更新日: 2024.10.10 家計の見直し
インターネットの利用料金が高すぎる!費用を抑えるための賢い戦略とは
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
インターネットの利用料金の平均は?
総務省統計局が公開している「家計消費状況調査 / 支出関連項目 詳細結果表3-4」によると、インターネット接続料の1ヶ月平均は3721円とのことです。
自宅のインターネット利用料金は、表1のように家族の人数によっても異なります。
表1
世帯人員数 | 世帯人員1人 | 世帯人員2人 | 世帯人員3人 | 世帯人員4人 | 世帯人員5人 | 世帯人員6人~ |
---|---|---|---|---|---|---|
インターネット接続料 | 2497円 | 3845円 | 4727円 | 5074円 | 5211円 | 4821円 |
※総務省統計局「家計消費状況調査 / 支出関連項目 詳細結果表3-4」を基に筆者作成
表1はあくまで目安にはなりますが、さらに高い金額を支払っている場合は、費用を抑えるために行動した方がよいでしょう。
インターネットの料金を抑えるポイント
インターネット料金はコツを知るだけで、すぐに抑えられます。本章では、インターネットの料金を抑えるポイントを2つご紹介します。
不要なオプションを見直す
インターネット料金を抑えるなら、まずオプションの見直しや解約から始めましょう。1つずつのオプションは小さな金額ですが、年間で考えると大きな節約につながります。
例えば、月額500円のオプションを1つ解約すると、年間で6000円の節約になります。オプションが1つではなく2つ・3つとなれば、年間1万円を超える節約が可能です。
ちなみに、インターネットサービスのオプションには、以下のようなものが挙げられます。
・セキュリティー系のオプション
・ルーターのレンタル
・迷惑メールの拒否サービス など
利用していないオプションは解約し、月額料金を抑えましょう。
ただしオプションに加入することで割引が適用されている場合や、絶対に必要なものもあるため、わからない場合は担当スタッフに確認して解約するようにしましょう。
お得な回線・プロバイダーに乗り換える
今の回線では節約が難しいという場合は、インターネットサービスを乗り換えるという選択肢もあります。
インターネットサービスは数多くの会社から販売されているため、うまく選ぶことで月額料金を抑えられるでしょう。インターネットサービスを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
・お得なキャンペーンが利用できるか
・実質の月額料金は今よりも本当に安いか
多くのインターネットサービスで工事費無料、月額料金割引などのキャンペーンを行っているため、乗り換える際は活用することを強くおすすめします。
ただし割引額やキャッシュバックは高いものの、もとの月額料金が高く、あまりお得でないケースもあります。そのため、支払予定総額からキャッシュバック額を引いた「実質料金」を計算し、本当にお得かを確認する必要があるでしょう。
インターネット料金を抑えて賢く節約しましょう
インターネット料金は固定費であるため、削減できれば大きな節約効果が得られます。まずはオプションの見直しから始め、他社に乗り換えられないかなどを検討することをおすすめします。インターネット料金を抑えて賢く節約しましょう。
出典
総務省統計局 e-Stat政府統計の窓口 家計消費状況調査 / 支出関連項目 詳細結果表3-4
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー