更新を防ぐことで、無駄な支出を避けることができます。

サブスクは本当に必要なものだけを計画的に利用しよう

サブスクは便利なサービスであるうえ、多くの場合は無料のお試し期間があるため、つい、いろいろなサブスクに手を出してしまいがちです。

しかし、複数のサブスクに加入していると、利用料金の管理が難しくなり、いつの間にか支払いがかさんでいることも珍しくありません。サブスクは本当に必要なものだけ利用し、予算の管理をきちんと行ったうえでサービスを楽しむことが大切です。