更新日: 2023.10.03 貯金

30代の夫が20代の金銭感覚のままで浪費しまくり!20代と30代では「平均貯金額」はいくら違う?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

30代の夫が20代の金銭感覚のままで浪費しまくり!20代と30代では「平均貯金額」はいくら違う?
効果的に貯金するには、毎月の収支を把握して、家計やお金の使い方を見直すことがポイントです。また、世代や生活環境によって、適正な貯金額は異なります。
 
そこで今回は、20代と30代の平均貯蓄額や、効率よく貯金する方法をご紹介します。「どのように貯金したらよいか分からない」と悩まれている人は、ぜひ参考にしてください。
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20代と30代の平均貯蓄額の違い

まずは、20代と30代の、貯金額と金融資産保有額の平均などを見てみましょう。単身世帯と二人以上の世帯の平均値をまとめました。
 
表1
 
表1
 
※金融資産保有していない世帯を含む場合の数値
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成
 
世代別に見ると、20代よりも30代のほうが「金融資産保有額」も「預貯金」も多い結果となりました。さらに同じ世代でも、結婚している世帯のほうが、全体的に数値は高いことが見て取れます。
 
20代の単身者にいたっては、預貯金額が100万円以下と、収入を貯金に回している割合が少ないことが予想されます。20代のうちは、働き始めたばかりで収入が少ないことに加え、貯金に対する意識も薄く、その分、支出が多くなるのかもしれません。
 
30代の既婚者になると、金融保有資産を保有している割合や金融資産保有額が、大幅に増えていることが分かります。将来の生活(子どもにかかるお金や住宅購入など)を考えて、意識的に貯金や資産計画を進めているのかもしれません。
 

効果的に貯金するためにすべき五つのこと

効果的に貯金するには、計画性を持つことが大切です。節約や貯金を意識しているだけでは、お金は思うようにためられません。
 
効果的に貯金するには、以下の五つのことを実践しましょう。
 

1. 現在の家計(収支)を把握する
2. 支出を減らす(おもに固定費)
3. 今後のライフイベントにかかるお金を把握する
4. 毎月決まった額を貯金する
5. 資産運用でお金を殖やす

 
まずは、現在の家計を見直して、無駄な出費がないかを確認しましょう。保険料やインターネット回線などは、定期的に見直すことで、固定費を減らせるかもしれません。
 
さらに、今後必要なお金から逆算して、無理のない範囲での毎月の貯金額や、目標を決めます。お金を使ってしまう人は、貯金用の口座を用意することもよいでしょう。また、貯金額の一部を投資に回して、資産運用することも、選択肢の一つです。
 

ライフスタイルに合わせて効果的な貯金を始めよう

20代の独身のうちは、自分のためにお金を使っても、大きな問題はないでしょう。
 
しかし、結婚などでライフスタイルが変化することで、将来は必要なお金が増えます。早いうちから、今後いくら必要になるのかを把握して、計画的に貯金を始めることが大切です。まずは、現在の家計を把握して、いつまでにいくらお金をためるのかを明確にしましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査
[単身世帯調査] 各種分類データ(令和4年) 2 金融資産の有無、金融資産非保有世帯の預貯金口座または証券会社等の口座の有無および現在の預貯金残高 4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 6 種類別金融商品保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

[二人以上世帯調査] 各種分類データ(令和4年) 2 金融資産の有無、金融資産非保有世帯の預貯金口座または証券会社等の口座の有無および現在の預貯金残高 4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 6 種類別金融商品保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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