更新日: 2024.10.10 家計の見直し
2023年10月値上げの主な食品は? 食費の節約方法をあらためて確認しよう!
この記事では、どのような食品が値上げされるのか、詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ハムやソーセージは最大25%の値上げ!
2023年10月に値上げされる食品として特に注目を集めているのは、ハムやソーセージです。
9月に値上げを行った日本ハムに続き、国内の主要メーカーである伊藤ハム、丸大ハム、プリマハムも10月からの値上げを発表しています。伊藤ハムで値上げされるのは73品目で、値上げ幅は約5~15%です。丸大ハムでは約160品目が3~25%値上げされます。プリマハムで値上げされるのは一部商品で約3~20%の値上げです。
また、インスタントラーメンなどの即席麺も2022年3月以降、多くの商品で値上げが続いていますが、2023年10月も、消費者にとって、なじみの商品も値上げがされるとの報告があり、値上げ幅は希望小売価格の約10~12%です。
お菓子やアイスクリームも値上げ!
毎日のちょっとした楽しみに欠かせないお菓子やアイスクリームも2023年10月以降、値上げされます。
たとえば、赤城乳業ではアイスクリーム6品目を10月1日の出荷分から約10円〜20円値上げします。明治でもスナックやチョコレート、グミなどが4〜24%の値上げされ、定番商品である人気商品などが値上げの対象に含まれています。ロッテでは10月2日出荷分よりアイスクリーム18品目で4.1〜5.3%の値上げとなっています。
第3のビールも値上げ!
飲料もさまざまな商品が2022年以降、値上げされていますが、2023年10月には第3のビールが値上げされます。
これは酒税法改正によって350mlあたりの酒税額がそれまでの37.80円から46.99円になることがその理由です。値上げされる商品はキリンビール、アサヒビール、サントリーなど主要メーカーを筆頭に各社の値上げが予定されています。
ただし、同じく酒税法改正によってビールの価格は350mlあたりの酒税額が、70円から63.35円となるため、10月以降に6円程度値下げされます。
値上げ商品をしっかり把握して節約につなげよう!
家計の節約のためには、いつから何がどのくらい値上げされるのかをしっかり把握しておくことが大切です。特にお菓子やお酒など、うっかり買いすぎてしまうこともあるので気をつけましょう。
2023年10月には食品のほかにも日本郵便のサービスや東京電力・東京ガスの料金、UFJ銀行の振込手数料等が値上げされます。それらに対してもしっかりチェックしておきましょう。
出典
帝国データバンク 「食品主要195社」価格改定動向調査-2023年10月
国税局 酒税関係法令等の改正
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー