使わないと損!?節水シャワーヘッドで年間いくら水道料を節約できる？

水道代を節約するために「節水シャワーヘッド」を使っている人もいらっしゃるでしょう。しかし、実際にどれだけの水道代を節約できるのかご存じでしょうか？

今回は、節水シャワーヘッドでどれほどの節約できるのか、どのくらい使用すれば節水シャワーヘッド代の元が取れるのか解説します。毎月の水道代を安く抑えたい人は、ぜひ参考にしてください。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 節水シャワーヘッドでどれほど節約できるのか？
2 節水シャワーヘッドはどれほど使えば元が取れるのか
3 節水シャワーヘッドは使い続けることで継続的な節約が期待できる

節水シャワーヘッドでどれほど節約できるのか？

東京都水道局によると、シャワーを15分出しっぱなしにした場合、180リットルの水を使用するとのこと。1リットル当たりの水道代の目安が0.24円であるため、15分のシャワーにかかる水道代は約43円になります。

家族4人が1日1回15分のシャワーを浴びたとしたら、1日で172円、1ヶ月で5160円の水道代がかかる計算です。上記の数字はあくまで目安ですが、こまめにシャワーを止めることでその分の水道代を節約できるでしょう。

さらに、節水シャワーヘッドを使うと使用中の水量を減らせるため、効率よく節水できます。一般的には30～50％の節水が期待できるとされていますが、実際の効果は製品によって異なります。

先ほどの家族4人のシャワーにかかる水道代で、どれほどお得になるのかを計算してみましょう。

5160円の30～50％は、1548～2580円です。

本来かかる予定の水道代は、年間で6万1920円ですが、節水シャワーヘッドを使用すると1万8576～3万960円もの水道代を削減できることになります。さらにこまめに止めるよう意識すると、より水道代が抑えられるでしょう。

節水シャワーヘッドはどれほど使えば元が取れるのか

節水シャワーヘッドは製品によって特徴が異なり、費用にも大きな差が見られます。3000円ほどのものから、2万円ほどのものまで価格帯は幅広く、価格が上がるほど機能が充実しており、節水効果が高い傾向にあります。自分たちの好みや、使い勝手に合わせて選ぶとよいでしょう。

先ほどの4人家族の場合なら、3000円の製品であれば2.3ヶ月ほど、2万円の製品であれば7.8ヶ月ほど使い続けることで元が取れます。長い目で見て出費を抑えたい場合は、節水シャワーヘッドに変えて毎月の水道代を節約するのが効果的です。

節水シャワーヘッドは使い続けることで継続的な節約が期待できる

節水シャワーヘッドは30～50％もの節水効果が期待できるため、毎月効率よく水道代を節約できます。家族の人数が多い家庭や、1日に何度もシャワーを浴びる人は早めに節水シャワーヘッドを使うことをおすすめします。

なかには60％以上もの節水効果をうたっているものもありますが、節水率が高い分水量が減るため、人によっては物足りなさを感じる場合もあります。それぞれの特長を比較して、使いやすい製品を選択しましょう。